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2017年5月 9日 (火)

城山(3) 17年5/3~6

==城山3日目・南壁 5月5日==

3連登はさすがにキツい。なので、3日目は南壁でまったりマルチ、と決めていた。
起床時間も1時間遅らせ、6時に。ゆっくり準備し、南壁到着7時40分。
だいぶのんびりしたつもりだったが、それでも一番乗りだった。

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気持ちのいい朝。

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城山登山口。

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南壁到着。デカい!

この日は、シャントくんにリーダーをやってもらう。
他の日はフリーで、主導権は私だが、アルパイン主体のこの日は彼がリーダーをすることで、成長もできるのでは、と考えたからである。

私「リーダー、まずどこ登る?」
シャント「エキスカーション、登ります!」
私「最初のピッチのトップは?」
シャント「自分がいきます!」

(ほぉ…)
エキスカーションは6ピッチで、核心は3ピッチ目、10c。
1ピッチ目でトップの者が、核心もトップでいく、ということになる。
(昨日の11aRPで自信をつけたか)

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1ピッチ目をシャントくんがトップで登り、私がフォロー。
次のピッチを私がトップで登り、シャントくんに「登って~」と声を掛ける。

最初、少しロープが動いたが、その後なかなか動かない。
2ピッチ目の終了点は小ハングの上で、下が見えない。
下に向かって「どした~?登ってこ~い」と声をかけるも、返事がよく聞き取れない。
そのうちロープにテンションがかかり、「ロープアップ!」と悲鳴のような声が聞こえる。
ロープアップもなにも、ほぼテンションかかっとるんやが…

ようやく姿が見えてきた。
「もう登れんのやったらゴボウで登ってこい」と声をかける。
しかしゴボウでも、ずいぶんと遅い。(こらまた大変やな…)
ゴボウといえば、谷やんが見事なゴボウ使い(?)だが、ゴボウでもだいぶ上手い下手の差があるもんだな、と思ったりした。

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ゴボウで必死に登るシャントくん。

シャントくん、ようやく2ピッチ目の終了点へたどり着いた時には、へろへろになっていた。
一応、「この後カクシンやが、どうする?」と訊いてみる。
「……」
「敗退すっか?」と言うと、
待ってましたとばかり「そうですね、降りましょう」との答え。

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南壁、ロケーション最高。

懸垂下降で降り、しばし休憩の後、
私「リーダー、この後どうする?」
シャント「バトルランナー、登りましょう」
私「1ピッチ目のトップは?」
シャント「自分がいきます」

バトルランナーは4ピッチ、核心は2ピッチ目の10aで、そこを私に譲る形に。
さすがに先ほどのエキスカーションで自信をなくしたようである。

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11時。バトルランナー、スタート。
1ピッチ目の5.8をシャントくんがリード。
しかし2ピン目を掛けたところで止まってしまった。
そのうち、テンションがかかり、「降ろしてください」と小さな声が聞こえてきた。
ロワーダウンで降ろしてやる。

「トップ張るからには、なんとしてでも登らんかい!」という、昔ながらの山岳会風の台詞が頭をよぎる。
しかし、私は黙っていた。

しばらくして、「回収、どうする?」と訊くが、案の定、そこまで考えられないようで黙っている。
(ま、それもしゃあないか。)
私は2本のヌンチャクを回収し、彼を木陰へと誘った。

シャントくんは、だいぶショックを受けたようだった。
前日に11aが登れて、少し鼻が伸びたようだったが、“エキスカーション”でへし折られ、“バトルランナー”ではのめり込んでしまったみたいだ。
まあ、そううまくいかないのが、クライミングの難しいところ、
終始うなだれていたように見えたのは、眠気や疲労のせいだけではないだろう。

昼になった南壁は、灼熱だった。
とても登っていられるような状態ではないように思えたが、多くの人が普通に登っていた。
私はもう、とうに登りたいという気持ちは失せていたが、(せっかく来たのだから)という貧乏根性で、“ハートルート5.11a”と“ブラウンシュガー5.11a”の2本をRP。
13時半、南壁を後にした。

時間的には、まだ他のエリアに行ってクライミングできるのだが、私は高グレードのトライはできないし、シャントくんも気持ちが切れてしまっているので、ゆっくり休むことにした。

アピタで買出しの後、一二三荘温泉ではなく、湯~トピアかんなみへ。
一二三は400円でリーズナブルなのだが、いかんせん湯温が熱すぎてゆっくり浸かっていられない。
かんなみでゆっくり汗を流し、じっくりストレッチ。最終日の明日へ備える。

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シャントくんも元気を取り戻したようである。

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テン場に戻ると、テントもお疲れ、寝ていた。

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最後の宴会。

~つづく~

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