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2017年6月 3日 (土)

クライミングパートナーのこと。

私は基本的に“登りたがり”である。
私とよくクライミングに行く人は知っているだろうと思う。
そして私はオンサイトにこだわっている。
どうも私は他の人と比べて上記の意識が強いようだが、それでも普通にクライミングが上手くなりたいと思っている人には当たり前のことだと思う。

こういう考えは、大切なことだと思うが、時には少々困ったことになることがある。らしい。
普段行くフリークライミングはシングルピッチなので、問題ないのだが、マルチピッチのルートの場合である。
アルパインを含めて、マルチピッチのルートでは、“核心”ピッチをどちらがリードで登るかが問題となる。
登攀能力や経験に明らかな差がある、片方が上記の意識が非常に薄い、なんて場合はいいのだが、そうではなく、どちらも登りたいと考えていたらややこしい。
他の方のブログなんかを読んでいると、このことでちょっと気まずくなったりすることもあるみたいだ。
二人とも(核心はトーゼン自分)と考えていて、取り付きでもめる、みたいな。
そういうことを避けるためにも、パートナーとは事前に話し合いをしておくのがいい。

セカンドで登る、というのは、私にとってはほとんど意味がない。
これは、登攀価値(?)という意味であって、もちろん、ツルベの場合は半分はセカンドで登ることになるのだが。
クライミングというのは“墜ちるリスク・恐怖”があっての、自分との葛藤・戦いであると考えている。
いかにフリークライミングが“スポーツ”に特化したとはいえ、やはり根本はそこだと思っている。
トップロープに価値はない。
そしてセカンドで登ってしまうと、次回あるかもしれないオンサイトトライの“楽しみ”もなくなってしまう。
私がもし、登りたいピッチをセカンドで登ることになったら、目をつぶってゴボウで登りたいくらいだ。

さて、しかし私はそういうことで困ったことには遭ったことがない。
“らしい”と書いたのはそのためだ。
いつも登りたいところは登らせてもらっている。パートナーに感謝、である。

しかし、そのうちそうでなくなる時が来るかもしれない。
「チョリオさん、核心、やらせてもらえませんか」
そう言ってくる後輩が現れるかもしれない。
それは非常に嬉しいことではあるけれども、反面、複雑な心境やなあ。

P8151185
剣岳チンネ左稜線の核心ピッチ。

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