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2019年10月の9件の記事

2019年10月28日 (月)

下帝釈峡・花子岩 19年10/26

帝釈・花子岩へ行ってきた。N田くんと他一名。

いつものように一番乗り。7時に岩場到着。寒い。

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ちなみに私は早くも真冬仕様。しかしさすがに昼間は暑かった。

早速登る。以前10aの“くりごはん”でアップした時、イヤな感じだったので、好印象だった“Over Play 5.11a”でアップ。

普通にフォールした…

全然アップにならなかったけど、この日のお目当て“TOP GUN 5.12c”へ。

しかし、2ピンで敗退…回収のため、隣の“花よりコルネ”の終了点までA1駆使でトップアウト。トポにここで終了した場合は「ヘタレ」とあるが、それ以下やな。

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そうこうしているうちにクライマーが続々到着。この日の花子岩はまあまあの盛況ぶり。

気を取り直して“ぬらりひょん5.11d”にトライ。

3ピンだけの短いルート。下から見ると(なんだか行けそう?)な感じ。

1便目、オンサイトを狙うも普通にフォール。

掛かりそうなホールドが全然ダメだった。

つーかダミーホールドだらけ。

一応バラして2便目。上部でフォール。難しい。

3便目。靴を新しいドラゴンから旧ドラゴンに履き替える。8月に“バラクーダ”登った時以来。なかなかの拷問ぶり。足がつった。

さっきと違うクリップ、ムーブになる。が、なんとか登れた。最後危なかった。

もう廃盤なのだが、また旧ドラゴンの株が上がってしまった。


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少し葉が色づいてきた。


“花よりコルネ5.12a”を久しぶりに触ってみる。3月以来。

いやらしい印象だった下部スラブで早くもテンション。

中間部のクラック抜けでもフォール。何度かやっても上手くいかない。ここはあまり手こずらなかったのだが?

なんとか抜けて、上部。ここからが私の核心だったが、一発でクリア。

苦労した箇所はよく覚えていた。

今回学んだこと。過去の感触や印象はアテにならない、ということ。


花子岩が初めてのN田くんは“Over Play 5.11a”を2便目でRP。

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その後“サルも木から落ちるかも5.11b”も2便でRP。

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私も最後に“サルも木から落ちるかも”をトライしたが、2便出して登れず。2便目はかなり暗く「鳥目核心」だった。


終わった時には岩場は真っ暗。もう誰もいない。ヘッデンを点けて駐車場へ戻った。


2019年10月22日 (火)

グラビティ岸和田 19年10/21

泊り勤務明けの月曜日。昼過ぎからグラビティ岸和田へ。パートナーはN出さん。

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10cと11aでアップ。早速12aをトライ。

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無理やり登りになってしまったけど、なんとかOSできた。

実は今にも雨が降ってきそうだったので少し焦っていた。

次は12b。

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2便出してRPならず。

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雨が降ってきた。まあまあ強め。

次は11d。

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登れた。

別の12bも触ってみる。

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さっきの12bより難しい。登れず。トップアウトも必死。

11cの2本連続トライをするが…

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壁の右側はビショ濡れ、それでも頑張ったが、終了点直下でフォール。

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左側の11cは登れた。

濡れがマシな裏の壁に移動し、11a・11b・11cを3連登。

少し早いけど、19時半で終了。

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N出さん、雨の中お付き合いありがとうございました!

2019年10月21日 (月)

初!KO-WALL(コーウォール) 19年10/19

土曜日。泊り勤務を代わってもらい、休みになったのだが、あいにくの雨。

N田くんと滋賀のKO-WALL(コーウォール)に行って来た。

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コーウォールは以前から行ってみたかったジム。大阪からは少し遠く、電車で行くとちょっとした旅行気分。

10時過ぎに到着。予想に反して空いている。

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まだできて間もないのでとてもきれい、白い壁と相まって清潔感たっぷり。

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早速登る。まず、10台3本でアップ。

10台でも無用に大きなホールドを使っておらず、特にフットホールドは厳しめ。質の高さがうかがえる。

慣らしで11cと11bを連登。うん、楽しい。すごく楽しい!

いよいよトライ開始。薄かぶりの12a緑/。

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なんとこれがOS!できてしまった。

おそらくクロスやろうけどできないので無理やりマッチとか、そらもう不細工なクライミングやったけど、なんとか登れた。

しかし…快進撃はここまで(早っ!)。

この後、12台を5課題トライしたけど、結局登れず。特に一番奥のドッかぶり壁の12a青と垂壁の12ab赤は出だしからダメダメやった。

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お昼過ぎくらいからは結構混んできた。


基本的に、いつもグラビティでやっているように2本づつ登って交代。

私は12トライの後は11台、課題によっては1本目に11台。

11台(11d/12a含む)は14課題トライして9本OS、5課題登れず。

ドッかぶり壁の11c、オレンジと白と2本あるが、1本目でトライしても登れなかった。本当にキツい。やはり強傾斜の壁は苦手。

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奥の壁は傾斜がキツく、さらに長い!


あと、最後の方にトライした11ab紫も登れなかった。4回もトライしたのだがヨレ落ち、11前半はヨレてても登れないと…

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変り種のクラック課題にもトライ。一番簡単な5.8。3手程で終了…手も痛いが足も痛い。

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名張は遠いな…


N田くんも11cや11bを4本くらい?OS・RPしていた。

垂壁や薄かぶりは結構登れるが傾斜が強くなると登れない感じ。私と共通。グラビティではなかなか鍛えにくいところ。


閉店の20時近くまで登って終了。いい感じでヨレきった。N田くん、長い時間お付き合いありがとうね。

初めてのコーウォール、とてもいいジムだった。近くにあれば通っていると思う。また行きたいなあ。


2019年10月18日 (金)

フリークライミングと怪我。

フリークライミングはアルパインクライミングの登攀部分を抜き出し、極力危険は排除したものだと認識している。

ただ、自然を相手にしているのだし、絶対に安全かというと勿論、そうではない。

アルパインクライミングや沢登りに比べればはるかにリスクは少ないだろうけど。

今まで6年?フリークライミングを続けていて、大きな怪我は2度。

谷やんと大台ヶ原の“サンダーボルト”にトライ中、ホールドがもげてロングフォールし、右足を捻挫。

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/16514-4fd7.html

その2週間後、備中長屋坂でロングフォールし、左踵骨折。

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/16529-6864.html

この2度が「大怪我」といえるものである。

ちなみに踵骨折が治ってすぐ、クライミングの怪我ではないが、車のドアに挟んで右手中指を骨折、この年は災難続きだった。


大きな怪我はないものの、擦り傷や打ち身はしょっちゅうである。特に足の傷が多い。

先程「自然を相手に」と書いたが、ジムでもロープバーンをこさえたりする。

先日の帝釈・岩谷で“Death Penalty”のトライ中、左膝の裏を擦りむいた。

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左膝裏の傷。右足のかさぶたはどこぞでこさえたロープバーン。

ズボンに擦れる度に痛む。パートナーに言うと、「登れたんやからええやん」と一蹴。

ま、私もそう思う。これくらいの傷はしょっちゅうやし、恐れていてはクライミングを楽しめない。

しかし、とも思う。

思い出すのは我が会で起きた事故。リスクへの安全幅をもうちょっと広げた方がいいのか?

だいたい私は性格上、止めるか突っ込むかを選ぶ時、「突っ込む」方が多いように思う。

だからといって、安全ばかりを気にしていたら登れるもんも登れないだろうし、ギリギリのオンサイトなんて絶対無理だ。

「行くか」「止めるか」の一瞬の判断。これもまた、クライミングの楽しみの一つなのかもしれない。

部屋でぼーっとブログを書いていて答えなんて出るはずはない。いや、答えはずっと出ないだろう。

怪我をすれば(止めれば良かった)と思うだろうし、登れれば(行って良かった)と思うだろう。

答えは出ないけど、クライミングを続けるなら、ずっと頭の片隅にとどめておくことだと思う。

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怪我ではないけど、右手中指のアカギレ、権現“もも”のトライで悪化。その後のジムで更に悪化…

乾燥手は羨ましがられるけど、冬はなかなかツラいんやで…

2019年10月15日 (火)

“Death Penalty 5.11d”OS 下帝釈峡・岩谷 19年10/13

前日の権現クライミングから一夜明け、帝釈・岩谷へ転戦。

先週に続いての2度目の訪問。7時20分、岩場到着。一番乗り。

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早速クライミング。まずは“酉蔵5.11a”へ。無事MOS。

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“酉蔵”を登るN田くん。

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アップを済ませているうちに続々とクライマーがやってきた。

先週もなかなかの人混みだったが、今回はそれを上回る大盛況。N出さんやUちゃんも来られていた。

来る前は前回途中で止めてしまった“団地妻以下略5.12b”をしようかな、と考えていたけど、何人かがトライしている上、前日悪化した指のヒビ割れがかなり痛むので、なんとなくやる気がなくなっていた。

(なにしようかな)

ほぼ全てのルートにヌンチャクが掛かっていたが奇跡のように“Death Penalty5.11d”が空いていた。皆が“デスペナ”とよんでいる人気ルートである。

(これにしよう)と思ったら、N出さんに先を越されてしまった。

N出さんに「サクッとオンサイトしてヌンチャクおいといて下さいね」と伝え、他の人のビレイへ。

ビレイを終えて荷物置き場に戻ると、ちょうどN出さんはデスペナの終了点にクリップするのが見えた。なんと本当にOSされたらしい?

降りて来られたN出さん、「不細工なクライミングやったけどなんとか登れましたわ〜」と清々しい表情。「ヌンチャク置いてますのでチョリオさんも是非」。

(ぬうぅ…冗談の通用しないヒトやな…)

オンサイトして下さいね、とは言うたもののホンマにしてしまうとは…しかもマスターで。

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“デスペナ”MOSのN出さん。


プレッシャーをヒシヒシと感じつつ、準備をする。

当初の(コレで一日楽しむかなぁ)みたいな軽い気分ではなくなった。かなり気合を入れて、いざ、トライ!


結果、無事にOSできた。

いつものような描写がないのは…実はどう登ったのか、ほとんど覚えていない。核心がどこだったとか、ムーブがどうだったとか、全く覚えていない。

覚えているのは、途中2度墜ちそうになったこと、終了点直下の最後の乗っ越しで滑って左膝裏を擦りむいたこと、くらい。

ただ、本当に無我夢中で、本能のままのクライミングはとてもとても楽しかった。今となってはN出さんに感謝(笑)。

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“Death Penalty”OS。


大量に脳内麻薬を消費し、早くもヌケガラのようになってしまった。放心状態。

“初夜の床5.11d”をやってみたかったが、順番待ちも億劫。

空いている壁の右側で“チョットストリーム5.11b”をトライ。無事OS。

N田くんが右端の“365歩のマーチ5.11a”に四苦八苦していたので、

(いっちょ先輩がカタキ取ったるか)

とトライするも、5度程スタートに失敗した挙げ句、核心は越えられずに人工登攀で抜けるという体たらくぶり。

前日に続いての情けない姿に“先輩の威厳”は地に落ち、きっとN田くんも増長していることだろう。

この辺でクライミング終了、いつしか他のクライマーはみんな帰ってしまった。辺りはかなり暗い。

一番乗りで一番遅くまで、お付き合い本当にありがとう。


2019年10月14日 (月)

“もも 5.12a”RP 初!備中・権現谷 19年10/12

今月唯一の2連休。大型の台風が日本列島に接近中、影響の少なそうな備中へ。初めてのエリア、権現へ行くことにした。

権現は以前から行ってみたかった岩場。今回、ようやく念願が叶った。

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8時、岩場到着。早速クライミング。

アップで“トメ吉5.11a”。ボルダームーブ。何とかMOSしたものの、腰に少し違和感。アップでこういうのはイカンな。

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“トメ吉”

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N田くんも“トメ吉”RP。


この日のお目当ては“もも5.12a”。権現の看板ルート、憧れの課題である。

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OSトライは2/3くらいまで登ったところでフォール。後はテンションを掛けながらトップアウト。

2便目、RPする気満々で登るも終了点に掛けられずにフォール。

3便目も同じく終了点落ち。こりゃイカンと終了点を安定してクリップできる体勢を決める。こういうことは最初にやっとかんとあかんのに(何とか根性で押し切る)とか考えてるからダメやねんな…

4便目。アタマの悪い私でも何度もやっていればホールドも覚える。余力を残して最後のピンにクリップ。後は終了点まで、前の便で確認したムーブをするだけ。

首尾良くさっき新たに見つけたホールドをキャッチ、後は体勢を整えて…あり?安定しない…

(お、落ち着け、もう一回)しかしやはり安定せず、急速にパンプしていく。

ヤバい…

新たなホールドは諦め、そこらへんの適当なカチやらスローパーやらで必死にレスト。

目の前に、本当に目の前に終了点があるのにクリップができない。気がはやる。

無理やりレストでほんの少しだけ戻った左手で松ぼっくりみたいなホールドをわし掴みし、意を決してロープをたぐる。

う…ヤバい…墜ちる…!

しかし、左手が限界を迎える直前、何とか右手で終了点にクリップ。

はぁ〜、間に合った〜…

これはアレだ、オシッコ我慢してギリギリ間に合った感覚。

最後の最後、なんともブサイクだったが、何とかRP。たぶん下から見ていた人々は(何やってんねん?)と思ったことだろう。

実は“もも”の上に2ピン足された“スーパーもも5.12b”があり、当初それもトライしようと考えていたが、もはやそんな余力は残っていなかった。

“もも”は非常にパンプするルートで、腕の張りがなかなか取れない。たぶん4便目でRPできてなかったら、宿題になっていたかも。

しかし噂通り楽しく素晴らしい課題。人気なのも当然だろう。登れて大満足。

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“もも”出だし。私には珍しくキョンを使っている。

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N田くんがいっぱい写真を撮っていてくれた。

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レスト中。まだ先は長い。

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核心へ。

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最終ピンのクリップ。

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終了点へクリップ。


“もも”の後は、“さかさでシェイク5.11b/c”にトライ。

N田くんはこのルートを2便目でRP。しかも1便目は半分までで降りてきてたので、残り半分はOSで登ったことになる。

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“さかさでシェイク”RPのN田くん。

先輩としては、ここはサックリ、しかも涼しい顔でOSをかまし、後輩との差を見せつけたいところである。

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RP後、余裕のN田くん。


ルートはガバ続きでレストもいっぱいできる。残ったチョーク跡を辿り高度を上げていく。

残り2ピンくらい?急にホールドが悪くなり、必死にレストしながらルートを探る。しかしそれらしいホールドが見つからない。

(何とかクライムダウンしてもう一度態勢を整えて)と考えるも、ふと(チョリオ、楽になれ)という悪魔の囁きが聞こえたような気がしてフッと力が抜けた。フォール。

後輩に力の差を見せつけるどころか自信を与えてしまった。まあしかしこれが私の実力。

降りて聞くと、どうやらルート取りを間違えたらしい。道理でチョーク跡も見当たらなかったはずである。

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“さかさでシェイク”。右隣が“もも”。


17時を過ぎ、薄暗くなってきた。ここらで終了。

翌日は「帝釈・岩谷」へ転戦。続きます。

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ちなみに今回の権現には我々以外に2パーティーいたが、だいぶ暗くなっても登っておられた。


2019年10月11日 (金)

グラビティなんば 19年10/9

久しぶりにジムのことを。

最近ジムのことはブログに書いていないけど、マジメに週2回行っている。たまに週3。

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こないだまで灼熱のグラビティだったが、コスモクリーナーのおかげ(?)でようやく普通のジム並みに涼しくなった。

先月からグラビティの正面壁にはマンスリー課題が設定されるようになった。

9月は6課題、10月は8課題。なかなか面白い試みである。是非続けてもらいたい。

そんなわけで、先日早速できたばかりのマンスリーにトライ。

1〜4までは首尾よくOSできたが、5/黄色で詰まった。

おそらく11dくらいだと思うが、苦手な1手がなかなか上手くできずに結局3便かかった。

6/オレンジは割と素直な課題だが、さすがに簡単には登らせてもらえず、こちらも3便。たぶん12a?

まあ、6までワンデイで登れたから良しとしよう。

ジムでは相変わらずミドルエンデュランスがメイン。以前のように12a辺りを3本連続で登りたいのだが、今は全然ダメ。

やはりキツいトレーニングには相応のモチベーションが要る。いかんなあ、と思いながらも楽な方へと流されてしまう。

外岩もシーズンに入った(と言っても夏も外で登ってたのだが)ようだし、ジムでもそろそろ本気でトレーニングしていこう思う。

2019年10月 7日 (月)

初!下帝釈峡・岩谷 19年10/5

週末、休みは土曜日の一日だけやけど帝釈へ。

帝釈も何度か行っているうちにあまり遠く感じなくなってきた。

今回は初めてのエリア、岩谷へ。先週は結露で濡れてて登れずだったが、今回は乾いていた。

7時岩場到着、一番乗り。早速5.8でアップ。

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アップの後は今回のお目当て“北斗 5.12a”へ。

OSトライは下部でいきなりフォール…うう…

気を取り直してホールドとムーブを探る。しかしなかなか難しい。かなりの時間、あーでもないこーでもないを繰り返した挙げ句、出たのはイチかバチかムーブ。

もっと洗練させないとイカンな、と思いつつも、もうだいぶ長いことぶら下がってるし、まだ先は長い。

すでにヨレヨレでテンションを繰り返し、なんとか終了点へ、ヌンチャク掛け終了。もうヘトヘト。

この日の岩谷は早朝、霧掛かっていたが、気付けば晴れていい天気。クライマーが後から続々やってきて、結構な混雑ぶりだった。

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“北斗”2便目。下部のイチかバチかムーブが当たり、そのまま懸命に登り続ける。気付けばデカいアンダー。

(あれ?)

たしかここは終了点のすぐ下だったはず。1便目はテンテンだったのでここまで登るのにずいぶん時間がかかったが、意外と近い。

(しかし、何というか…まだ心の準備が…)

まだホールドやムーブがうろ覚えだし、2便目はルート全体の確認を、という感じで取り付いたのだった。

幸い、デカいアンダーでレストができる。

(えーと、たしかこの後は遠いガバ取って、そんで最後はスラブで…)元々出来が悪い上、疲労で朦朧としているアタマをフル回転させ、必死に思い出す。

それにしても、肘の故障がマシになっていて良かった。まだ完全ではないが、春頃の状態だったらレストできなかっただろう。

大きく息を吐き出し、意を決してガバを掴みに行く。手を左右間違えてさらに遠くなってしまったが、何とかガバを掴む。

(いきなり間違えた、アブネ…)

最終ピンにクリップし、目を上にやるとスラブと終了点が見えた。スラブの乗っ越し。すごく怖い。墜ちたら…変な落ち方するやろな…とイヤな想像が脳裏をよぎる。

しかしここまで来たら行くしかない。エイッと突っ込み、倒れるようにガバを掴んだ。

(良かった…)安堵して、ゆっくり終了点にクリップ。やった、登れた!


お目当てだった“北斗”をRPした後は、人気課題の11dをしようかな、と思ったが“団地妻昼下がりの情事5.12b”にトライ。しかしなんつー課題名だ…

こちらも下部から難しく、いきなりフォール。テンテンで登っていく。

しかし、何というか、登る意欲があまり湧いて来ない。おそらく先程のトライで脳内麻薬は売り切れたようだ。ずいぶん長いこと登ったり墜ちたりぶら下がったりを繰り返し、だいぶ上まで行ったかな、と、ふと下を見ると案外ビレイヤーが近くに見えた。

上を見ると、終了点まであと3ピン。なんだか急に面倒くさくなって下ろしてもらった。

掛けたヌンチャクは、強そうな兄さんがトライすると言うので回収していただいた。

(さて…)

すでに14時。何しようか。名物ルートらしい11dが3本あるが、いずれも何人かがトライしており、割り込むのも気が引ける。

何より喧騒がちょっとしんどい。元来、賑やかなのは嫌いではないし、顔見知った方も数人おられて嫌ではないのだが、この日はあんまりだった。

トポを見直すと、壁の右側に3本、イレブンが並んでいる。そして、その右側は静かそうだった。

(イレブン3本登って終わりにするか)軽い気持ちでトライすることにした。

まず最初に“婚姻届5.11b”にトライ。当然OSするつもりだったが、2ピン目を掛けた後フォール。

(む、難しい…)その後もなかなか難しい。

それでも、降りしなに隣の“メーテル5.11b”にヌンチャクを掛ける。当然、3本登る気満々である。

“婚姻届”2便目。1便目と同じところでフォール。なんてこった…

思っていたよりも暗くなるのが早い。気温は高いが考えたらもう10月である。他のクライマーはそろそろ帰り支度を始めている。

3本どころか1本もRPできないかもしれない。12aを2便で登ったのに、11bが2便で登れないとは…と考えた時、ようやく気付いた。自分の思い上がりに。

11bだから登れて当たり前?調子に乗るな、ヘタクソなくせに。11bだからテキトーにトライ?ふざけるな、ヘタレのくせに。

薄暗くなってきた。ラストトライ。脳内麻薬が売り切れたとか、もう知らん。

(絶対に登る)たぶん、この日一番気合が入っていたと思う。無事RP。

お隣の“メーテル”のヌンチャクも忘れず回収。また次にトライさせていただきます。

“婚姻届”はおそらく、いわゆる“お買い損”なルートで人気がないのだろう。チョーク跡もあまりないし、ホールドに砂が積もってサラサラしていた。でも、面白いし楽しい課題だった。

常連さん?が教えてくれたのだが、隣の“メーテル”は更に“お買い損”らしい。こりゃ楽しみ。

17時半、急いで片付けて撤収。帰りに台湾料理で夕食。


初めての岩谷、人気の岩場だけあって、やはり楽しかった。

まだまだ登るルートは沢山あるし、次回が楽しみ。

そして土曜の一日だけなのに、今回も付き合ってくれたパートナーには本当に感謝、いつもありがとう!


2019年10月 1日 (火)

下帝釈峡/備中 19年9/28・29

土曜日の朝、夜勤明けで急いで岩場へ。

行き先は以前から行ってみたかった帝釈の岩谷。

岩場到着13時半、しかし結露でビショ濡れ…なんてこった。

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仕方ないので転戦、花子岩へ。到着14時半。

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こちらは乾いていた。一安心。

早速クライミング。私はアップなしで“まだまだ5.11c”へ。

しかし中間部でテンション、OSできず。ムーブを決めて、2便目でRP。

その後はパートナーがトライしていた課題を一回だけ触らせてもらう。時間がないのでフォールしたらすぐ諦める、ということで。

パートナーが手こずってたのを見ていたので慎重に。やはり簡単ではなかったが、なんとか堪えてFL!

「11bフラッシュや〜」言うと、「11cやで?」とパートナー。

ん?

トポをよく見ると、“サルも木から落ちるかも5.11b”をトライしてると思ってたのが、隣の“マカ5.11c”だった。

しかし“マカ”は前回一度トライしている課題である。それが全く気付かないとは…我ながら大した記憶力である。

パートナーもきっちりRP、ここで時間切れ、クライミング終了。


翌日はなんでそうなったかは覚えていないが、備中に転戦することにした。

夜のうちに移動、テントを張って寝ていたのだが、寒かったからか?3時くらいに目が覚めて、それから眠れなくなってしまった。

6時起床、長屋坂いこか、言うてたのに、ちょっと羽山を見に行くことに。

羽山なら“はつじょうき5.12a”をトライしたかったが、やはり濡れていた。

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でも“半日仕事5.11a”ができそうだったので、トライすることに。

羽山に訪れるのは3度目だが、クライミングは初めてである。過去2度はいずれもビショ濡れだった。

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“半日仕事”は100岩に「ナメてかかると最後で…」と書かれており、終了点目前できっちりフォール。ナメていたわけではなかったんやけど…

2便目でRPし、次は“スイーパー5.11b”にトライ。こちらはMOS。

この後、長屋坂へ移動。誰も来ておらず、まさかの貸し切り。

前回登れなかったカウントダウンやろかな、思ったけど、なんか気分が乗らず、長年の宿題“黒鳥の交差点5.11c”をやることに。

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“黒鳥の交差点”は、初めて長屋坂に訪れた時にトライしたと思う。

たしかジムで11cが登れるようになった頃やったかな?しかし、黒鳥〜は全く登れず、コテンパンやった。

数年ぶりにトライ。1便目は途中でテンション、しかし以前持てなかったホールドが普通に持てるようになっていた。

持てるようになってたことより、自分がそのホールドを覚えていたことに驚いた。だいぶ悔しかったのだろう。

2便目でサックリRP、といきたかったが、結局4便かかった。ソコはご愛嬌ということで。わはは。

なんせ登りがヘタクソで、手数は少ないけど全てデッドでかなりキツい。

この後、“フリッカー5.11c”もトライしたけど、こっちもオールデッド。2便出して敗退。フラフラになった。

こういうボルダーみたいな課題も上手く登れるようにならんとな。

フラフラになったところでそろそろ撤収の時間。

移動が多くて慌ただしかったけど、楽しい2日間やった。

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