カテゴリー「 外岩④四国」の4件の記事

2016年10月12日 (水)

“ラジャラウト5.11d”RP 日和佐 16年10/10

この1週間、就寝時に目を瞑ると、瞼の裏に“ラジャラウト”のムーブが出てきた。
イメージだけだったら100回RPした。

1週間前の10月2日。

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/16102-1d69.html

「来週も日和佐行きたい。頼む、誰か付き合って」
私の懇願に付き合ってくれたのが、みゆさん、H井くん、シャントくん。ありがとう。

いつもより少し早い20時、梅田に集合し、日和佐へ。
夜更けまで宴会、起床は5時(早い!)。
6時半に岩場に到着し、7時よりクライミング開始。

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宴会風景。

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10bを2本登ってアップを済ませ、ビレイヤーのシャントくんを引き連れて“ラジャラウト”へ。
前回より潮が引いており、あまり濡れずに済んだ。

1便目、マスター。
実は一発で決めてやろう、とやる気満々で臨んだものの、核心でフォール。
イメージと誤差があって迷ったのと、やはりマスターはキツイ。

2便目。
1便目で誤差を修正。核心も越えたが、その後の1手を取るのに手間取りパンプ。
それでもなんとかガバをつかんだものの、あと2手のところでフォール。
ああ、悔しい~!

ひだまりエリアでは、新人3人がOS、RPを連発している模様。
H井くん、「これでみんなお土産ができましたね~」(イヤ、オレはまだ…)
そのままひだまりエリアにおればええものを、私が登る段になって集まってきた。
みゆさん、「動画、撮っときますね~」(え?ああ、そうやな…)

(新人どもめ…いつの間にかプレッシャーのかけ方が巧くなってやがる)
いったい誰が教えたんや?(オレか?)

3便目。
迷いもほぼなく、核心部へ。
さすがに動きがこなれてきた。
核心、左手を上へ送り、右手でスローパー、クリップ。
まだまだ余力がある。
さっき手間取ったホールドもなんなく取れ、後はガバを3手繋いで終了点。
無事RP!ふぅ、登れた!うれしい!!
ようやく“ラジャラウト”(海の王・シーラカンスの意)を釣り上げることができた。

https://www.youtube.com/watch?v=hzOKlMx6hxI

前回4便、今回3便で計7便でのRP。
ちなみにこちらは前回の3便目。ぐだぐだやな…
https://www.youtube.com/watch?v=NsjkTFpaZVQ

終了点はビバークできそうなくらいのテラス。折角なんで、しゃがみ込んでしばらく海を眺めた。
気持ちいい。最高の気分。
そろそろ結び替えをして降りようか、と思ったが、思いの外パンプしていて、ロープがなかなか解けなかった。

ちなみにラジャラウトのトライ7本のビレイは全てシャントくんにお願いした。
慣れないことで、苦労もあったろうけど、よく付き合ってくれた。
気持ちよく登れたのは彼のおかげである。ありがとう。


さて、まだ昼前。
当初、さっさとラジャラウトを済ませて、隣の“サウダージ”触ってみようかな、と考えていたが、そんな気分ではなくなっていた。
頭がボーっとして、抜け殻みたい。それに左肩に少し違和感があった。
なので、新人3人とひだまりエリアへ。

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H井くん。

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みゆさん。

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シャントくん。

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この日の日和佐は、暑かった先週とは違い、涼しくて過ごしやすかった。
陽は射しているものの、穏やかで、時折吹く風がまた心地よかった。

前回と違い、新人達もどんどんトライしていた。
中でもこの日はシャントくんが絶好調。
“潮騒エクスタシー10b”“カノープス10b”“フィッシュダンス10a”“のぼれタイヤキくん10c”の4本を次々とRP!


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日の出から日の入りまで、よく遊びました。

お風呂に寄って、阿波らーめん“一徹”で晩ゴハンを食べて帰りました。

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一徹、店名がちょっとアレやけど、うまかった。

2016年10月 3日 (月)

日和佐 16年10/2

あ~悔しい!
ラジャラウト登れなかった。今思い返しても悔しい。

久しぶりに日和佐の岩場へ行ってきた。
メンバーは、A阪さん、N澤さん、たにやん、ひじりん、みゆさん、シャントくん、チョリオの7名。

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前夜発、到着後宴会、3時まで。起床6時。当然、全員寝不足。

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今回はFit2台で。

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日和佐の岩場、私以外はみんな初めて。

8時前に到着、早速登る。

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“潮騒エクスタシー 5.10b”にMOSトライ、ひじりん。
私のイチオシルート。このトライでは登れなかったけど、2便目できっちりRP。

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私も10b2本でアップ。

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たにやん。

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A阪さん。

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シャントくん。

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N澤さん。

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みゆさん。

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グリベル兄弟。

アップの後、ドーム内に移動して、“ラジャラウト 5.11d”にトライ。
ビレイヤーはシャントくんに頼んだ。理由は、一番重いから。
ラジャラウトは1ピン目が高いところにあり、もし掛ける前に落ちてしまったら、海にドボンである。
私より体重が軽いと一緒に海へ引きずり込まれそう。

1便目、ドキドキしながらスタート。
下部はやはりカンタンで、余裕を持ってクリップできた。
3ピン目を掛けた後、手詰まりでヨレてテンション。
とりあえずトップアウトし、だいたいムーブを解く。

2便目、1便目と同じ、3ピン目の後でフォール。頭悪すぎ…
ココをちゃんとしとかないと、次の便でも同じことになるので復習しようとポンピングを試みるが、ちっとも上がらず。諦めて降りる。

3便目、やはり同じ箇所でテンション。
しかし今度は少し余裕を持ってテンションを掛けたので、壁に復帰できた。
この箇所と、その上の核心部のムーブを確認し、降りる。

4便目、ラストトライ。
気持ちが昂ぶる。しかし、核心部でのもう一手が出ず、フォール。
悔しい。登れなかったのはもちろん悔しいが、(ダメだ…)という気になってしまい、手が出せなかったのが悔しい。
何故あの時、手を出さなかったのか。全く自分が許せない。

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“ラジャラウト 5.11d”トライ中。

さてと。他のメンバーは。自分のトライに夢中で、ほとんど見ていない。
訊いてみると、暑くてあんまり登ってないとのこと。
確かにこの日は真夏のような暑さだった。

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絵になる男、たにやん①

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絵になる男、たにやん②

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絵になる男、たにやん③

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A阪さん、パンを食いながらアブミの練習?何かの検証?

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たにやん、“ラビリンス5.10d”を2便目でRP。
気迫のこもった、ナイスクライミングだった。
ちなみに私もトライしたが、魂の抜けたようなバッドクライミング。当然登れず。

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16時すぎ、撤収。

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少しヘンな記念撮影。

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フロとメシに立ち寄って、解散。
みなさん、お疲れさまでした。

2015年12月28日 (月)

“パピヨン5.11b”RP 日和佐2日目 15年12/27

寒さで目が覚めた。
あろうことか、上半身が寝袋から出ていて、さらにマットからもはみ出していた。
己の寝相の悪さを呪うも、時既に遅し。
昨夜温泉で癒した背中は冷え切ってカチコチ、再び鈍痛を放っていた。
(またぎっくり腰になったらエラいこっちゃ。無理せんとこ)
昨日“岬めぐり”終わっててホンマよかった。

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今日も天気よさそう。

さて、岩場に着いて、ひだまりエリアでアップ。

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K本ちゃん、“クロスアンダー”ムーブ。

秀さん、イサミン、K本ちゃんは、昨日に引き続き“岬めぐり”。
私は昨日1便出した“パピヨン5.11b”。

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イサミン“岬めぐり”

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秀さんも“岬めぐり”

“パピヨン”は、2便で登れた。
カブり部分はダイナミックなムーブ、その後ジャミング(私はコレが苦手…)、ステミング、と多彩で面白いルートだった。

昼頃、岬めぐりのヌンチャクを借りたい、と兄さんが言ってきた。
(また「バトルロイヤル」かな?)
しかし、その登り始めを見ただけで、全く次元が違うことが解った。
その登りは、本当に惚れ惚れする、自分が、(こう登りたい!)と思っている登り方だった。

私はクライミングの動画とかを見ても、どれだけスゴいのか、実はあまりよく解らないことがよくある。
それどころか、(これくらいならできるかも?)とマヌケな勘違いをする程である。
それは、上手い人が、あまりにスムーズに登るからだと思う。
実際に同じルートをやってみて、初めて、本当のスゴさが解るのである。
K本ちゃんが冗談で、「チョリオさんも、ジムの10aはあんな風に登ってるで」と言うので、ちょっとムカついたが、まあ、でもそういうことなのだろう。

その兄さんは、余裕で岬めぐりの終了点に着き、さらにルーフ部分に取り付いた。
日和佐最難“ディープインパクト5.13c”のチャレンジだったのである。
そら取り付き部の岬めぐりでヨレてる場合やないわな…

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“ディープインパクト”の兄さん。

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他にも“サウダージ”チャレンジ中のツヨツヨ兄さん。
いつか私も…

“ディープインパクト”兄さんの他にも、“MATRIX”や“サウダージ”にチャレンジする人を見て、私もちょっと「やってみるか!」という気になった。
“ひわさ丸5.12d”チャレンジ。分不相応は十分承知。
なぜそのルートを選んだか。
4ピン目に敗退用の残置カラビナがかかっていたから…ずいぶん後ろ向きやな…

分不相応で後ろ向きなチャレンジだったが、楽しかった。
目標(?)の4ピン目を越えて5ピン目までいけた。
ただ、保持していたホールドが欠けてフォール、落石を起こした上、指を怪我した。
さらに、ロワーダウン中、ビレイヤーの秀さんが転倒、着地寸前だった私は無事だったが、秀さんが軽い怪我をした。
改めて、クライミングは危険が伴う遊びである、ということを認識。

結局、秀さん、イサミン、K本ちゃんは、惜しくも岬めぐりを落とせず、宿題に。
帰りに温泉に浸かり、やたらと美味い塩ラーメンを食って帰った。

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ハラがへってることを差っぴいても、かなり美味い。

“岬めぐり5.12b”RP 日和佐1日目 15年12/26

登れてよかった…
RPした時、もちろん嬉しかったが、安堵感もひとしおだった。

初めて徳島県は日和佐の岩場に行ったのは今年の4月だった。
その月、私はジムで初めて12aをRPできて、かなりモチベーションが高かった。
11dをフラッシュ(もちろん“お買い得”ではあるが)し、同行したN出さんの勧めで“岬めぐり5.12b”(こちらも“お買い得”)をすることになった。

(イヤ、いくらお買い得いうても、12bやろ…)
まあ、せっかくなんで登ってみると…
(ん?イケルかも…?)
そこで時間切れ。あまりに短い初日和佐だった。

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アプローチ途中にある展望台からの眺望。

私はその(イケルかも…?)の感触が忘れられず、翌週、後輩2人を誘って再び日和佐へ向かった。
もちろん、“12クライマー”になる、という野望を抱いて。
まあ、そのルートが登れても“トゥエルブクライマー”かどうかは、甚だ疑問ではあるけれど。

後輩二人を陽だまりエリアで適当に遊ばせて、私は早速“岬めぐり”1便目。
RP狙いだったが、ポケットを間違えたりしているうちにテンション。
ホールドを確認、ムーブを固めて降りてきた。

再び後輩二人のトップロープの相手なんぞをしてから、いよいよ“岬めぐり”2便目。
しかし、“ソレ”は、いきなりやってきた。
俗称“魔女の一撃”、ひらたく言えば“ぎっくり腰”。

もはやクライミングどころではなく、別のチームにヌンチャク回収をお願いし、ホーホーの体で帰った。
日和佐の岩場に行ったことのある方なら知っているだろうが、アプローチ路がけっこう危ない。
駐車場まで熾烈を極めたことは、言うまでもあるまい。
当に“泣く泣く”日和佐を後にしたのであった。

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“潮騒エクスタシー5.10b”でアップ中のK本ちゃん。

あれから8ヶ月。
私は再び日和佐にやってきた。
もっと早くに来たかったが、ウミドリの営巣があったり、ウミガメの産卵があったり、暑かったり、雨だったりで長引いてしまった。

今回のメンバーは、秀さん、イサミン、K本ちゃん、チョリオの4人。
ひだまりエリアでアップを済ませ、秀さん、K本ちゃんは“甌穴群5.11d”、イサミンと私は“岬めぐり5.12b”に取り付いた。

イサミンはオンサイト権があるので、先に登る。
だいぶ頑張ったが、核心でテンション。

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イサミンも“岬めぐり”チャレンジ。

私の1便目。
使用ホールドは前回メモっておいたので、すぐにわかったが、
(ありゃ、こんなに遠かったっけ?)テンション。

K本ちゃん、甌穴群をあっさりRP。
かなりほっとした顔をしていた。
続いて秀さんもFL。まあ、二人とも当然やわな。

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さて、岬めぐり2便目。
遠かろうが、行くしかない。
気合を入れたが、またしてもテンション。

そして3便目。
この時点で、我々4人のほか、別チームからもう1名が加わり、5人による「岬めぐり・争奪バトルロイヤル」の様相を呈していた。

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秀さん、K本ちゃんも、岬めぐりに参戦。

バランスが崩れるのは2手。
そこをなんとか気合で耐えて、そっから上は根性で登る。
そんな作戦を立てた。
それは通常作戦とは言えない、旧日本帝国軍ばりの精神論である。
(でも、オレの取り得いうたら、コレしかないもんな)

作戦(?)はうまくいった。
核心部は2便目よりも、さらにバランスを崩し、体勢が低すぎてアンダーがピンチ持ちになったにも関わらず、それで無理やり体を引き上げたりした。

核心より上はカンタンなのだが、ヨレ過ぎて、かなりヤバかった。
声をはり上げて必死で登り、終了点にたどりついた。
私にとって“岬めぐり”は“岬大探検”だった。

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登れた~!!

たぶん、ドーパミンやらエンドルフィンが大量に脳内に分泌されたのだろう。
登ってる時には気づかなかったが、降りてしばらくすると、背中、肩甲骨辺りが痛くなってきた。
もし岬めぐりRPできたら、次は“ラジャラウト5.11d”をやろうと考えていたが、もはやその気力もなく、ヌンチャクの掛かっていた“パピヨン5.11b”で遊んだり、他の人の登りを見て過ごした。

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“パピヨン5.11b”K本ちゃん。

クライミングの後は、えびす洞温泉へ。
湯に浸かったら、背中の痛みはだいぶマシになった。
ひわさ屋で夕食後、テントで宴会。夜は更けていった。

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明日は何登ろうかなぁ…