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2020年1月 1日 (水)

今年のクライミングを振り返る 2019年12/31

大晦日。毎年思うが、一年経つのが早いわ。

今月はほぼレストでクライミングしてないのでモチもヘッタクレもなく、ブログを書く気もあまりないのだが、まあ恒例行事として記しておこう。

 ↓去年の

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-ec0c.html

 

 今年は大きな転機が訪れた年だった。

幸か不幸かクライミングの機会は増えた。遠出も多くできるようになった。

特にこれまで馴染みの薄かった備中・帝釈エリアには結構行くことができた。


2月、久しぶりの備中・長屋坂。ラストの5便目で落とせた“女王様”。2年前、初めてトライした時は全然だったのにちゃんと登れるようになっていた。

初めて訪れた帝釈は3月、花子岩。車中泊ですごく寒く、ほとんど眠れず、それでも登れた“花よりコルネ”は印象深い。

備中・ニューエリアでの“時間よ止まれ”もよく覚えている。5月で太陽がまぶしかった。ちょうど精神がまいっている頃、なにか逃げるようにクライミングしていたような。いつもそうだけど、いつも以上に結果が欲しかった。結局は自己満足に過ぎないのだけれど。


真夏の第一道場は今年一番の思い出である。

脳みそが溶けるのじゃないかと思いながらトライした“バラクーダ”。ちょうどその頃、ホームジムのグラビティもエアコン不調でとても暑かったが、外岩のトレーニングにちょうどいい、と考えていたのは私くらいだろう。我ながらいい客だと思う。

岩谷では“Death Penalty”のオンサイトが嬉しかった。あんなに頭真っ白になるトライもなかなかない思う。「これぞクライミング」と思える充実した時間だった。

権現での“モモ”もいいルートだった。ガバばかりなのになんであんなにギリギリだったのか?楽しかった。


備中・帝釈以外では芹谷の“バイタルポイント”、柏木の“スーパーマリノライン”、鳳来ひょうたん岩の“セーラームーン”。どれも思い出深い。

ほとんど行けない蝙蝠谷で“復活”をMOSできたのは嬉しかった。やはりオンサイトというのは格別の喜びがある。

そういえば年始は伊豆の城山に行ったっけ。気負ってトライした“生と死の分岐点”。前年登れず悔しかった“ドロンパ”。いずれも割とあっさり登れて成長が感じられ、嬉しかった。実は来年早々も城山を企てていたのだが、肘の故障で断念した。残念。


今年の成果は11台43本。12台14本。

12を14本というのは自分でも驚いた。去年までは考えられなかったことである。機会が増えたのがやはり大きい。

しかし、そのほとんどは12aで、12bは3本?12cや12dはナシ。

私はワンデイでのクリアにこだわっている。なぜなら、これまではあまり遠出することができず、行けても月に1回程度。そしてその1回で、やはり成果が欲しい。

しかし環境が変わった。これからは上のグレードもトライしていこうと思う。


あまり乗り気じゃなかったけど、こうして書いているうちに思い出がよみがえり、心が動かされてくる。

やはりクライミングが好きなんだな、と改めて思った。

今年もお付き合いいただいた仲間たちに感謝。また、岩場を整備されている方々にも深く感謝。ありがとうございます。


書いているうちにいつの間にか年が明けていた。

みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


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