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2019年10月18日 (金)

フリークライミングと怪我。

フリークライミングはアルパインクライミングの登攀部分を抜き出し、極力危険は排除したものだと認識している。

ただ、自然を相手にしているのだし、絶対に安全かというと勿論、そうではない。

アルパインクライミングや沢登りに比べればはるかにリスクは少ないだろうけど。

今まで6年?フリークライミングを続けていて、大きな怪我は2度。

谷やんと大台ヶ原の“サンダーボルト”にトライ中、ホールドがもげてロングフォールし、右足を捻挫。

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/16514-4fd7.html

その2週間後、備中長屋坂でロングフォールし、左踵骨折。

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/16529-6864.html

この2度が「大怪我」といえるものである。

ちなみに踵骨折が治ってすぐ、クライミングの怪我ではないが、車のドアに挟んで右手中指を骨折、この年は災難続きだった。


大きな怪我はないものの、擦り傷や打ち身はしょっちゅうである。特に足の傷が多い。

先程「自然を相手に」と書いたが、ジムでもロープバーンをこさえたりする。

先日の帝釈・岩谷で“Death Penalty”のトライ中、左膝の裏を擦りむいた。

Kimg31182

左膝裏の傷。右足のかさぶたはどこぞでこさえたロープバーン。

ズボンに擦れる度に痛む。パートナーに言うと、「登れたんやからええやん」と一蹴。

ま、私もそう思う。これくらいの傷はしょっちゅうやし、恐れていてはクライミングを楽しめない。

しかし、とも思う。

思い出すのは我が会で起きた事故。リスクへの安全幅をもうちょっと広げた方がいいのか?

だいたい私は性格上、止めるか突っ込むかを選ぶ時、「突っ込む」方が多いように思う。

だからといって、安全ばかりを気にしていたら登れるもんも登れないだろうし、ギリギリのオンサイトなんて絶対無理だ。

「行くか」「止めるか」の一瞬の判断。これもまた、クライミングの楽しみの一つなのかもしれない。

部屋でぼーっとブログを書いていて答えなんて出るはずはない。いや、答えはずっと出ないだろう。

怪我をすれば(止めれば良かった)と思うだろうし、登れれば(行って良かった)と思うだろう。

答えは出ないけど、クライミングを続けるなら、ずっと頭の片隅にとどめておくことだと思う。

Kimg31202

怪我ではないけど、右手中指のアカギレ、権現“もも”のトライで悪化。その後のジムで更に悪化…

乾燥手は羨ましがられるけど、冬はなかなかツラいんやで…

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