ダイエットのこと。
全く、この私が“ダイエット”なんてね。
私のことをよく知る人が聞いたら信じられないと思う。
自分自身でも“まさか”と思うんやから。
私のダイエットはもちろん、太り過ぎとか健康のため、とは違う。
クライミングで登りたいから、である。
そしてそうした“ダイエット”は、これまでもよくしてきたのである。
週末外岩で、登りたい課題がある時はいつもやっていた。
方法はカンタン、なりたい体重になるまで食べないこと。
前にも書いたことがあるけど、以前は1日1食だったので、1食抜けば丸1日何も食べないことになる。
これで大体大丈夫だった。
もし、それがキツいのであれば、1週間、いや、3~4日食事量を調整すれば、大抵2kgくらいは減量できたのである。
だから前はダイエットで苦しんでいる、なんて聞くと(バカなんじゃないか?)と思っていた。
しかし、1年前から事情が変わった。
長い間摂っていなかった昼食を食べるようになったのである。
これは仕事の都合上、減らすことはできても抜くことはできない。
そして1年かけて、私の平均体重は2kg増えた。
その分、夕食を減らせばいいのだが、これがなかなかできない。
習慣とは恐ろしいもので、子供の頃からの「夕食ガッツリスタイル」から抜けられないのである。
体重が徐々に増えているのには気づいていたものの、落としたければいつでも落とせる、と考えていたので楽観していた。
そしてようやく、イヤこれはどうにもイカンな、となったのが1ヶ月程前である。
以前のように食事を抜く、というのができなくなっていた。
食欲に克てないのである。
以前は結構、平気だったと思う。
いやウソだ。辛かった、1日1食を抜いたら48時間絶食、そりゃツラい。
しかし、その辛いのも、登りたいルートのことを考えたら我慢できたのである。
その我慢が逆にモチベーションにつながったりもした。
今は思う。(バカはオレだった)
具体的にいうと64kg。
私の年齢・身長の適正体重は68kgらしいので、まだ痩せてる方なんだろうけど。
この体重だと12は殆ど登れない。モチベーションもダダ下がりで、ようやくダイエットを思いついた。
やると決めたら積極的に進めていく性格は、我ながら素晴らしいな、と思う。
そして毎度思うのが、なんでこの情熱を仕事に向けられないのか、ということである。…いや、まあいい。
そして調べまくって情報を集め、恐らく平均的ダイエッター(?)ほどの知識を得たと思う。
あんパンひとつ食べるとその分のカロリーを消費するための運動量とか知らないことだらけだった。
人間、知識を得るとひけらかしたくなるもので、色々書きたいが長くなるので止めておく。
なんといっても入力がめんどくさい。
私は食事を減らすのではなく、間食を減らすことにした。
私は甘いものやポテトチップスのような菓子類が大好きで、昔は羊羮一本イッキ食いとかして、仲間から「見てるだけで胸焼けする」「気持ち悪い」と「甘いもの妖怪」と呼ばれたりもした。
間食を止めることはできないが代えることはできた。
今の世の中には大変素晴らしい食品が出回っているのである。
0カロリーゼリー。しかも大変美味しい。
買いだめしてる。
炭酸水もお腹が膨れてよろしい。
スナックのようなしょっぱいのが食べたくなった時は味付けのり。他には、0カロリー麺もおいしい。
間食を全て上記のような食品にしてるわけではなく、お菓子も食べる。0カロリー食品は結構高いし。
まあ、あまり追い込まないで上記のような食品を取り入れるようにした。ダイエットに無理は禁物である。
1ヶ月続けると効果はあった。60.3kgはジムから帰って夕食前。メシ食ったら61.5kg位。
ついでに体脂肪率。
ここ最近は62kg以下に抑えられている。
体重が落ちるとキレも戻ってきた。2キロ痩せるとだいぶ軽く感じる。ジムでもまずまず好調。
全く、カロリーに気を遣うなんて以前の自分からすれば、本当に信じられない。
以前は“カロリー控え目”とか“甘さスッキリ”なんて食品は絶対に買わなかった。
いつ頃からか、アッサリ味、低糖分食品がもてはやされだした。もうずいぶん前か?
そういう流れには、私は抵抗を感じ、憤りさえ覚えていた。
砂糖減らしたんやから値引きしろや、という考えだった。
コーラは必ずオリジナルの赤だったし、コーヒーはUCCかカフェオレだった。激甘バヤリース万歳!だったのである。
それが今やダイエットコークに、微糖もしくはブラックコーヒーである。バヤリースもアッサリ味があるようで、世の流れには逆らえないようだ。
2~3キロ体重が増えようがなんとでもなった昔が懐かしい。
今は毎朝毎晩体重計に乗って1キロ減った、増えたで一喜一憂している毎日である。
職場が変わったことによる環境の変化や、加齢による代謝の低下も大きく関わっていると思う。
ひょっとしたら筋肉量が増えたことによる体重増加も考えられる。
しかし「体重が減れば登れる」というのは、当に今実感していることである。
無理なく、なるべく今くらいの体重を維持していけたらええなあ。
ダイエットの勉強していて衝撃を受けた一文。
“ポテトチップスは毒”。がーん…
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