あっちゃんと行く琵琶湖一周自転車旅。18年4/28~29
思い立って、ムスコと自転車で琵琶湖を一周してみることにした。
出発は琵琶湖の南端、石山駅。
マクドナルドで腹ごしらえの後、駅リンくんで自転車を借りて8時30分、いざ出発!
一般的には反時計回りがオススメらしいが、我々は時計回りを選択。
湖東より湖西の方がシンドイみたいなので、シンドイ方を初日に終わらせておきたかったからである。
琵琶湖大橋辺りまでは街中を走り、全然スピードに乗れない。
堅田辺りから車も減り、スイスイ進むようになった。
浮御堂。
道端で干乾寸前の亀を助ける。ええこと、あるかな?
暑くもなく、寒くもなく。自転車旅にはちょうどいい気候。
蓬莱辺り、11時18分。まだ余裕。
白髭神社、13時。
おみくじをひくあっちゃん。末吉。ビミョー…
ずっと自転車にまたがっていると、ケツが痛くなってくる。通称“ケツゴロシ”。
以前、淡路島を一周した時も経験済みなので、座布団二枚持参だったのだが、それでも痛い。
ちなみにあっちゃんは乗りにくいからと座布団使わず。
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1267460/1285717/60440746
淡路島、8年前かあ。
14時、安曇川の平和堂で昼飯。
白髭神社で見知らぬおじさんにもらった焼き栗もいただく。
相変わらずのんびりと。
15時50分、マキノ辺り。
17時、海津大崎。琵琶湖の北までやってきた。
琵琶湖の北側の道は長閑でとてもイイ感じ。
なのだが、我々は疲労コンパイの上、暗くなり始めているのに寝床も決まっておらず、少々焦っていた。
19時過ぎ、木之本辺りで寝ることにする。ほぼ、真っ暗。
火をおこしてソーセージを焼く。鉄板のヤツ。
今回は、テントも寝袋もなし。
装備はレジャーシート1枚といういわゆる“ピュア・ノジュク”である。
これは伝説の野宿集団である、かの“アベノノジュカーズ”が一番最初に行っていた方式で、気温の順応性及び肉体の強さが試される。
「さっぶ!」
全然眠れなかった。火を絶やさないように、一晩中薪をくべていた。
ノジュカーズも堕ちたもんだ、イヤ、元々私は眠れない体質やった。
傍らでムスコがぺらぺらのシートにくるまって熟睡している。やるなぁ…
こうしてノジュクの技は“一子相伝”、引き継がれたのだった。
翌朝。5時起床。すぐ出発。
2日目もいい天気。
自転車で琵琶湖一周することを“ビワイチ”と呼ぶらしい。
発作的変顔大会。(写真多数)
長浜到着、7時50分。
長浜のコンビニで朝飯を食べる。
二人ともかなり疲れていて、ペースはのろのろ。ケツもかなり痛い。
長浜城。
彦根に朝からやっている銭湯があるらしいので、そこを目指してがんばる。
彦根の極楽湯に到着。10時。もうふらふら。
ここの銭湯は以前来たことがあった。たしか谷やんと。芹谷の時かな?
風呂に浸かって休憩所で横になるとソッコーで寝てしまった。
比較的元気だったあっちゃんが2時に起こしてくれるはずだったが、起きたら4時だった。
4時!?ちょっとヤバいんちゃうか?
まだ80kmくらいあるのに。レンタサイクルは夜11時までに返せばええけど、あまり遅いと電車がなくなってしまう。
天下一品で遅い昼食をたべて再スタート!
かなり寝たのでだいぶリフレッシュできた。
この先は、少し焦っていたこともあり、写真は殆どない。
サイクリング道が整備されていて走りやすかった。
琵琶湖は南に行くほど狭まっている。
彦根辺りでは対岸が霞んで殆ど見えなかったが、近江八幡辺りまで来ると、だいぶ見えるようになってきた。
夕暮れの橙色の空が湖面を照らして綺麗だ。
尻の痛みさえなければもっと快適なのだろうが。
琵琶湖大橋まで帰ってきた。この辺りに「琵琶湖サイクリストの像」があるはずなのだが、もう真っ暗で探すのも面倒になっていた。
もうひとふんばりで石山に到着。やった~!終わった~!
9時10分。思ったより早くに着けた。
駅リンくんのおじさんは、昨日朝と同じ方だった。
琵琶湖一周して来ました、と言うと頑張ったね、と誉めてくれた。
次の電車まで15分あるので、昨日の朝と同じマクドナルドで夕食を調達。
いやあ、しんどかった。山登りから遠のいて体力が落ちている身にはかなりキツかった。
計画もテキトー、行き当たりばったりで(なんとかやるやろ)的旅行だったが、考えてたよりかなりキツかった。
それだけに達成感はひとしお、喜びも大きい。
ムスコのあっちゃんは、最近ずっとゲームばかりで運動はあまりしていないようだが、さすが成長期のド真ん中、以前より体力がついたように思える。なんか運動すればええんやけどな。
2日間楽しかった。これに懲りず、また付き合ってくれな。