カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の48件の記事

2025年1月15日 (水)

これまでのクライミングを振り返る

あんまり自分のブログを見たりしないし、手帳はつけてるけど見返すことはほとんどない。

大みそかに昨年のクライミングを見返してみて、また先日不動岩に行った後に以前不動岩に通った時のブログを読んでみて、これまでの自分のクライミングを振り返ってみようと思った。

いつも自己満足のブログやけど今回は完全にソレなので退屈やと思います。すんません。


       5.11  5.12  5.13
2013年44歳
2014年45歳  8
2015年46歳  19   3
2016年47歳  41   4
2017年48歳  54   6
2018年49歳  30   5
2019年50歳  43  14
2020年51歳  12   9

2021年52歳   6    9     1

2022年53歳  19  16   2
2023年54歳  30  35   1
2024年55歳  32  26   1


2024年まで

5.11・294本
5.12・127本
5.13・5本


2010/3/7(40歳)初ジム、パンプ
当時“いろり”という山の会に入っていて(今も入ってるけど)そこで知り合ったあやさんに連れて行ってもらった。
初めて“フリークライミング”というものを体験。10aを必死で登った覚えがある。
パンプしまくって帰りに寄った王将では箸がまともに持てず、そして翌日の仕事(郵便配達)ではバイクのブレーキが握れなくて焦った。ちなみに郵便配達のカブは後輪がフットブレーキなのでなんとか事なきを得た。
2010/3/22
初外岩、北小松、チョッパーさん・一休さん
http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/1022-d6df.html


当時一緒に山登りしていたチョッパーさんに外岩に連れて行ってもらった。トップロープで10台を2〜3本登っている。
2010/4〜5月
先述の“いろり”繋がりの助役さん、サノさん、栞さん、ゴマシオさんに教わりながらたまに水曜日のクラックスへ。
目標の10dが登りたかったけど登れず。
クライミングで5.11aが登れるようになりたくて、天王寺のボルダリングジム、トビトで月パスを買って訓練。
この時はまだ息子も小さくて寝かした後にジムへ行くので深夜12時までやっているトビトがありがたかった。
結局右肩四十肩になって2ヶ月で止める。この後はフリークライミングしなくなる。
2010/7Kodac入会
“いろり”繋がりのマユミさんに声を掛けていただき、Kodac山岳会に入会。
毎週ロープワークやアルパインの訓練。
フリークライミングはほとんどせずにアルパインクライミングばかり。


2012春(42歳)
Kodacの仲間である山秀さん・イサミン等とグラビティなんばに行き始める。この時はアルパインの登攀能力を上げるのが目的。お金と時間がないので回数券で週に一度位。
2013/4/11(43歳)
グラビティなんばで初めて11aが登れた。これを期に6ヶ月券を購入。フリークライミングに本腰を入れる。
ちなみに“フリークライミング”をいつから始めたか?と言われたら私はこの時やと答える。
これまではフリーのルートを登りたいとは思ってなくてあくまでもアルパインの練習だった。
かなり貧乏だった私が半年券を買うくらいだから相当の意気込みやったと思う。本格的に(フリークライミングをやろう)と決心したのがこの時だった。

あと、私の熱心なブログファン(そんな奴はいないか)なら気付いていると思うが実は2011年9月〜2015年10月までの4年間ブログを書いていない。

https://app.f.cocolog-nifty.com/cms/blogs/1267460/entries/102119703
↑久しぶりのブログ


今思い返してみると、この期間はかなり忙しかったのだと思う。
仕事もそうだし息子も幼かった。熱中していた山登りからアルパインクライミングへ。そしてフリークライミングへの過渡期。
他にもオーケストラにも所属していたし、カメラ(風景写真)も好きだった。スキーをやってみたのもこの期間やったかな?

本当にいろいろやってて忙しかったんやろな。

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-95d1.html

↑カメラのこと


2013/9/30
初烏帽子岩。М西くんと。何も登れず。
これまでに外岩は2〜3回?誰かに“連れて行って”もらったことはあったけど、初めて初心者同士で外岩に行ってみた。
振り返ろうにも頼みのブログがお休み中でクライミング手帳には上記しか書かれていない。
覚えていることといえば、たぶん登れるやろ思った“アフターバイト5.9”に全く歯が立たず、しかもかなり危なっかしかったと思われローカルのクライマーに注意されたけど、何が悪いのかもよく解ってなかった。
ジムでばかり登ってるので自分でクイックドローを掛けるのは初めて、ヌンチャクの上下、逆クリップもよく解ってなかった思う。
そもそもシングルロープもクイックドローも持っていなくて(お金がなくて買えなかった)М西くんに借りていた。
グラビティなんばで10cくらいまでなら安定して登れるようになっていたので5.9や5.10aくらいなら登れる思っていたけど全然、何も登れなかった。


2014/4/5(44歳)烏帽子岩
グラビティなんばで一緒に登っている山秀さん、イサミン、K本ちゃん、М西くん等と烏帽子岩に通い始める。
“イナバウアー5.10b”や“サピエンス5.10c”をみんなでセッションしたのを憶えている。
我々は全員初心者だったのでI橋さんやアンパンマンさん、アリさん他のベテランクライマーにいろいろ教わった。
2014/7/12烏帽子岩ジャスティス5.11aRP初イレブン
外岩で初イレブン。嬉しかったはずやけどあんまり覚えていない。
2014/7/15グラビティなんばで初11cRP
2014/10/11レスケープ11bRP
グレード更新やけどほとんど記憶ナシ。


2015年1月(45歳)吹田市交響楽団を退団
クライミングに集中するために1992年から23年間お世話になったオーケストラを辞める。
楽器(チューバ)は高校の吹奏楽部から30年続けていた。学生時代に100万円で買った(3年ローン)楽器も手放した。

2015年1月〜2月K本さん達と烏帽子岩に通う。ようやくシングルロープを購入。K本さんは大怪我をされてクライミングをされなくなり会わなくなった。お元気にされてるかな。

2015/4/7グラビティなんばで初12aRP。初めての5.12。正面壁右のピンクホールド課題。2/24に初めて触ってから1ヶ月半かかった。

2015/4/18甌穴群11dOS

日和佐の岩場で11dがオンサイトできてしまった。(このルートは今は11a?言われてるそうな?)

まだ11cのRPもしていないのに。

11dのオンサイトなんて今でもなかなかできるもんではなく、12aをオンサイトするまでずーっとオンサイト記録はこの“甌穴群5.11d”だった。

2015/9/12東高座岩ウィルキンソン炭酸水12aRP初トゥエルブ。

初イレブンと違って初トゥエルブはよく覚えている。帰りに寄ったコンビニでアイスを食べながらウキウキしながらクライミング手帳に記入したことは今でも憶えている。
2015/9/24グラビティなんばで初12cRP
2015/12/5かみなかカンテ初11cRP


2015/12/26(46歳)岬めぐり12bRP
2015/12〜2016/2不動岩に通う
https://app.f.cocolog-nifty.com/cms/blogs/1267460/entries/103392512
5.12を3本登って“トゥエルブクライマー”として自信満々で不動岩へ。そしてコテンパンにされたことはこないだ書いたばかり。

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-cdccec.html


2019/4月いろいろあって引っ越し。母親と暮らすようになる。察してください。
2020〜2021コロナ禍
コロナ。大変でしたね。ジムも閉まって外出もできなくなって。家で指トレし過ぎて肘壊した。片足スクワットやり過ぎて膝壊した。懐かしい。

https://app.f.cocolog-nifty.com/cms/blogs/1267460/entries/127075614

https://youtu.be/ChQpoFFLvpw?si=2AMOuiAkGFopJU2m


2020/10/31(50歳)禁断のセプテンバー12cRP
2020/12/12(51歳)枯れ木のフェイス12dRP
この頃は鳳来の鬼岩に通っていた。この“枯れ木のフェイス”の後は“ドント・ストップ・ザ・カーニバル”をトライして初13を目指していたが膝の故障で断念。
2021/9/14アノニマス13aRP初サーティーン
いろいろあったけど初めて登れた5.13。
2024/11/30(54歳)黒帯13bRP


RPの最高グレードは黒帯の5.13bだがオンサイトの最高グレードは5.12b。
もうすっかりフリークライミング一辺倒ではあるが、一応最初はアルパインクライミングで高難度の登攀を目指していた。ので「オンサイト」には拘りを持っていた。それは今もある。かなり薄れたけど。
最初に買ったフリークライミングの本、尊敬する平山ユージさん(実は同い年)の本だが、その中の一文は今でもよく憶えている。

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/32-16313-b533.html

↑そのことを書いてある記事。今よりオンサイト指向が強い。


私はスイッチが入ると脳内麻薬がいっぱい分泌されるようでそれで実力以上?の力が発揮できている気がする。
この“火事場のクソ力”的な力にこれまで何度も助けられているような気もするけどいい事ばかりではない。
痛みを感じなくなるために無理なトライで故障がひどくなってるのは間違いない思う。
“客観的視点”を持ってのトライを心掛けるようになって、とは聞こえが良いがその実は(思い切りがない)(ビビってる)トライと紙一重の気もする。悩ましい。
まあそれでも肘も痛いし故障してるんやからちょっと労って登ろうか、と自分に言い訳しながらのトライが増えたのは事実。
ちなみにこれまで12bオンサイトは先日も達成できてこれまで3本。


2020/9/26 小豆島・ミサゴロック ロックンロール5.12b MOS
2023/5/13 佐久志賀の岩場 スパイシーキャロット5.12b OS
2024/12/31 梶賀の岩場 元気です5.12b MOS


12aのオンサイト。

2023/3/18 小豆島・赤嶽 ステイゴールド5.12a MOS
同 デクラス5.12a MOS
2023/5/13 佐久志賀の岩場 ブラックバード5.12a MOS
2023/9/9 下帝釈峡・第三道場 荒波5.12a MOS
2023/10/7 甲府幕岩 爆弾低気圧5.12a MOS

2024/7/7 備中・レイクビュー アイデア勝負5.12a MOS

2025/1/5 紅ノ峰 ショートホープ5.12a MOS


イレブンで印象に残っているオンサイト

2014/12/23 駒形岩 フィギュアヘッド5.11b OS

2019/3/3 蝙蝠谷 復活5.11c MOS

2019/10/13 下帝釈峡・岩谷 Death Penalty5.11d OS

2022/7/3 備中・2ルンゼ 蜘蛛の巣の上の人5.11c MOS

2022/9/13 柏木 オリジン5.11+ MOS

2022/9/17 瑞牆 オリーブ5.11c MOS

2023/9/17 備中・権現谷 河原べいと5.11c MOS


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2025年1月 1日 (水)

今年のクライミングを振り返る 2024年 12/31

大みそか。1年経つの早い。ここ数年、いや10年以上ずっと言うてるな。

さておき、毎年恒例のやつです。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-66c3fc.html

↑去年の


今年は5.11が32本、5.12が26本、5.13が1本、登れました。


これまでは5.11が294本、5.12が127本、5.13が5本。こうして数えてみるといっぱい登ってるなあ。


さて、今年はクライミング的には最悪のスタートやった。

前年秋に右肘を傷めて長期レスト。冬の間はクライミングは全くできず。3月末にようやくバムに復帰、ローカルエンデュランスから始める。

この間はずっとプールに通っていた。ああ、思い出した。クライミングができないのは辛かったな。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/02/post-0700bf.html

↑水泳のこと


4月半ばに久しぶりに備中に訪れてイレブンが登れた。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-98a086.html

↑備中・2ルンゼ


そして4月末に鳳来ガンコ岩で“ホフマン教授5.12a”が登れた。久しぶりの5.12のRPでようやく復活したな、と思えた。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-90d9e9.html

↑鳳来・ガンコ岩


5月初めには初めて鳳来の韋駄天ロックを訪れた。韋駄天ロックはこれまでも何度か行こうと試みたものの悪天に阻まれて行けなかったのである。

ちなみにこの時ご一緒したI上さんはジムではおなじみやったけど外岩はこの時が初めてやった。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-35a1ce.html

↑韋駄天ロック


6月は島根、地合の岩場へ初めて訪れた。ここも以前からマメオさんのブログ等を見て(行ってみたいな)と思っていた。

ちょっと(かなり)暑かったけど海近の岩場でロケーションは最高、楽しかった!ボルトが古いのがちょっと(だいぶ)怖かった。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-a296f8.html

↑地合の岩場


7月、かなり暑いが登りたい病の私は灼熱の備中へ。

付き合っていただいたI上さん、I根くん、ありがとう。

でもたぶんこの方々も私と同じく登りたい病。しかも重症。南無。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/07/post-e1aa6e.html

↑レイクビュー


大昔に行ったことあるレイクビューエリアだが、完全に忘れていてアプローチで迷いまくった。


8月。人生初の蓄膿症、交通事故で足首捻挫、謎の脇腹痛。そしてお盆はみんな小川山や瑞牆、涼しい岩場へ。私は仕事…

あの時はどうしても小川山へ行ってみたかった。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-e50270.html

↑弾丸・日帰り小川山


I根くん、付き合ってくれてありがとう。運転12時間、岩場滞在6時間。バカみたいな遠征やった。それでも楽しかった。


9月は甲府幕岩、坊抱岩や佐久志賀の岩場に行った。山梨県・長野県へ遠征。

現地ではSNS繋がりのタゴさん、ジャッキーさん、たまさんと会って話をすることができた。

坊抱岩〜佐久志賀の岩場の2日間は悪天だったが『奇跡』の岩選びにより両日とも快適にクライミングを楽しめた。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-6a66ed.html

↑坊抱岩

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-896b58.html

↑佐久志賀の岩場


そして10月。涼しくなり始めた頃合いから(今年はかなり暑かったけれども)満を持して帝釈・第一道場へ通い始める。

去年途中で諦めて登れなかった“黒帯”に再トライ。

ブログでも書いたけどI根くんに「最近チョリオさんの『本気』を見ていない」と言われたことが少し引っかかってた。

そらそうやろな、と思う。分かってた。今年は10月まで5.12を25本登っているがそのほとんどが5.12aで12bが少し。12cや12dはトライしていない。

4月に復帰してからずっとクライミングは休まなかったけれど、あまり激しい動きや肘に負担のかかる動きは避けていた。

秋になるとジムでもハードなスタミナトレーニングは控えるようになった。

それは秋に黒帯をリベンジするためだった。

昨年は毎日のように5.12を連登するスタミナトレ。外岩でも12cや12dもトライしていた。

確かに持久力は今以上やったし、動きもかなり良かった思う。しかしその“いい調子”が落とし穴。

ちょっと肘痛いな、ってなってたのに構わずやり続けて結局壊れた。

肘は“消耗品”なのだと改めて認識した。

今年は絶対、故障によるリタイアは避けたかった。それでも“黒帯”のトライを始めると肘が痛くなってきた。去年の右とは逆の左肘。

今年もまた諦めないといけないのか。ジムではほとんど登らずクライミングは週末の第一道場だけだったが、肘痛はどんどん酷くなっていった。

更に定期便?のぎっくり腰にも見舞われ、RPが遠のいたと思ったけど結局その後に登れた。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-180d89.html

↑黒帯RP


今までのクライミングの全てを注ぎ込んだ渾身のトライでした。登れて本当に良かった。


この後も第一道場へ行ったけど、12月末でおしまい。私には寒過ぎる。

とは言うものの。

実は黒帯が登れていないことを想定して、真冬も第一道場へ通うつもりにはしていた。

第一道場は太陽さえ出れば結構暖かく、寒がりの私でもなんとかトライできそう。しかしながの村まで車で行くのが大変そう。なので下の土産物店から歩いて40分、とかロープは1本にしてヌンチャク2人分持ってパートナーは身軽になってもらってなんとか付き合ってもらおう、とかいろいろ考えていた。

なんかそういうのも既に懐かしい。こうして振り返る機会があったから思い出したけど、もう忘れてたな。


さて。

今年もクライミングを楽しめました。これもひとえにお付き合いいただいたみなさんのおかげです。ありがとうございました。

特に今年はI上さん、I根くん、帝釈峡へ集うクライマーのみなさん、本当にありがとうございました。また来年も、どうぞよろしくお願いします。


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2024年11月20日 (水)

またぎっくり腰

またぎっくり腰になった。

前回は5月やったみたいなのでちょうど半年。予定通り。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-420bec.html

↑前回


2週間ほど前に背中が“ピキッ”となり、前兆はあった。だいたいこの「背中ピキッ」は地震でいうところの余震である。この後決まって本震がやってくる。

(そろそろくるやろな、年末は避けんとな)と思ってたけど思ったより早かった。

それが金曜日で、土日で帝釈に行く前日だったので非常に困った。


一緒に行ったメンバー、岩場での仲間達に大いに助けてもらった。

ロープ、ヌンチャクは免除でアプローチはかなり楽させてもらった(それでもかなり危なっかしかったけど)。

ビレイも免除で岩場ではほとんど横にならせてもらっていた。

登るのももちろんグダグダなのでヌンチャクを掛けてもらった。

車では快適な助手席をほぼ独占していた。


皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

これに懲りずにまた付き合ってやってください。


2024年8月 7日 (水)

災難続き

この1ヶ月間、厄年かなって思うくらい災難続きです。

ことの始まりは7月のはじめ。風邪っぽい症状が続いた。鼻詰まりと頭痛。

ただ、熱は出なかったので仕事は休まず。この時に無理せずに休んで治しておけば…と今になったら思う。

その後治るどころかどんどん悪化、副鼻腔炎いわゆる蓄膿症を発症。これはキツかった。

毎日何度も鼻うがいをした。鼻うがいは痛いし大変と聞いていたが、私はそれほどでもなかった。

プールで不意に鼻から水を吸い込んでしまうあの痛さに比べたら大したことないし、何よりスッキリするので率先して何度もおこなった。

その副鼻腔炎になった後くらいに、ふいに右脇腹に鈍痛があった。

その時は副鼻腔炎が辛くてあまり気にならなかった。3日もしたら治るやろ、思ってたのだが。

3週間ほどで辛かった副鼻腔炎もようやく収まったが、今度はその謎の右脇腹痛が気になり出した。

すぐに治るかと思われた痛みは治るどころか少しずつ増してきていた。だからといって我慢できないほどではない。


どうしよかな〜なんて少しボーッとしていたのだと思う。

仕事の帰り、原付バイクで転倒、右足を怪我してしまった。整形外科を受診。捻挫全治2ヶ月と診断。なんてこった…


捻挫だけでも大変なのだが例の右脇腹痛がいよいよ仕事に支障をきたし始めたので、健康診断を受けた病院へ通院。しかしわからないので他所の病院を勧められる。全く頼りにならない。

翌日に違う病院へ通院したが、腹をこねくり回された挙げ句、やはり分からないとのこと。紹介状を書くので大病院で診てもらうようにと言われた。

次の日、朝から大病院を訪れ、何やら高そうな機械でいろいろ検査。そして…結局やっぱり分からない。原因不明と診断。その検査費用、なんと10900円。おお…ワカランのならせめて3割引くらいして欲しい…

この右脇腹痛は現在も治っていない。


とまあ、1ヶ月間でなんかいろいろあった。

今もまだ右足捻挫であまり動かせないのと、ずーっと続いてる腹痛。でも、なんとなく一区切り?ついたような。

ちょっといろいろある時なのかもしれない。行動は慎重にしよう(苦手)。

2024年5月15日 (水)

ぎっくり腰のこと

私はぎっくり腰に関してはベテランである。

偉そうにいうてもちっとも自慢できることではないのだが。

初めてぎっくり腰になったのは35歳の時。当時の仕事は郵便配達で、配達中バイクを倒してしまい、その重いバイクを起こす時にグキッとやってしまったのだ。

それから20年近く、だいたい半年毎にぎっくり腰になった。

ちなみにぎっくり腰のことは以前もこのブログに書いてある。


http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-48f2d5.html


最近はだいたい6〜7月と12〜1月の2回、定期的にやってくる。もう慣れっこで、なってしまった時の「いなし方」も心得ている。のだが…

今年の冬はぎっくり腰にならなかった。

忙しい年末年始になんとなく怪しくなって、(これはもうすぐくるな)と覚悟していたのに、結局1月、2月が過ぎても大丈夫だった。


お正月からプールに通い出したからかな?

よく水泳をしている方々は口々に「プールは腰に良い」と言っている。

3月になっても4月になっても腰は大丈夫だった。それどころか絶好調だった。


4月中頃からクライミングを再開した。クライミングは肘を痛めて11月から5ヶ月間レストしていた。

最初はかんたんなやつ、ちょっとずつ難しくして、最近はようやく12の前半。

このくらいのグレードが私にはやっぱり面白いし楽しいのだが、身体に負担も多くなってくる。


そしてとうとう今週の月曜日。

約1年ぶりにぎっくり腰になりました。


(やっぱりクライミング?認めたくないんやけどな…?)

2024年3月28日 (木)

ダイエットの思い出

“ダイエットの思い出”ってなんか変なタイトルやな…ま、ええか。

私は3年前くらいから「あすけん」というアプリを使って体重を記録している。

別に記録してるからといって後で見返したりすることもないのだが、今日たまたま過去の記録を見ていて(今まで一番痩せてた時は何キロやったやろ?)と調べてみた。

結果、58.7kg。(ああ、あの時か)これを見て思い出した。


まだ5.13が登れていなかった頃。私は13aをトライ中だった。

確か何度かやってみて(いけるんちゃうか)と手応えを掴んだ頃にダイエットを始めたと思う。

その時のダイエット法は“ケトジェニックダイエット”。

簡単に言うと糖質をカットして脂肪を燃焼しやすい、痩せやすい体に変えるダイエット。興味ある方は調べてみてください。

クライミングに関して“だけ”は真面目な私はこのダイエット法が上手くいってぐんぐん体重が落ちていった。

「糖質カット」と聞くと厳しいイメージを持つと思うけど、脂質は摂っても大丈夫。実はお肉食べ放題なのである。

なのであんまり空腹になることもない。ただお米や麺類はダメ。いわゆる“ご飯食い”である私は白ご飯ナシはキツイやろな、と思ってたけど、やってみたら米抜きは意外と大丈夫やった。

その代わりにキツかったのが、お好み焼きと焼きそば。いわゆる“粉モン”。

大阪人である私のソウルフードである。


だが私は耐えた。(13登るまでは絶対にダイエットをやめない)と決めていた。

ケトジェニックダイエットは健康的、という記事もよく見たけど、私には体質的にあんまり合ってなかったかもしれない。

頭がぼーっとすることが度々あった。それになんか力が入れられない感じもあった。

ちょっと仕事にも支障をきたすかもやったけど、それでもダイエットはやめなかった。

あのまま13が登れなかったらどうなってたんやろ?狙いのルートは無事にRP。ソッコーで風月行ってお好み焼きと焼きそばをしこたま食ったのは言うまでもない。あっという間にリバウンドしました。


今やったらそこまでがんばって体重落とさんでも登れる、思えるんやけどな。当時はほんまに真剣やったな。いい思い出。

でもほんまにあのまま登れんかったらどうなってたやろか?

2024年3月11日 (月)

近況。

こんにちは、お久しぶりです。

肘はもうすぐ治りそうでなかなか治らないです。

以前ならきっと(もういいや!)ってやってしまうくらいには治ってきてます。


こないだ蝙蝠谷の“山田川クリーン作戦”に参加してきました。

ほとんど登れないけど、久しぶりの方々と会って話しして、同窓会みたいで楽しかった。

その時、やはりみなさん先ず私の故障を心配してくれ、そしてこのブログを楽しみにしてます、というとても嬉しいお言葉を何人からもいただきました。

とてもありがたいです。こんなただの自己満足のブログやのに…


クライミングができない代わりにプールにはほとんど毎日通ってます。

先日、目標だった1000mが泳げました!

基本練習の伏し浮き・けのび・バタ足をいっぱいやって、省エネで泳ぐ練習をずっとやってました。

伏し浮きとけのびの練習はレーンを陣取ってしまうので空いてる所を見つけてやってましたがまあまあ迷惑。ボルダー壁占領してトラバースしてるみたい。

動悸が上がらないくらい省エネで泳げるようになったら、もうウォーキングと変わらない。ずーっと泳いでいられる。ただし、すごくヒマ。

今はまだ手の伸びが〜とか息継ぎの仕方とかターンの出来とか、いろいろ考えることも多いけど、そういうのが無意識にできるようになったら…めっちゃヒマなんやろな、思う。

考えたらそういうのが苦手でランニングしないのに、この先耐えられるやろうか?

クライミングのローカルエンデュランスもヒマなのが嫌でなかなか継続できなかった。

ランニングやローカルエンデュランスはまだ音楽を聞きながらできるし、景色が変わったりホールド変えたりして変化があるけど、スイミングは変化もなさそう。景色も単調やし…


最近は水泳の動画をよく見ている。そういえばクライミング始めた頃は、よくクライミング動画見ていたな。

それでいろいろ知識を得てはプールで試してみたりする。で、自分であーだこーだとやってみるのだが、これを客観視できない、今自分がどういう体勢なのかが分からない、というが結構困る。

その点クライミングは動画も撮れるし、仲間もいたので、ちょっと見ててくれる?と頼めた。

プールには友達はいない。2度、コーチを頼んで1時間ずつ教えてもらったことはあったけど。


でも、自分なりに解ったことは、自分の感性に従うのが良い、ということ。クライミングもそうだった。

クライミングも考えて見ればずっと自己流で、教えてもらったことは一度もない。

体の動かし方、こうしたら楽、こうしたら力が出る、みたいなことはいろいろやってみて、動きをつかんだら、後は反復練習。体に覚え込ませる。

水泳に関しては、私は未だ2ヶ月しか経験がなく、全くの素人である

クロールがちょびっとできるようになったと言っても、2ビートクロールというすごく楽な泳ぎ方しかできない。

その2ビートクロールでもまだまだ改善の余地はいっぱいあるのだけれど、手のかき(プルというらしい)と足のキックと呼吸(鼻から吐く)を合わせる、そして手が伸びる(グライドというらしい)のと足が伸びるのを合わせる、この2つができるようになって、急に距離が泳げるようになった。

この感覚はクライミングのホールドを取りに行く動きにも似ている。

こういうのは動画、私は贔屓の動画が今のところ4つあるのだが、先生(?)4人ともに、このタイミングを合わせることはとても大切だとおっしゃっていた。

しかしこれを見ただけで実際にできるようになるのは大変ではないかと思う。

しかも子どもや青年でなく中年のおじさん、おばさん。またはおじいさん、おばあさん。

私がプールで良く見かけるのはほとんどそういう方が多い。

こういった体を動かす“コツ”的なもの。スキーもそうだし、自転車もそうだと思う。これを言葉や文章で伝えようとしても、なかなか上手くできない。こういった感覚を掴むのはなかなか難しいと思う。

私はたまたまクライミングをしていたので、力を入れ方、抜き方、それを呼吸と合わせる方法を知っていた(ただしクライミングは口で水泳は鼻。最初は良く間違えて溺れそうになった)ので割とその感覚は早く掴めた方だと思う。


ん。何を書いてるんやったっけ?

別に水泳のことをこんないっぱい書くつもりはなかったんですが。すいません。


ま、私はそれなりに元気にやっています。

もう少しでクライミングも再開できると思います。

みなさま、またどうかご一緒よろしくお願いします。


2024年2月19日 (月)

水泳のこと

みなさん、こんにちは。お久しぶりです。

ずいぶんごぶさたしてます、まさか肘痛がこれほど長引くとは思ってなかったです。ちなみに完治はまだですが、もうすぐ治りそうです。

クライミングのない生活はほんとにつまらないですね。今まで故障や怪我の度に思うのに(つーか半年前に膝の手術をしたばかり…)何回繰り返すんやろか。

若干、精神を病み気味で少しダークサイドに引き込まれてるような。

神さま、今度こそ謙虚に慎ましく、常に感謝の気持ちを忘れずに生きますので、どうかクライミングできるように…

んー。すでにウソくさいな。

まあ、でもだいぶ懲りてるので、ほんと、クライミングしたいです。よろしく(誰に?)


さて、愚痴はさておき。

最近はよくプールに通っています。クライミングできなくなって、体を動かさなくなると際限なく体重が増えていくし、以前からクライミング以外の運動は水泳がいいな、と思っていた。

市民プールだと一回700円とお手頃やし、歩いて5分なので行きやすい。

水泳はあんまりちゃんとやったことないけど、たしか中学生の頃にクロールで(あ、コレ、ずっと泳いでられるな)という感覚をつかんだことがあって、それは今でもなんとなく覚えている。

ので、まあ、ちょっとやったらすぐに泳げるようになるやろ、と軽い気持ちで行ってみた。

ところがその感覚は幻で、全然泳げなかった。平泳ぎはなんとか25mくらいは泳げたが、クロールは25mどころではなかった。

水はいっぱい飲むし、鼻は痛くなるし、めちゃくちゃしんどいし、全然楽しくない。泳いでるより溺れている時間の方が長い。

横で年配の方が軽くスイ〜と泳いでいるのを見て、(おかしいな、オレもこんな感じで泳げるはずやのに)と思ってやってみても全くダメだった。


一回目のプールの後、もうプール行くのん止めよかな、と思ったけど、せっかく?故障中やし、クライミング再開したらこんなにまとめて時間を取ることもない。そこで思い切ってマンツーマンレッスンを申し込んだ。

そしてレッスンの日。先生に「私はクライミングがメインで水泳はトレーニング程度なので、速く泳げなくていいんです。楽に長く泳げるようになれればいいんです」と正直に話した。

ちょうどそんな感じで泳いでいる方がいたので「あんな感じです」と指さして言った。

先生は少し困った顔をされて、「チョリオさん、あれは簡単そうに見えて実はかなり難しいんですよ」と言われた。

とりあえず浮けなくては話にならないというので伏し浮きをやってみる。

全然浮かない。めっちゃ沈む。

アレ?たしか昔は浮けたハズ。死体ゴッコ〜とか同級生とやってたのに?

先生に言うと「いつの話ですか?」と聞かれたので「いや、中学生の頃」と答えると、先生は私の体を見て恐らく体型がかなり変わってます、と指摘された。

なんでも脂肪は浮くけど筋肉は沈むらしい。マッチョより少し小太りの方が浮きやすい、とのことだった。

私はそれほどマッチョではないがかなり浮きにくいそうだ。しかしこれでも3ヶ月前よりも4kgも脂肪を蓄えているのだが…

マンツーマンレッスンでは伏し浮きとけのびを延々と繰返した。


それからは自分で動画を見て知識を得ては、ああでもないこうでもないと試しながらやっている。

もう20回程通ったが50mはだいぶ楽に泳げるようになった。たぶんもう100mも泳げそう。

自分の体の操作、ある動作ができるようになったり、あるいはなかなか思い通りに動かせなかったり、と、こういうのは水泳もクライミングも同じ感じである。

もうすっかり忘れてしまっていたが、クライミングでも最初は10aを1本登るのに必死だったし、ずーっと上り下りするなんて考えられなかった。


最初はあんまり気乗りしなかったプールだが、少しは楽に泳げるようになってちょっとだけ楽しくなってきた。

これならクライミング再開しても、水泳も続けられそうかな。

2023年11月20日 (月)

肘痛再発

右肘、外側が痛い。

いわゆる“テニス肘”と言われるやつだ。

ちなみに肘の内側は“ゴルフ肘”。

私はどうやら指・手首から肘に繋がる腱が固く柔軟性に乏しく、使い過ぎるとすぐに傷めてしまう。

実はもうかれこれ3年?4年?5年?分からないくらい前から絶えず右肘か左肘か、内側か外側か、(もしくは複数箇所)を傷めていてそれが当たり前の状態でずっとクライミングしてた。

それが夏に左膝を手術して2ヶ月程強制レストした為、肘痛は収まり(もちろん膝痛もなくなり)晴れて何年振りかの、どこも痛くない“五体満足”の肉体を手に入れた。

まあその快適なこと。

ほんまレストは大事でっせ、奥さん。オレがいうても説得力ないけど。


手術後、こわごわイレブンやってみて、12やってみて、いやあまだちょっと違和感あるなあ、とか本当に初めて?自分の体をいたわりながらクライミングしてて、まあ自分でも好調やな、思えて、機は熟した、シーズンやし13トライ、とやり始めたらやっぱり、ああ、やっぱりかあ…

肘痛い。

でももう悪化させないように体を労ろうと思う。

快適な身体を知ってしまった。思い出した、か。

やはりパフォーマンスも違う。

痛くてもある程度登れるのも知ってる、前までそうやったんで。

でもさらに上を目指すなら、なあ。ガマンせんと。できるかな?


2023年7月 7日 (金)

膝の手術

昨日、左膝の手術を受けてきた。

手術なんて初めてなんで少し緊張していたが、看護師さん達はとても慣れている様子で、あっという間に準備が終了。

眠っているうちに終わります、言うてたのにあんまり眠くない。先生登場。私の不安など気にせず淡々と施術を進めていく。

ちょっと痛かったけどそのうちウツラウツラしてきた…

「終わりましたよ」

ほんまにウトウトしてる間に終わってた。

ボーッとしていてもう少し横になっていたかったけどなかば強制退場。

受付で薬を貰い、お金を少し返してもらえた。

「タクシー待ってますよ」入院の必要はなく、終わったら帰宅。

帰宅してからも麻酔が切れてなくて痛くない。

血がいっぱい出ているのに気付かずに布団を汚してしまった。


一晩明けて朝もまだ麻酔が残っていて痺れてる感じ。

昼前の現在、ようやく切れてきた。そして痛い。やっぱり痛い!

まあしばらく安静です。


ちなみにこの左膝痛は3年程前、コロナ禍でクライミングができなかった頃にさかのぼる。

家で片足スクワットをしまくっていた。

他人がクライミングしてるのに自分ができないうっぷんをトレーニングに注ぎ込み、結果やり過ぎて故障。


https://youtu.be/ChQpoFFLvpw


ちなみに動画では10回だが、片足15回がノルマ。失敗したら1からやり直し。

そして他にも薄いカチでの懸垂し過ぎで肘も傷めている。ほんまにアホや…


でもその間に立甲できるようになったし、絶対に無理やと思っていた禁煙にも成功した。ムスコといっぱいクワガタ取りにも行けたし。悪いことばかりやなかったな。


https://youtu.be/ONgmtE_JdCo