備中・権現谷 23年9/23-24
今週末も権現谷へ。S田さんとチカさん、I根くんと。
先週ほとんど登れなかった(自分のせい)ので、今回はリベンジ。
私の狙いは“でえかでえどけぇにでえてえたでえこんてえてえて5.12c”(以下“でえこん”)
前回、下部の“河原べいと5.11c”はオンサイト済なので今回アップを兼ねてヌンチャク掛けを。
先週よりも涼しいけど、それでもまだまだ暑い。“河原べいと”の核心で一度テンション。
少し休んで“河原べいと”の終了点を過ぎ、上部の“でえこん”へ。
最初は順調に登れたけど、急に難しくなった。終了点直下はさらに難しい。ホールド探しとムーブ探りを繰り返すも解決せず。
結局トップアウトできずに1便目終了。既に汗だく。
2便目、“河原べいと”部分は再登できた。
さっきできなかった核心部分に取り掛かる。ぶら下がって、あーだこーだを繰り返す。
それにしても使えるホールドが乏しい。これだけでホンマに登れんのか?と考えているうちに、ホールドの持ち方を変えたら距離が出せることが判明。さらに足の位置を変えると安定感もアップ。
もちろん、きびしいムーブやけど登れそう。
3便目。どうしてもRPを意識してしまう。“河原べいと”を過ぎてさらに登る。核心前に到達。ビレイヤーのI根くんに声を掛けて大レスト。
再び、I根くんに「落ちるのでよろしく!」と声を掛けていざスタート。
順調に進むもホールド持ち変えるのを間違えて、敢なくフォール。
核心ムーブの練習を何度かしてから降りる。
何時頃やったか。3時頃?まだ暑い中、4便目。
いい塩梅に大きな雲が太陽を隠してくれている。
ビレイヤーのI根くんが「チョリオさん、上裸になった方がええんちゃいます?」と言ってきた。続けて「脱ぐことによって自分を追い込んでる方もいるみたいですよ」と煽ってくる。
私は今まで一度も上裸でクライミングをしたことがなかったが、彼の言葉に乗ってみることにした。確かに暑いしな。
もうほとんどレストも入れずに“河原べいと”を過ぎて“でえこん”核心手前へ。
その時になって雲から太陽が顔を出して日向に。I根くんに声を掛けて大レスト。
レストしながらホールドを確認、頭でムーブをおさらいする。
深呼吸しながら心臓の鼓動が落ち着くのを待つ。まだ太陽は隠れない。やれやれ、暑いぞ。
ようやく薄い曇が日の光を5割くらい遮ってくれた。
しびれを切らして薄曇りのタイミングでスタート。
さっき間違えた箇所をことさら丁寧に。しっかり保持できている。遠い一手!止まった!左足を上げてもう一丁遠い一手、こちらも止めた!
後はビクトリーガバを掴んで終了点にクリップ!
やった!!登れたで!!?嬉しい〜!!
掃除、回収しながら降りると、皆さんが「おめでとう!」「ナイス!」と声を掛けてくださった。喜びもひとしお。
“5.12c”をワンデイでRPする、というのは私の目標の一つだった。
実はそれを目論んでたけど今まで失敗してきた。
12の前半はワンデイできるようになってきたけど、やはり12cは難しい。どうしてもムーブの解読に便数がかかってしまう。
今回ようやくできた。
I根くんが動画を撮っててくれました。感謝。
https://youtu.be/toNbTmKi31U?si=YQA_7CEPjkaAYQnc
初日のクライミングは終了。
東城でお風呂、夕食を食べて買い出し。宿泊はながの村で。
2日目、日曜日。
アップでまた“河原べいと”を登る。いいルート。私好み。
この日は“さの茶”にトライしようと考えてたけど、ラインを間違えてしまった。(後から“さの茶”トライの方が来られて判明した)
間違えたついでに?そのまま“蛇の道は蛇”をトライ。
核心部がチンプンカンプン。しかも日照りがヤバい。
4便目にしてようやく(これかな?)というムーブを見つけてトップアウトできた。
しかし強烈過ぎる。今の私に登れるかな?もっといいムーブがあるような。
3時半頃、片付けて撤収。
帰りの車では運転代わります言うときながら思い切り寝てしまった。運転のS田さん、すいませんでした、ありがとうございました!