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日曜日、亀岡のグラビティサンガスタジアムへ。
メンバーはイサミン、ルミちゃん、初めましてのN沢さん。
現地でS水さんの旧パンプメンバーとも合流。
私は今週末から夏バテ気味で食欲減退。
昨晩体重計ったら58kg台だった。
外は酷暑、屋内でも少し暑いけれど、それを言うのは贅沢やな。
さて、準備をして10時頃からクライミング。アップで4本登る。
先ずは12d白にトライ。突破できない箇所があり、早々に諦める。
次に前回1回触った12cにトライ。
設定者が一番難しい12cと言っていたが、確かに他の12cより難しく感じる。
1便目はテンテン。
2便目は核心でフォール、ワンテンで抜けられた。
ワンテンになったけど、RPはまだかかりそうやな、と感じた。
しかし3便目、核心を越えるといきなり脳内麻薬が大量分泌され、そのままRP。自分でもびっくり。
下りてくると両手の前腕がパンプしきって針で刺されるような痛みがしばらくあった。
ロープを解くどころか腕も上がらず、しばらく何もできなかった。
このトライで出し切った私は、この後ヨレトレへ。
12bオレンジ〜12a水色はどちらも登れず。
12b黄〜12a紫はどちらも再登。
11c白〜11d黄緑、どちらも再登、2本目の11dは本当にギリギリ。
この後クールダウンして終了。さて、他の方々は…
N沢さん、久しぶりとは思えない安定したクライミングでした。
イサミン、気合い入ってた。
S水さんの13aトライ。
ラスト一手でフォール。ホンマ惜しい!
あと、ビレイしていたので写真はないけど、ルミちゃんも頑張ってた。そして惜しかった…!
私のビレイもしてくれて、出し切ってヨレヨレの私を力強く引き上げてくれた。感謝。
お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました!
夏休み、ムスコと常念岳に登ってきた。
12日、仕事後にレンタカーで安曇野へ。かつて何度も通った道だが、久しぶりに運転するとずいぶん遠く長く感じた。
一ノ沢駐車場に2時半到着。仮眠。
翌13日、5時起床。
5時半出発。
一ノ沢を詰めて常念乗越までの登山道は良く整備もされていて、コースタイム4時間半ほどのお手軽ルートなのだが…
私はこの有様…
こうなるだろうな、とは思っていたけど、もうヘトヘトである。
ちなみに今回はテント泊ではなく、小屋泊りなので、荷物は5kgもない。
それでも、懐かしい花達に会えて癒やされた。
沢沿いなので高山植物が多かった。夢中になって撮影していた頃が懐かしい。
ヨレヨレ〜
BTD。ムスコに美味いから食べてみ、と言うてみたが騙されなかった。
9時50分、常念乗越到着。あいにくの雨。
小屋に入って休む。
昼飯。
昼食後、元気があり余るムスコは一人で常念岳山頂へ。お父さんは小屋で読書。以前から読みたかった漫画「岳」があったので読む。
一人でセルフタイマーで撮ったらしい。
夕食前、2人で少し登る。
ガスが切れて槍ヶ岳が見えた。
ムスコは頂上まで登る気満々だったが、夕食の時間が迫っているので下りる。
夕食はハンバーグ。
夕食後、まだまだ元気なムスコは再び一人で山頂へ。
小屋から山頂までのコースタイムは1時間なのだが、登り36分、下り17分だったとのこと。羨ましいほど元気だ。
ヨレヨレのお父さんはコルでゆったり夕景の撮影。
ムスコが戻ってきたので、そのまま2人で星空鑑賞。
幾つか大きな流れ星が見られた。ムスコは流星を見たことがなかったので、今回是非見せてやりたかった。
翌朝。14日。
いい天気。安曇野方面に雲海が出ていた。
きれいな朝焼け。
槍ヶ岳もくっきり。
ムスコが撮ったパノラマ写真。
日の出の撮影が落ち着き、2人で山頂へ。
相変わらず元気なムスコは駆けるように登っていく。
お父さん、まだ?
晴天の山頂。
昨日買ったお揃いTシャツ。
気持ちいい〜!
富士山まで見渡せた。
少し落ち着いて、ゆっくり撮影。先ずはなんと言っても槍ヶ岳。
穂高連峰。暫し合掌。
乗鞍、御岳までも良く見える。
大天井方面。遠く鹿島槍、劔も見渡せた。
あっちゃん、この後どうしようか?と訊くと、ん〜もう大満足やし下山してお風呂入りたい、とのこと。
元々2日目は、大天井方面か蝶ヶ岳方面へ表銀座稜線散歩を予定していた。
しかしいい景色も堪能したし、流れ星も見れたし、満足したのでゆっくりしたいとのこと。
私もそれは同じで、下山してどこか安宿でゆったり1日過ごすのもいいな、と考えていた。
でも待てよ?ゆっくり過ごすなら、小屋でもええな?風呂には入れないけど、小屋は十分快適である。
ムスコも賛成、早速小屋に戻って
爆睡。
私は「岳」を読み終え、「孤高の人」を読み始める。
新田次郎の小説は以前読んでいるが、漫画は少し読んだだけ。原作とは全然違う内容だが面白い。
夕食時間になり、ムスコ再起動。
夕食後、再び山頂へ。ムスコは4度目(!)
残念ながら槍穂高は雲の中。彩虹が出ていた。スマホではハッキリ写せず。
山頂でムスコは大きい方を催し、ダッシュで駆け下りてしまった。
一人でゆっくり下りる。日没後の好きな時間。
ずいぶん暗くなり、以前一人でよく夜間登山していたことを思い出す。
風景写真が趣味だったので、朝焼け・夕焼けを撮るなら当然、登下山は夜になる。
普通の人は当然、あまりやらないが、私は結構好きだった。
あの緊張のドキドキ感に混じる高揚のワクワク感。そんな感情が少しだけ蘇った。
コルに戻ると安曇野方面で花火が上がっていた。急いで小屋へムスコを呼びに行く。
花火が終わって、また星空を見る。
今晩泊まる部屋に、他の客は入ってこなかった。連泊して名前も覚えてもらったし、お揃いのシャツも着ているし、ひょっとしたら小屋の方が気を利かせてくれたのかもしれない。
少し夜更かしして孤高の人の続きを読む。22時にダウン。途中の8巻まで。
翌朝。15日。
この日もいい天気。
6時半、小屋を出発。
山々ともお別れ。
下りは元気。駆け下りる。
9時半、駐車場着。
濃厚ミルクのソフトクリーム。
温泉で疲れを癒し、回転寿司で昼食。
後は5時間かけて暑い暑い大阪へ。
楽しかった三日間。久しぶりのアルプス、温かく迎えてくれた山に感謝。常念小屋の方々にも忙しい中、お世話になった。感謝。
そして付き合ってくれたムスコ。また遊んでくれるかな?
整骨院に行った後、遅くなってしまったがジムへ。ムスコが付き合ってくれた。
アップで3本登り、マンスリーの7番ピンクにトライ。
ムスコのビレイでの本気トライは初めて。
1便目、半分様子見、あわよくばRPを狙うが、そんなに甘くもなく核心でフォール。
ムスコに引き上げてもらうが、やはり初めてのことで上手くいかず、上がるどころかどんどん下がる。
そばに居合わせたMくんに手伝ってもらい、ようやく上がれた。核心ムーブを確認して終了。
2便目。RPする気満々だったが、右足が上がらず。デッドで無理矢理左手を出してゴールを触るもフォール。
ずいぶん落ちた。ムスコも壁にぶつかった様子。お互い怖かった…
居合わせたO崎さんに、最終ピンをクリップした方がいいですよ、ムスコさんの為にも。とアドバイスを受ける。
終了点直下のピンは、その前のピンから4〜50cmくらいしか空いてないのでとばしていた。
確かに大きなスローパーホールドでレストしてるのでクリップもできるのだが、今日はそのスローパーがやたら滑るねんなぁ…
怖い思いもしたし、今日のトライは止めておこうと言っていたが、他の方のトライを見ていて、やっぱり登りたくなり、あと1便トライさせてもらう。
3便目。核心までは順調。でも腕はさっきの便よりヨレている。スローパーで左手をのばし、最終ピンクリップ。またヨレた。
レストしても戻ってこないので突っ込む。今回は足上げが上手くいき、すんなりRP。はあ、良かった。
そのまま連続でマンスリー4番。
前回、初めてマンスリーを触った時は混んでいて3番と4番は登れなかったのだ。
でも5番6番は連登でOSできたので大丈夫やろ、と気楽にスタート。
しかし思ってた以上に良くなく、4ピン目でフォール…ムスコ、スマン。一生懸命止めてくれてありがとな。
クールダウンで2本登って終了。
今回は撮り忘れて写真はナシです。