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台風接近で悪天予報の中、鳳来へ。
パートナーはN田くん。急遽、半ば無理やり付き合ってもらった。
またひょうたん岩へ。前回触った“品行方正5.13a”の核心?をやってみたかった。
2回やってみたが、全然ダメやった。最初、以前アカンかったムーブができて喜んだのもつかの間、実はその上の方がもっと難しかった。
N田くんもだいぶアカン感じなので、思い切って違うエリアへ転戦。
N田くんが前に行ったことのあるミルキータワーへ。
急登に喘ぎながら岩場到着。すでに昼前。
早速クライミング。N田くんが「お買い得だった」という“マーちゃんの大冒険5.11b”から。
出だしでいきなりフォール…難しいやん…ロープを解かずにそのまま再トライ。下部を越えたら後は快適、そのままRP。
次は隣の“翼 5.11c”。これも下部はボルダーで難しかったが、力でねじ伏せてなんとかクリア。後はガバを探しながらのクライミング。MOS。
N田くんも“翼”をRP。
続いて“空へ 5.11d”。このエリアの最難ルート。
こちらも基本的にガバ探しの旅。無事MOS。
後は先にN田くんがMOSした“国民の休日5.11b”をFL、“ペコちゃん5.11a/b”をMOSして終了。
このエリアのグレード感はなんとなくグラビティなんばと似たように感じ、親近感が湧いた。
けどたぶん、もう来ないかな…
今回は雨予報だったが、結局雨は降らずにクライミングを楽しめた。
私の無理な誘いに付き合ってくれたN田くん、本当にありがとう。
まさおと初めて会ったのは30年前。彼は、高校生だった私の後輩の弟である。当時小学生でとても可愛らしかった。
私は後輩と仲が良く、よく家に遊びに行き、そこの家族に良くしていただいていた。
しかし他人の家に落書きはよくないな。
そのまさおくんと久しぶりに会った。可愛らしかった彼ももう40過ぎの立派なオッサンで、3人の子持ちとのこと。
その息子の一人が虫好きでカブトムシを採ってみたい、と。そこで我ら親子の出番となった。
しかしすでに9月。カブトムシは難しい。クワガタならなんとか。しかも雨予報だったので、期待はできないよ、と伝えておいた。
まさおも、まさおの息子カンタくんもアウトドア派ではないので素人さん向けのポイントを3〜4箇所案内する予定で出発。
最初のポイントでいきなり、
「カブトおった!」とのムスコあっちゃんの声。
カンタくんに採ってもらう。
カブトムシのオスをゲット!
まさおもパパっぽい。
コクワガタも4匹採れて、まさおもカンタくんも満足。私も一安心。
折角なので、違うポイントにも行ってみる。
ここには虫はあまりいなかったが、デカくてカラフルなゾウムシがいた。
ペットショップで飼育ケースを買って、もう帰ろうか、というとムスコが最初のポイントにもう一度行きたい、と言い出した。どうやら彼の狩猟(?)本能に火がついたようである。
まだ時間もあるし、帰り道なので、再度最初のポイントへ。
ムスコ一人が出掛け、3人で車で待っていたが、どうも遅いので私が様子を見に行く。
ムスコはめっちゃ真剣にクワガタを掘り出していた。まるで外科手術してるみたい。
さらにムスコは木に登り、上でもクワガタを採っていた。
「あ、お父さん、クワガタ落ちた!」
見ると、すぐ隣の池でクワガタが泳いでいる。
助けてやろうと手を伸ばした時…私の体は池に落ちていた。
大急ぎでまさお親子の待つ駐車場へ。私のズブ濡れの姿を見て驚くまさお。
着ていたシャツとジャージを絞る私。
帰りの車内はドブの匂いが充満し、大変申し訳ない。
しかしおかげで、きっと忘れられない思い出になったことだろう。
鳳来のひょうたん岩に行ってきた。パートナーはN出さん。
アプローチの遠い鳳来にあって、ひょうたん岩は例外、駐車場から10分の近さ。
少々アクシデントがあったものの岩場に到着。
ひょうたん岩、結構な威圧感。登ってみたい!と思わせる岩場である。
お目当ては“セーラームーン5.12b”。
OSトライは出だしでソッコーフォール…(イヤ、なんか難しい?)早くも嫌な予感。
無理やり抜けて、後はテンテンでホールドとムーブを探る。
2便目でムーブをある程度固め、3便目からはRPを意識する。
が、3便目、4便目と核心前でホールドを忘れてヨレ墜ち。ホント情けない…
5便目はもうヨレヨレで核心までもたどり着けないていたらくぶり。
それでも、もう持久力トレーニングと割り切っての6便目。これが思いの外スムーズで核心までやってきた。
右手でガバを押さえればRP、だったが、左手が外れてフォール…
残念ながらタイムアップ、ワンデイでのクリアはならなかった。
なかなかモチベーションが上がらない中でのクライミング。ジムでもイマイチ乗らないし、体重も全然減らない。減らそうという気持ちも薄い。
今回の6便目が3便目くらいにできていれば…と思うと悔しい。3・4便目はなんともしょーもないミスやった。
それでも、暑い中6便出せて、楽しむことができたのは大きな収穫だった。
N出さんとのクライミングも楽しかった。
N出さんはとてもストイックで話をしてて刺激を貰えた。(専門的過ぎて私のオツムでは理解不能な話もあったけど)私ももうウジウジするのは止めにして少し前を向こうか、という気になった。そろそろ岩場も涼しくなってくるだろうし。
登れんかったけど、ひょうたん岩楽しかった。また是非リベンジを!
前回あんなこと言うてたクセにまた新たに靴を買ってしまった。
http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/vega-8877.html
↑前回のあんなこと。
買ったのはアディダスファイブテンのドラゴン。レースではなく、ベルクロタイプ。
外岩ではもっぱらレース、紐靴を使うが、レースタイプの在庫がなかったのと、もし外岩で使えなくてジム用になったら紐は面倒くさいので。
最近、外岩ではほぼ、スカルパのキメラを使っている。なんの問題もない。大変、いいシューズだと思う。
リソールして随分経ち、かなりヘタってきたのでそろそろコイツをジム用にして、新しいキメラを、と考えていた。
それがドラゴンになった理由はひとつ。
帝釈のバラクーダのトライで気まぐれにドラゴンに履き替えたら登れてしまったからだ。
最近出番はめっきり減ったが(やっぱりドラゴンかぁ)という気持ちになった。
また、ファイブテンがアディダスと統合し、シューズがリニューアルしているのもずっと気にはなっていたし。
靴が届き、早速履いてみる。(おお?)なんかスルっと入る。また、新品ドラゴンを履いた時の“拷問感”がない。ホンマに同じサイズか?
同じサイズの旧ドラゴンと並べると明らかにデカい。
ジムで使ってみる。問題ナシ。
ちなみにヒールとかトゥとかの感想はない。滅多に使わないので。
外岩で使ってみる。いい感じ。レースも試したくなる。アディダス、商売上手やな。
ただ、キメラに履き替えても問題なかったのと、キメラの方が高く登れた。ま、どっちでもええってことやけど…困んねんなぁ…
備中へクライミング。久しぶりの長屋坂。貸し切りだったけど、数日前の大雨のため、壁はビショ濡れ。
やってみたい課題は諦めて、“カウントダウン5.12a”にトライ。
しかしカウントダウンも核心部は濡れており、タオルで拭いたりしたが、ホールドの奥からどんどん滲み出すので使うのを諦める。
私が思いついたムーブはランジ一択。
結果、3便でRPならず。限定(?)もあり、なんだか気持ちの乗らないクライミングだった。
早めに撤収し、羽山エリアを見に行く。
こちらももちろん、盛大に濡れており、半日仕事くらいなら登れるかなあ、てな感じ。
スーパーで買い出し後、これまた久しぶりのクライマーズ黒鳥へ。
翌日は元祖奥の院。久しぶり。相変わらずなかなかしんどいアプローチ。
壁はまあまあ乾いており、なんとか登れそうで一安心。
“マーシュ5.11a”でアップ、無事MOS。
次に“めい5.12b”にトライしてみるが、これがコテンパン。全く解らず、ルート間違ってんかな?と疑うレベル。
そうこうしてるうちに雨が降り出してきた。
予報では曇りで降水確率も低かったので、すぐに止むやろ、思ってたけどなかなか止まない。むしろ強くなってきた。もはやドシャ降り。
クライミングより帰りのアプローチが心配になってくる。
幸い、ハング帯の下は雨がかからず、クライミングもできるのだが、隣の12b、“スネオヘアー”もコテンパン。もう全っ然ワカラン。
その隣の“ピュア5.11d”は濡れてたけどFLできた。なんでだ?
一時雨が止み、そのスキに撤収。ドロだらけになったのは言うまでもない。
今回、なんだか消化不良な2日間になってしまったけど、また次回リベンジ!やな。