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2023年6月の2件の記事

2023年6月18日 (日)

蝙蝠谷“カンテ5.12c”RP 23年6/17

またまたこうもり谷へ。

今回はいつもの秀さんに、こうもり谷初めましてのAひさんご夫婦とI根くんも一緒。

先週の土曜日がかなりの賑わいだったので秀さんと話し合って1時間早くに岩場に到着。

しかし岩場は思いの外ガラガラだった。アップで“マーメイド5.10bc”。楽勝のハズが早々にテンション。岩熱すぎ。

この日は当に“梅雨の晴れ間”、すごくいい天気、はええねんけど良すぎて暑い。灼熱やった。


それでも宿題の“カンテ 5.12c”へ。

ヌンチャク掛けながらムーブのおさらい。

実は3日前の水曜日、仕事が休みだったので秀さんとKさんとでこうもり谷に来てカンテのトライもした。

しかしその日は雨後で染み出しが多くホールドが濡れて滑ってほとんどトライにならなかった。

その時怖い思いをしながらもホールドの確認とムーブの練習をしたので今回はかなり手応えを掴めた。

確かに暑いけど、水曜日のビシャビシャに比べたら全然登れる。


本気トライ。

下部は前回かなり怖い思いをしたので今回はだいぶ余裕をもってこなせた。

苦手な核心手前も間違わずにクリア。アンダーレストポイントへ。ほとんどノーダメージ。

ここで6割残ってたら登れるかなぁ、と思ってたけど今回はまだまだ8割以上残っている。ちなみに前回はここの時点で9割使い果たしていて、いくらレストしてもちっとも戻ってこなかった。

レストしながら核心部を見る。ルート名にもなっている“カンテ”だ。暑い。でも岩は乾いていてフリクションはそんなに悪くない。

指先がちょっと汗ばむ感じがするけどチョークをつければ問題ない。(アップでマーメイドを登った時はチョークバックをつけてなかった)

さてと。ビレイヤーのI根くんに声をかけて登り始める。核心部へ。左足のヒールフックや左足軸のフラッギングが使えればいいのだが、いちいち右足に踏み換えるので強度が上がるし非常に面倒くさい。

それでも、そのムーブの練習もしたので間違わずにこなせた。2ピン進んで大ガバでクリップ。

大ガバで手を入れ替えながらレスト。あと2ピン。やはり核心ムーブはしんどくて結構消耗したけれど、まだ5割は残っている。間違わなければ余裕で完登できる。

と考えると急に緊張してきた。思えばここまでノーテンで来たのも初めてやな。心臓の鼓動が落ち着くまで深く深呼吸。

強傾斜のガバを数手繋いでクリップ。ここからは垂壁。あと6手。

一度ずつ左右の手を振り、最後のムーブ。4手進んで最終クリップをするかちょっと悩んだけど飛ばすことにした。

右足ハイステップで右手カチ、左足上げて最後は左手ガバ…が、おお!?見えへんやん!

なんてこった、左上に太陽で視界は真っ白。しかし探るほどの余裕はない。練習した時の感覚を思い出し、思い切って左手を伸ばす…掴んだ!ガバだ!

終了点にクリップ、やった!登れた!!

いや〜最後の最後、なにも見えなくなった時はホンマ危なかった。でも登れて良かった。


お昼ごろ、RPの余韻に浸っていると、どんどん人がやってきた。ん?こんな時間に?さっきまでガラガラやったのにあっという間に混雑。

知り合いに聞くと、みんな午前中は日陰の対岸エリアにいて、昼からは正面壁が日陰になるので移動してくるのだそうな。

なるほど。それやったらあんな暑い中トライせんでも良かったんや…ちょっと待ってたら涼しくなるんやね…憶えとこう。そういえばAまさんもそんなこと言ってたっけ?


次は因縁の?“ロンググリーン5.11c”。こないだ登れた思たら終了点間違えてたルート。

ここは一発、マスターで登ったろって考えてたけど核心でフォール。やっぱり難しい。つーか前回のムーブ忘れててなかなか思い出せず。結局思い出せなかったけど違うムーブが見つかったのでそれで。

次の便で登れるハズがまたもや核心でフォールし、結局3便かかった。


この後“レインボー5.11c”(核心ムーブが謎・トップアウトするのも必死)と“復活5.11c”(2テン・再RPには程遠い)にトライし、「11c三部作」におさわりだけ済ましておいた。

17時頃終了。片付けて下山。お付き合いいただいた方々、ありがとうございました!


2023年6月 7日 (水)

蝙蝠谷 23年6/4

日曜日、こうもり谷へ。

Aまさん、トモちゃん、お久しぶりのK沢さんにI東さん。

現地で秀さんと合流。その秀さんと組んで登る。“アパガード5.10b”でアップ。

さて。今日はなに登ろう?

真っ先に宿題の“カンテ”を思いつくが、壁の中ほどは相変わらずの混み具合。

それに膝も痛い。膝の具合を書いておくと、左足を膝より上げての乗り込みが痛くてできない。もし上げないといけない場合はハンドホールドが良い場合は腕の力でなんとかする。ほとんどの場合は右足に置き換えて登る。

外岩だとフットホールドがいっぱいあるのでなんとかごまかして登れるけど、ジムでは“フットホールドはコレ”と限定されるので低グレード以外は登れない思う。ので、現在ジム(バム)は休会にしてもらっている。もちろん、ローカルくらいはできるやろうけど、ジム行ったらたぶんついつい登ってしまって手術前に本格的に壊しかねない。私の場合。


長くなった。この日は“鷲鼻ハング5.11d”にトライ。

下部は苦手な“マーメイド5.10bc”。落ちそうなりながらもなんとか上部のカブリへ。

しかし乗っ越しのムーブが分からずオンサイトトライ終了。

Aまさんにヒントをいただき、さっそく試してみる。なるほど、これならできそう、が2便目。

3回目ともなると“マーメイド”も楽に登れるようになった。

上部核心もそれほど力を使わずにクリア。無事にRP!楽しいルートだった。


次に“ロンググリーン5.11c”をトライ。パートナーの秀さんが下部が共用の“グリーンノート5.11a”をトライしていたので。

出だしから難しく、簡単になった思ったら核心。初見ではムリ、あえなくフォール。

かなり悩んでようやくクリア、しかし!その後も難しい。

私のリーチでギリギリ越えられたので核心ほどではなかったけどかなり難しいのでは?

終了点直下までなかなかの強度、ん〜難しい…これで11cかぁ。このルートよりも易しい12aが何本か思いつく。


次のトライの前にマメオさんとお話できた。ロンググリーンのことをうかがうと“蝙蝠谷3大?11c”のうちの一本で、しかも一番難しいんちゃうかな、とおっしゃっていた。

なるほど。でも楽しい。さっきの“鷲鼻ハング”といい、蝙蝠谷は面白いルート揃いである。

“ロンググリーン”の2便目。核心で落ちそうになったけどなんとか登り切れた!

…と思ったが、ヌンチャク回収時に「終了点が違う」という指摘があった。間違えて右隣のルートの終了点に行ってしまったようだ。ありゃりゃ…

RPはお預け、また今度改めてトライしよう。


最後に“復活5.11c”に再トライ。

何度もテンションかけてしまうグダグダぶり、持久力はすごく落ちていることを再確認。ヘトヘトなった。


今回はこれでおしまい。お付き合いいただいた方々、ありがとうございました!またよろしくお願いします!

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