« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

2018年8月の4件の記事

2018年8月26日 (日)

K市某岩場 18年8/25

台風一過の土曜日。初めての岩場へ。
雨を心配していたが、好天ですごく暑かった…それでも多くの仲間達が付き合ってくれた。
メンバーは秀さん、谷やん、ゾノさん、H井くん、シャントくん、ヤハチさん、ハッチさん。
参加予定のN田くんは寝坊のため不参加。

今回はSさんに教わった岩場で、詳しい場所は分からない。Sさん曰く、「行ったら分かる」とのこと。
教わったヒントを元に岩場を探すが見当たらない。みんなで手分けしてヤブ漕ぎするも見つからない。
一時間以上捜索し、諦めて他の岩場に行くか、と考えていたところで、「見つかった~!」という秀さんとH井くんの声。
駐車場からわずか5分程のところにありました。

1535253453116

本当にこぢんまりしていて、高さも15mほど?ジムの外岩版といった感じ。

早速、♯4の10bでアップ。アップにしては難しかった。結構本気になってしまった。
そして見上げると太陽が目に入り、眩しくてホールド探しに難儀する。

Dsc_1050

Dsc_1051
かなり暑いです…

次は♯8の11aへ。上部ハング越えが核心で、フォール。OSならず。2便目でRP。

Dsc_1057

Dsc_1063

Dsc_1067

外岩が久しぶりのH井くん、ゾノさん、ヤハチさん、ハッチさんは♯9の10aでセッション。楽しそう。

次は看板ルートという♯1の11aへ。先に谷やんがトライし、1ピン目で敗退。
師匠としてはええとこ見せたかったけど、私も2ピン目で敗退…
さらにトポを見ると、核心は上部らしい。潔く封印。

Dsc_1073
谷やんもがんばってました。

太陽が岩の向こう側にいき、幾分涼しくなったけど、それでもかなり蒸し暑い。
登らないでずっと木陰で休んでいる人も。
私は次の11a、♯7へ。
初っぱなカブリでそれを越えるのが核心。
OSトライは体が上がらず、またも失敗。

1535253437719

2便目でなんとかRP。疲れた…
驚いたのはシャントくん。私が苦戦した個所をいとも簡単にクリア。そのまま完登、見事フラッシュ!
さすがジムで2級を落とすだけあって、ボルダー力はかなり上がってるみたい。

次は♯11の11a。♯5・10cの限定バージョン。
最上部まで粘ったけど、最後のクリップをしたところでフォール。
あと少しだったけど、クリップを失敗してやり直しているうちにヨレてしまった。実力不足。

だいぶ陽も傾き、みんな帰る雰囲気。
最後にみんながセッションしていた♯9の10aと♯3の10cを登って終了。

Dsc_1085
18時終了。

Dsc_1086
コンビニでガリガリ君。

帰りにフロとメシでお開き。
かなり暑い中でのクライミングだったけど、楽しかった!
参加のみなさん、ありがとうございました!

2018年8月21日 (火)

怪談話。

ふと、思い出した話。

もう、20年以上前。私は父の経営する製版会社で働いていた。
とある夏の週末、社長(父)と福岡へ出張に行った。
用事は土曜日だけで終わったため、社長は日帰りで帰り、私は折角なので一泊して翌日曜日に帰ることにした。

社長と別れ、一人になった。さて、どうしよう。
一泊するといっても、私の財布には帰りの新幹線のチケットと2~3000円程しか入っていない。
ホテルで宿泊などとはもとより考えていない。私は“ノジュカーズ”だから大丈夫なのである。
初めての地で土地勘もなかったが、適当に電車に乗り、窓から外を眺める。
ほどなく、海が見えた。なかなか良さそうである。
とても暑かったので泳ぎたかったのと、一晩過ごすための“野宿処”を決めておきたかった。

下車して海へ。10mほどの狭い砂浜。何隻か小さな漁船。誰もいない。気に入った。
早速パンツ一丁になって海へ。海は海藻が多かったが、水は綺麗だった。
クラゲに刺されながら、海水浴を楽しんだ。

やがて日が暮れた。月明かりでぼんやり海が見える。
波の音。独り。私は至福を味わっていた。
本当を言うと、小さな焚き火でもこしらえれば言うことなしなのだが、人目につくのはよろしくない。
浜辺の端に腰を掛けて、持ち歩いていた小さな懐中電灯の灯りで単行本を読んでいた。

突然、やかましい車の音がした。
車の音は、背後で私を通り越してすぐに止んだ。
やがて若い男性が何人か騒ぎながら砂浜に下りてきているようだった。
100mほど向こう。私は内心、ドキドキした。(からまれたりしたら、どうしよう)
やたらに陽気な騒ぎ声を気にしながら、私はじっとしていた。

競走しよう!という声が聞こえたと思ったら、一人の男が駆けてきて、私のそばで止まった。
全力疾走したらしい男は、膝に手をついて肩で荒い息をついていた。
私は上目遣いでその様子を見ていたのだが、ふと、男がこちらを向いた。
目が合う。
夜目にも分かるほど、男は驚愕の表情に変わった。
意味不明の叫び声をあげながら、近付いてきた時と同じく猛ダッシュで離れていき、向こうで大声で話し声がしたと思ったら、けたたましい車の音はどんどん遠くへ。

ほどなく、静寂が戻った。

想像なのだが、あの男は私を見て“見てはいけないモノ”と勘違いしたのではないだろうか。
あの時、私はちょうど股の所に懐中電灯を置いて単行本を照らしていた。
白い紙に反射して、私の顔がぼんやり浮かんで見えたのではないだろうか。

夜の砂浜に浮かぶ一つの顔。
怖い。
まさかそんなところで夜、独り読書してる奴がいるとは思わないだろう。


あの砂浜で幽霊話が語り継がれているのか非常に興味深いが、残念ながら確かめたことはない。

2018年8月 9日 (木)

パンプ大阪 18年8/8

久しぶりのパンプ。1時間程遅刻してしまい、パートナーのH井くんを待たせてしまった。
パンプに来るのはいつ以来だろう?当然やけど、知ってるルートは一つもなかった。どの課題でも、全てOSトライである。

Dsc_0698

アップで10台3本登った後、右奥の壁の11cにトライ。
右奥壁は傾斜が適当で、私にとっては登り易い。
右手前の壁は傾斜がキツいし、左の垂壁はホールドが細かい。
相変わらずパンプの課題はうまくセットされていて、最後で墜ちそうになったけど、なんとかOS。幸先良し。

Dsc_0699

続けて11aを登ったが、後悔するほどパンプした。
H井くんのビレイをして、自分が登る番だが、5割も回復してなかったので、早くも大休止。シューズの試し履きをしたりした。

次は、一目見た時から気になっていた課題。コレは是非トライしてみないと。

Dsc_0703
ピンクの長細いコルネ。こんなホールド、売ってるんやな。

オブザベもへったくれもないので、とりあえずトライ。まあ私の場合、いつもだいたい現場処理なのだが。
本能の赴くまま、必死で登る。いつの間にやらコルネ最上部。どうやってここまで登ったのか全然覚えていない。
残るホールドは3つ。が、この3つがよろしくない。なんとか気合でクリア。OS!

Dsc_0701
そのまんまのネーミング。

続けての2本目、腕がパンパンだったので10aくらいにしとこうと思ったけど、H井くんにそそのかされて10d。
恥も外聞もなく、めっさレストしまくった。

次は垂壁へ。グレード下げようかとも考えたけど、もう一丁11cへ。
ホールドが縦に並ぶバランシーな課題。こちらもOS。
続けて奥の段々壁、11aも登る。

Dsc_0704

ラストトライ。右手前、カブリ壁。ここまできたら最後も11c。
かなりパンプしたが、途中で留まることなく無事に逃げ切り、OS。

Dsc_0706

続けての2本目は隣の11a、もうさすがに墜ちると思ってたけど、ホールドが全てガバだったおかげでこちらも逃げ切り。なんとか完登。ホンマもうヨレヨレ。

短い時間だったが(自分が遅刻したせいだが)、パンプしきるくらい追い込めたのは良かった。
違う傾斜で登れたのも良かった。しかもトライした課題は全てOS!こんな好調、もうないやろな…

2018年8月 7日 (火)

蝙蝠谷 18年8/5

眠い。
さっきからアラームが鳴っているが、なかなか目覚めることができない。
(もうアカン)
やっと身体を起こし、時計を見ると、もうギリギリの時間。
急いで支度をしないといけないのだが、のろのろとしか動けない。
(おかしいな…)
昨夜、夜更かしをしたわけではないし、なんといってもクライミングに出かけるというのに、なんというテンションの低さ。
結局、待ち合わせに10分遅刻してしまった。ごめんなさい。

年に一度の蝙蝠谷清掃の日。蝙蝠谷には去年初めて訪れて以来、2度目。
メンバーは、秀さん、いさみん、谷やん、H井くん、N田くん、チョリオ。

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/1786-44b7.html?optimized=0

清掃は一時間程。久しぶりに会う方も多く、楽しい時間だった。
記念撮影の後、お待ちかねのクライミング。
のはずだが、相変わらず体が重く、ダルい。
連日の酷暑による疲れが溜まっているのか。この日も非常に暑かった。

Dsc_0660

まず、対岸の岩場へ。前回行けなかったエリアである。
岩場はひんやりとしていて、幾分涼しい。
アップで登れそうなルートは既に混雑していたので、“真実の口5.11a”に取りつく。

Dsc_0661
対岸の岩場。下部が苔コケでちょっと怖い。

OSトライ。小ハングを越え、ルート名の由来と思われるホールドへ。
そこまでは順調だったが、上部で詰まってしまい、テンション。
ホールドとムーブを確認し、2便目でRP。

お昼になり、森のエリアへ移動。
他のメンバーが“グリーンカーペット5.10c”をトライしていた。
それにしても、暑い。
あまり汗をかかない私でも、手がじっとりしている。
ヌメリ手の人は、さぞや大変だろう。
湿度が高いせいか、岩もなんだかしっとりしているように感じる。

Dsc_0669

Dsc_0671

さて、私はアンパンマンさんが勧めてくださった“満月5.11a”へ。
OSトライ、順調に高度を稼ぎ、目の前に終了点。
あと一手、というところでフォール。ああ、悔しい…

最後のクリップからカチの3手が核心。
2便目は、その3手のひとつを飛ばしてRP。

Dsc_0685
“満月”。

次は、“ターザン5.11ab”をトライ。
しかし、出だしから難しくて、すぐに諦める。
後、“とかげ5.11bc”にトライしたかったが、下部の“とかげのシッポ5.10d”でフォール。
メンバーのみんながトライしていた“グリーンカーペット5.10c”にもトライ。
後輩のH井くんやN田くんもRPしたらしい。
先輩としてはOSしたいところだったが、核心を越えたとこでフォール。面目まる潰れ。

1533477804318

久しぶりの蝙蝠谷クライミング、前半はまずまずだったが、後半はぐだぐだやった。でも楽しかったな。

Dsc_0693

Dsc_0697

クライミングの後は、フロとメシ。
初めて行った、いけや食堂は当りやった。

« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »