やり抜く力「GRIT」のこと。
今号のロクスノはとても為になった。
特集だった「クライミングを科学する」は勉強になったし、
アダムオンドラが完登したエルキャピタン・ドーンウォールの記事は面白かった。
腰痛の記事もあったし、連休に登る予定の城山マルチの記事もあった。
良い記事が目白押しだった今号のロクスノ。
しかし、私の心を射抜いた言葉は、
「多くの人はストレッチすらやり抜くことができない」
であった。
それを読んだ時、私はドキッとした。
一流のクライマーと、私のような凡人クライマーとでは、「やり抜く力」(「GRITというらしい」)が違う、と記事には書いてある。
自分の心が見透かされているようだった。
私は今、クライミングに夢中で、よく動画を見たりする。
そして、その度に(いいな~、オレもこんな風に登れたらなぁ)と思う。
しかし、反面、(子どもの頃からやってんやろな、オレなんて始めたの43才やし)とか(持って生まれたモンが違うな)と思ってしまう。
いや、まあ、それはきっと正しい。だが、それだけか。
PCの向こう側の人たちは、若くからクライミングを始めて、素質に恵まれただけで、登れるようになったのだろうか。
おそらく、いや、きっと大変な努力をしているのだと思う。
その努力の何分の一も、何十分の一の努力もしないで、自分の登れない理由にするのは、かなり恥ずかしいことである。
さて、この記事を読んで、私も「やり抜く」ことを決めたので書いておく。
そんな難しいことではない。続けることが大事。
とりあえず、1年、やり抜く。既に1ヶ月経ったので、来年の3月まで。
・ストレッチ
体の硬い私にとってストレッチは必須。怪我して登れなかった去年6月から続けているが、たまにサボってた。必ずやる。
・体幹トレ
これも去年6月からやっていたが、クライミングを再開した後、いつの間にか止めていた。結構シンドイねん…
3月から再開、ジム以外の日は必ずやる。
・指のトレーニング
トレーニングボードがあればいいが、設置する場所がないし、お金もない。何よりヨメさんの目が怖い。ので、できる範囲で。
翌日クライミングがない日は必ずやる。しかしかなり負担が大きいので、ケガしない程度で。
今のところ1ヶ月は続いているが、効果は感じられない。
効果が感じられないから、殆どの人(私も)は続かないのだろう。
しかし1年。必ずやり抜こう。
https://www.youtube.com/edit?o=U&video_id=ohyKDJlntI4
体幹トレの1つ、片足スクワット。
実は1ヶ月続けて、早くも数回、サボりそうになった。
その時は「ストレッチすらやり抜くことができない」の言葉と、それを読んで恥ずかしく思った気持ちを思い出して乗り切った。
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アハハ!笑いました。
確かに人間は、同じ事の繰り返しを(それが簡単の物であればあるほど)継続するのは難しい。
46才?早いですがな!
私なんてフリーは、60過ぎてからでっせ~!
新人さんやジムで子供たち見てるとええなぁーとか凄いな~とか羨ましく思ったり、劣等感に苛まれたり・・・。
やってる意味あるんやろか・・・・と思たったり。
でもやっぱり楽しいし、シニアの素敵な仲間もいるし。最近は亀どころか蟻の一歩やなぁ~と思いながら、でも絶対に腐らず諦めず!!
劣等生は、コツコツやるしかない!!
もちろん、ジム以外のトレーニングもコツコツと!!
上を見れば切りがない。でも今よりも上を目指して!!だよね。
ジジイになるまでガンバ!ババアより
投稿: mayumi | 2017年4月15日 (土) 05時57分
mayumiさん、コメントありがとうございます!
そっすよね~、mayumiさんに比べたら、私なんてヒヨッコですよね(それは言い過ぎか?)
実はmayumiさんの熱心な姿は、私のモチベーションの一つなんです。クライミングだけに限らずです。
いつも元気をいただいてます、ありがとうございます。
ところで、mayumiさんは“劣等生”ではないと思います。確かに、歩みは遅いかもしれませんが、mayumiさんは“やり抜く力”をお持ちです。
決めたことをやり抜くことができる人が、結局最後に勝つ(クライミングは勝ち負けではないですが)のだと思います。
特に最近、しみじみ思うようになりました。
投稿: チョリオ | 2017年4月16日 (日) 20時43分