“たんつぼ小僧5.11d”RP 17年3/12
小春日和の暖かい気候の中、不動岩へ。
正面壁に着くと、先日知り合いになったT田さんがいらっしゃったので、ご挨拶。
そのT田さんは、しばらくしてシアターへ行かれた。
こんなにいい天気だというのに珍しく、我々だけの貸しきりに。
本日の相棒Aくんが、“ワンマンショー5.11d”のトライをするというので、アップがてらヌンチャク掛けに。
もちろん、11dでアップできるほど上手いわけはなく、出だしのスラブで早々にフォール…せめて核心まではノーテンで行きたかった…
そのうちアンパンマンさんが来られて、スパイアで“タイコ5.11c”をあっさり登ってはった。
「登る回数が多いからですよ」と笑っておられたが、私なら何度登ってもそうはならないと思う。
しかも“スパイア”で…
ワンマンショーのムーブとホールドを復習できたので、再RPも悪くない、と考えたが、隣の西壁へ。
狙いは“たんつぼ小僧5.11d”。
去年3月、一度だけ触ってコテンパンにされた課題。
1年経って、成長が感じられるか?
↓去年の3月6日の記録↓
http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/511drp-16356-31.html
1便目。ヌンチャク掛けとホールド、ムーブの確認。
手応えをつかんで降りる。
2便目。
右足ヒールフック、引き付けて右手遠いカチ、一度足ブラになって、左足ヒールフック、左手スローパー。
まだ余力がある。(イケる!)引き付けてガバへ…
墜ちていた。
(あれ?)どうなったんだろう?
しばし呆然となったが、気を取り直して検証してみる。
どうやら左のヒールが外れてフォールしたようだ。
この後、ヒールからのムーブを繰り返しやってみるものの、何度やってもダメ。
そもそも普段ヒールフックなんて使わないのでかなり下手クソなのである。
(それなら)
いっそヒールフックではなく、乗り込んでしまえば。
しかし、そのためには右手カチでかなり引き付けないといけない。
(いや、これくらいの引き付けなら…できる)
何度も練習している間に、遠い右手のカチは普通に取れるようになったし、左手スローパーではなく、もっといいカチも見つかった。
3便目。
右足ヒールフックから、右手遠い(既にそんなに遠くない)カチ。
足ブラになり、右手で思い切り引き付けて左足をホールドに乗せる。(乗った!)
左手デッドでさっき見つけたカチへ。(よし!取った!)
クリップをし、後は慎重に登り、終了点へ。
(よっしゃぁ!登れたぁ!)
嬉しい!苦手なボルダー系の課題だったので、ちょっと自信がなかったのだが、1年前より少しは強くなれたと思えた。
“たんつぼ小僧5.11d”。3人くらいは雨宿りできるな。
正面壁に戻ると、「RPおめでとう」と言われた。
「あれ?なんで分かったん?」と訊くと「声、不動中に轟いてたよ」とのこと。
(ん?そんなに声出してたかな?)
ま、脳内麻薬分泌のためには声出しとかんとな。
あ、そういえば、1便目の時も下の方から「大丈夫ですか~?」って声がしていたが、あれはひょっとして私に向かって言っていたのかな?
相棒Aくんも、2便目で“ワンマンショー5.11d”をRP。
時間があったので、西壁の上部に行ってみた。
Ⅳ級程度の登りなので、私がトップ、Aくんフォローで。
上部もなかなか立派な壁で、面白そう。
しかし、平地が少なく、落ち着かない。セルフビレイは必須。
一番カンタンな“ダンシングシバ5.11a”をトライしてみたが、核心でフォール、ムーブを見つける前に、足が痛くなって回収。
そういやずっとシューズはきっぱなしだった。トライ前に一度脱げばよかった。
下降は懸垂で。11aは登れなかったけど、プチアルパイン気分が味わえて楽しかった。
正面壁に戻るとすでに16時。
片付けて下山、道場駅前でAくんとクライミング談話をした後、帰宅した。
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