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2016年4月の17件の記事

2016年4月28日 (木)

グラビティなんば 16年4/28

今晩から山岳会の合宿の為、いつもの仲間がいない。
ドウタくんにビレイをお願いしていたが、ジムに着いてみると、リョウさんが1人でいたので、組んで登ることに。

今日は朝から左肘が痛いので、無理しないようにした。
12台は控えて、11台ばかり登る。

正面壁右の、オレンジ11c。
RPにだいぶ苦労したルートだったが、本日1便目であっさり再登。
自分でもビックリしたわ。

続いて白の11cd。
RP時、最後無理矢理だったんで、キレイに登るように心がける。
が、やっぱり無理矢理で再登…こっちの方がオレに合ってるみたい。

正面壁左、青11c。
リョウさんが、上手にキョンを使っていたので、試してみる。
全然ダメ…おそらく柔軟性不足。力技で再登。

今日は普段あまり触らない凹角や垂壁、ルーフの課題も再登。

たまには力を抜いて、いろいろ触ってみるのもええもんだ。

2016年4月27日 (水)

グラビティなんば 16年4/26

前回に続き、12b桃色を触る。
最後の終了点手前がどうしてもできない。
いろいろ試し、下を通りがかったM君にアドバイスをもらったりしたが、やはりできない。
ヨレまくって降りてきた。
まあ、今日はこの辺にしといたろ(泣)

さて、12台の復習。
前回登れなかった12a緑から始め、12c黄、12a青、12b緑。
全て再登。

登れた12台5本の内、この4本を1日で登ることを、密かに目標にしていた。
(5本の内1本は、一箇所かなり腰に負担がかかる為、封印中)
今日、あっさり登れて、目標達成。

最後の12b緑の後も、それほどヨレてなかったので、続けて12a青を登ってみるが、さすがに墜ちた。
しかし、12台を2本連続、というのを目標にしてもええかも。

自分では、それほど調子がいいとは思えない。
ぎっくり腰以降、腰がまだシックリこないし、他にもなんや、体のあちこちが痛い。
モチベーションもイマイチ。
でも登れてるんやから、調子はいいのか?
ようわからんが、まあ、良しとするか。

2016年4月25日 (月)

山神社2日目 16年4/24

昨日に続き、山神社の岩場へ。
この日は山岳会の登攀訓練で、総勢19人集まった。

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ぞろぞろと山神社へ向かう。

南面の10a辺りでアップを済まし、左岩西面へ。
日当たりの良い南面は乾いていたが、日陰の西面は全体的に湿っていた。
(登れるかな?)
とりあえず取り付いてみないことには分からない。

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会の殆どの人は、南面でクライミング。

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mayumiさん、いきなり10bをMOS!

(昨日から数えて)4本目。
“往生しまっせ 5.11a/b”
上のテラスに行くまでがズブ濡れで恐ろしい。ノーピンやし。
幸いテラスは乾いており、そこから左へトラバース。
ようやく1ピン目。一安心。
トポを見た限りでは、この課題は元々ルートの下でビレイするのが本当のようである。
しかし、今では草木が生い茂り、とても真下ではビレイできない。

ともあれ、ようやく登攀開始。
登り始めて後悔。やはり湿っていた。
岩は緑色で、うっすらコケが付いており、昨夜の雨を含んでいる。

登り初めはガバばっかりだったが、だんだんホールドが悪くなってくる。
下部トラバースのせいで、ロープの流れが悪く、重い。
足が滑りそうで信用できない。
(ああ、シューズ拭きたい…)
右足は拭けたが、左足は拭けない。

それでも、なんとか最終ピンまでたどり着いた。
終了点まで、あと少し。

左手、小さなポケット、人差し指を突っ込んで、右足乗り込む。
右手、目当てのホールドに届くが、想像以上に悪い。
つーか、保持不可。
左に良さそうなホールドが見える。
(しまった、間違えた)
そこからは届かないので、慌てて戻るも、小さなポケットホールドのマッチに苦労する。
左足に置き換え、乗り込む…
乗り込めない。
(滑りそう…)

(やばい…)
ビレイヤーのA阪さんを見る。
遠すぎて、はっきり見えない。
(墜ちる…)
もう、腹を決めて、一か八かで乗り込む!

フォール!!
やっぱり墜ちた。
左のシューズ、拭けんかったしな。

コケが付いて湿った岩。
屈曲して重いロープ。
ビレイヤーが遠くて意思疎通が難しい。
(まるでアルパインやな…)

暫くおいて、2便目で無事、RP。

5本目。
“苦労あるクロアール 5.11b”
さっきの“往生しまっせ”の左隣。西面の端。
また緑色の壁…

同じようにテラスで左トラバース。
1ピン目2ピン目は、ずいぶん古いスリング。
さらにアルパイン風味が増したようだ。

そしてもう、さっきのデジャヴを見ているかのよう。
上部は細かい、滑る、怖い…
しかも、だいぶランナウトしている。
あまりに怖いので、左のルートまでトラバースし、そこのピンに掛ける。
右に戻って、上のピンに掛ける。
そのまま登ってしまいたかったが、ロープが重過ぎる。
仕方ないのでクライムダウン、左トラバースして、左ルートのピンをはずす。
もう完全に、フリークライミングをしている気分ではない。
こんな登攀は二度とゴメンなので、気合を入れて完登。MOS。
あー、怖かった。

6本目。
“播州エレジー 5.11b”
ここも緑色…
ただ、昼になって西壁にも日が差し、気温も上がっている。
登ってみると、ずいぶんマシだ。
快適、とまではいかないが、十分楽しい。

しかし相変わらず、ビレイヤーが見えないのが怖い。
上部で細かいホールドに苦労するが、MOS。

降りてきて分かったが、ビレイヤーのK代さんは、気を利かせて私の見える位置に移動してビレイしてくれていた、とのこと。
また、ロープもK代さんの60mを借りたおかげで、ずいぶん登りやすかった。
(私のロープは50mで一番下まで降りられない。また、クセがついて重く、登りにくい)

7本目。
“晩秋物語 5.11b”
いよいよ西壁最後のイレブン。
ビレイヤーのK代さんに、「さっさと終わらせてくださいね」とプレッシャーをかけられる。
さすがに、この壁にもだいぶ慣れ、余裕がある。
ホールドを探すゆとりもでてきて、いろいろムーブを試したりして楽しむ。
名残惜しいが、終了点。MOS。


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最後に“古きを讃えて 5.10c”を登り、終了。

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今回、2日間で7本の11a~11bの課題を登り、6本マスターOS、1本RP(2便)。
これで、左岩西壁の課題は全て終わった。
私にしては、かなり上出来だが、勿論私が急に上手くなったワケではなく、グレードがかなり甘いのである。(播州グレードというらしい?)
恐らく、オンサイトでのグレードで、根本的に烏帽子岩や不動岩とは違うみたい。

とはいえ、やはり登れたことは嬉しいし、楽しかった。
左側のアルパインチックなルートも、怖かったが、いい経験になったし、良い思い出だ。
ただ、あまり人気がないようで、登っている人もあまりいないようだ。
これからますます、アルパイン化が進みそうだ。

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左岩西壁。登らせてくれてありがとう。
でもたぶん、もう登らんかな…

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会の登攀訓練も、つつがなく終了。

山神社1日目 16年4/23

山神社の岩場に行ってきた。
メンバーは秀さんとM西くん、A阪さん・K代さん・F原さん・M崎さん。

今回の目標は、「11台をいっぱい登ること」。
山神社には、去年の春に一度だけ来たことがある。
その時の11台は、イチ番人気の“紺碧の宇宙(ソラ)へ 5.11a”1本のみ。
実はこの時、シューズがおろしたての“ドラゴン”で、足が痛すぎてあまり登れなかった。
だから“紺碧のソラ”も、足が痛かった印象しか残っていない。

さて。アップの後、左岩西面へ。
ここは8本の11台が並んでいる。グレードは11a~11bまで、似たり寄ったり。

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“紺碧の宇宙(ソラ)へ 5.11a”秀さん。もちろん、MOS!

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M西くんも“紺碧の~”OS!

まず1本目。
“空の翼 5.11a”
アップしてからずいぶん経ってしまい、感覚的には1本目。
足が信用できず、結構コワい。が、なんとかOS。マスターで。
秀さんも、続いてOS。

2本目。
“黄昏の大地 5.11b”
黄色いルートを登る、とトポにあるが、見た目は黒い。
ちょっとホールドが細かく、上部でバランスが悪くなる。
しかも結構ランナウトしていて怖かったが、落ち着いて完登。MOS。
1本目がこの課題だったら、たぶん墜ちてたな…

3本目。
“落陽 5.11a”
この壁にだいぶ慣れてきたのか、この課題はだいぶ楽に感じられた。
問題なくMOS。

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“古きを讃えて 5.10c”のM西くん。

3時半頃、雨が降ってきた。
ゴリラ岩に行ってみたかったが、諦めて撤収。


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左岩南面のK代さん。

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同じくA阪さん。

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二人をビレイ中のF原さんとM崎さん。なんかビレイにずいぶん温度差が…

秀さん、M西くんと別れ、K口さんと合流。
雨の中、古法華キャンプ場にて、宴会開始!

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タープもなく、ビニールシートを上に張っただけの宴会場。
なかなかのみすぼらしさである。

しかし、私は“みすぼらしさ”が似合う。
自慢ではないが、20代、ノジュカーズ時代に天王寺駅で友達と待ち合わせのため、
エアコン前でしゃがんでいたら、駅員に「そこに座るな、仲間が集まってくるやろ」と注意されたことがある。
ホームレスと間違われたのである。

んん…自分で書いててなんだが、確かに自慢ではないな。
なんか空しくなってきた。

しとしと雨、みすぼらしい中ではあったが、宴会は楽しかった。
K口さんのモットーは“広く浅く”らしく、色んなことに手を着けている。
経験豊富で、面白い話が尽きない。
0時、おひらき。

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翌朝。雨はすっかりあがっていた。

~つづく~

2016年4月22日 (金)

グラビティなんば 16年4/21

相変わらずモチが低いがジムへ。

久しぶりに12b桃色を触ってみる。
やっぱり最後のホールドから終了点へのムーブがわからない。
正攻法で、そのまま取りに行くのか?
だとしたら、圧倒的に保持力が足りない。
2度ほどトライして、他の課題へ。

この日のパートナーはドウタくん。
彼はスキー好きで、冬の間はあまりジムに来ていなかった。
が、あまりブランクが感じられない。
それどころか、この日初めて11aが登れたらしい。
おめでとう。

私は前回登れなかった12b緑にトライ。
1便目で登れた。
次は12c黄色。これも登れた。
次に12a青。登れた。

調子はイマイチのはずだが、結構、登れる。
12a緑。
核心、ソラマメホールドでクリップ・マッチ、は耐えたが、その後2手目のカチでフォール。
もうちょっとやったんやけど…

2本目に登る11aもテンションなし。
調子悪く、ないのかも…?

ドウタくんはクライミング歴は浅いはずだが、ビレイ上手だった。
おかげで思い切りトライできた。
クライミングや、シューズについての話をしたが、なかなか詳しい。
勉強もだいぶしているようだ。

ウチの会の谷やんも最近メキメキ実力をつけていっているが、共通点として、クライミングに興味を持って、知識を仕入れていること。
この手合いは上達が早い。

「クライミングのあらゆることに『ものしり』になろう」
とは、かの安間佐千の言葉である。

2016年4月20日 (水)

グラビティなんば 16年4/19

んー、最近ジムでのモチベーションが上がらない。
一番の理由は、やはり、あまり登れないコト。
なんかキレがないというか…体が重い(ダルい)というか…
以前のようなワクワク感が、あまりない。

さて。
アップの後は左の11d黄色。登れず。
次も、という気にならず、苦手な12a緑■の復習。
こちらは2便目で、なんとか再登。

次は12b緑の復習。
2便出して登れず。

どーもイカンね。
12の後、続けて2本目に登る11aは一度もテンション掛けずに登れた。
これは収穫、やな。

2016年4月18日 (月)

烏帽子岩~蓬莱峡 16年4/16・17

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ショウジョウバカマ。


春爛漫の烏帽子岩へ。
秀さん、秀さんの同僚のSさん、M西くんの4人。

今日は宿題の“北山林ルート5.11c”へトライ。
結果は、4便出して登れんかった…
くそぅ、悔しい…

3便目でようやく、核心のフットホールドを見つけて、ムーブ解明。
2便目までのフットホールドでも一応、登れそうだったけど、確率悪過ぎ。
満を持して4便目。

登る気満々だったが、指の先っちょが…すごく痛い…
で、ムーブ起こせず敗退。

短いルートなのでパンプもしないし、指力もまだまだ残ってるのだが、まさか指先が痛くて登れなくなるとは…
この課題、はっきり言ってあんまり楽しくないし、今回終わらせたかったなぁ…

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サクラの中でクライミング。パートナーのM西くん。

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ごましおさんも、いらしてた。

14時になり、仲間に別れを告げて、烏帽子岩を後にする。
道場から宝塚へ、バスに乗って蓬莱峡へ。
山岳会の、新人歓迎会に参加するためだ。

バスに乗ると、ちょうど新人の方5名と一緒になった。
蓬莱峡到着。17時過ぎ、宴会開始。

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新人9人を含めた会員30名ほどが集まった。
K村くんの巨大テントをもってしても、満員すし詰め状態。

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宴は、当にたけなわ、大いに盛り上がった。
新人の方々も、いい方ばかり。
中でも田中くん(仮名)は、入会早々“伝説”を2つも生み出すという剛の者である。
いやぁ、ホンマ楽しかった。宴会はこうでなくては。

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外で寝てらっしゃる方もおられました。

夜から朝にかけて、大雨、嵐だった。

一夜明けて。

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K村くんの巨大テント。今回も大活躍。いつもありがとう。

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“レジェンド”田中くん(仮名)のテント内。バスタブのように水が溜まっている。
「いやぁ、フライシート忘れたんですよ」
(なんでK村くんのテントに避難せんかな…)

この日は蓬莱峡で新人講習会。
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初めてだから?やや緊張の面持ち。

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おなじみイサミン。実は会では新人教育委員長。

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みなさん、非常に初々しい。
自分もこんなだったんかなぁ、と思う。

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仲間が増えました。

2016年4月15日 (金)

グラビティなんば 16年4/12・14

今週も火曜と木曜、ジムに行ってきた。
火曜日は備中で痛めた背中が癒えず、リハビリモード。
10台でもやっとこさ。久しぶりに11aでフォールした。

木曜日は、だいぶマシになった。
10a→10c→11a→11cとグレードを上げる。
いけそう。

12a青色を登ってみる。
たぶんダメだろう、と思っていたけど、予想に反して登れた。

もう一本、12aか12b、と思ったけど、なかなか空かないので、12c黄色を登る。
ラストあと一手、でフォール。

12a緑か12b緑の復習をしたいのだが、やはりなかなか空かない。
M君のパートナーの女性が、壁の左にある11d黄色にチャレンジしているのをみて、やってみることにした。

この課題は、正面壁がリニューアルした時に、早々RPしたのだが、なんか無理やり登ったのを覚えている。
そしてハング越えの核心を越えてからの垂壁がしんどかった。(私にとっては垂壁の方が核心)
ので、RPして以来、全く触っていなかった。

(あんまり気が乗らんが、登りたい課題も空かないし、サクっと再登しとくか)

しかし、全然だった。
ハング越えの核心ができない。

以前、無理やり取りにいったホールドに届かない。
(確か、このフットホールドやったハズ…)
いろいろ変えてみてもダメ。

下にいたM君に助言を求める。
その通りやってみると、届いた。
しかし、だいぶヨレてしまって、その上(私にとっての核心)には行かずに降りてきた。

(んー、ダメだ…)
今度、ちゃんとチャレンジしよう。

2016年4月11日 (月)

“99 5.11c”“いさみ足5.11b/c”RP 備中長屋坂(2日目) 16年4/10

寝不足だ。
先日朝早起きした上に、夜遅くまで起きていたのだから当然である。
酒を飲まない私はまだいい。けっこう飲んだらしいY村くんは、私の呼びかけにピクリとも反応がなかった。

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Y村くん。

寝不足はまだいいが、背中、右肩甲骨辺りに違和感がある。
2週間前、この長屋坂でぎっくり腰になり、今は治っているのだが、治った後に背中が痛くなることは、よくあることだ。
恐らく、腰をかばって無理をしたツケだと思う。
なんか、(いつでも「ピキッ」とイキまっせ)って感じだ。

ゆっくりストレッチして徐々に緩めていく。
のハズだったが、違和感からハッキリ痛みへと変わった。
(ひどくなっとるやんけ。どんなけ虚弱やねん)
己の身体の脆さを呪いつつ、イサミンに頼んでバンテリンを塗ってもらった。

(こらもう、長くもたんな)
短期決戦、1撃で昨日の宿題を終わらせねば。

早速、“99 5.11c”へ。
ちょっと忘れていたところもあったが、思惑通り1便目で落とせた。
通算4便目。

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(ふう、登れてよかった…)

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イサミン、“99”の核心。かなり無理があるな…

壁の右側を見に行く。
昨日だいぶ乾いていたのに、今日になってまた染み出して濡れている。
左の“猫だまし”は絶望的。右の“いさみ足”をやってみることにした。

“いさみ足5.11b/c”1便目。
最初の右手、ポケットが濡れている。
右足ホールドもズブ濡れ。
次の左手、瘤ホールドも濡れてて滑る。
ここで1ピン目クリップ。一安心。

濡れてる瘤ホールドのマッチが滑りそう。
左上する。ここからは乾いている。
ガバと目論んだホールドがガバでなく、どころか保持もできない。
ここで濡れたシューズを拭こうと考えていたのに。
なんとか違うホールドで耐えるが、濡れた右足がいつ滑るかと思ってしまう。
2ピン目を掛けて、早々にテンション。
その後テンションをかけながら、ムーブとホールドを確認して降りた。

“いさみ足”2便目。
相変わらず出だし濡れている。
濡れたシューズが気になりながらも、2ピン目。3ピン目。
この辺りの使えそうなホールドも濡れており、“限定”ルートみたいなってる。
4ピン目を掛けたところでようやく安定してシューズが拭けた。
最終5ピン目を掛け、最後の縦ポケット。
こいつも濡れているが、慎重に保持、大きく伸び上がって終了点。
無事RP。

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今回もお世話になった“ドラゴン”

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この後、“少年ジェット5.11d”を触ってみる。
1ピン目も掛けられず…
オレって、つくづくボルダー弱いな。

懐かしの“ストライクバック5.11b/c”も触ってみる。
再登できなかったが、楽しめた。
以前K本ちゃんと、しつこくトライしたのを思い出した。

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“99”を登るI村ちゃん。この前に“ストライクバック”をRP!おめでとう!

壁の左側は、夕方になってにわかに活気づいてきた。
高知から来たという、賑やかなチームが“パイナップルクライシス”にトライしていた。
(昨日オレがやった時には全然人気なかったのに…)
まず、元気な兄さんがRP、続いてお姉さんもRP。

こちらの“99”チームも負けてはおられない。
二日酔いでグダグダだったY村くんが、核心ムーブを改良し、見事RP!

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Y村くん、見事RPで朝の汚名返上。

イサミンも「もう一便出す!」と言い出し、ラスト便。
改良ムーブで無事核心を越えるも、最後の一手が取れずに無念のフォール…
惜しかった。
せめてもう少し早く改良ムーブがわかっていれば、と思うが、これもクライミングである。

今回は、2日間で11台を3本RP、目標の4本はダメだったけど、まずまず納得の結果。
背中はまだ痛いけど、ちょっと無理した甲斐があった。

“パイナップルクライシス5.11b”RP 備中長屋坂(1日目) 16年4/9

春の陽気の中、備中・長屋坂へ。
メンバーは秀さんとイサミン。現地でY村くん、I村ちゃん、K菅さん、K本ちゃんと合流。

今回の目標は、11台をなるべく多くRPすること。
具体的には、壁の左端、“パイナップルクライシス5.11b”“99 5.11c”、壁の右、“いさみ足5.11b/c”“猫だまし5.11c”。
これらを2日間で(全部RPしてやろう)と目論んでいた。

長屋坂に到着すると、K菅さん、K本ちゃんは既に着いており、K本ちゃんは“女王様12b”に取り付いていた。
一方のK菅さんの狙いは“吹屋の娘12c”だが、染み出しで核心がビショ濡れ…ご愁傷様です。


“ザグ”でアップを済ませ、どのルートからしようかと見て回る。
右側の2本は染み出しで濡れていたので、壁の左端、“パイナップルクライシス5.11b”からチャレンジ。

1便目OSチャレンジだが、3ピン目で早くもテンション。
この課題は左上して行くルートなのだが、地面も左上しているため、3ピン目を掛けてもグランドフォールしそうで怖い。
加えて、でかいフットホールドが濡れてて使えず、左への乗り込みが怖い。

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3~4ピン間。両足のちょうど間が濡れていて、左足を更に左に送らないといけない。

“パイナップルクライシス”2便目。
グランドフォールの恐怖と戦いながら、左上していく。
なんとか最終ピンをクリップ。
ここから終了点までは、けっこうランナウトしているが、ガバばかり。
なのだが、3手ほど進んでガバが見つけられず、慌ててクライムダウン。
もう一度、仕切りなおして、無事RP。

終了点から「誰かやりますか~?」の問いに、全員無言。
下から見ていても、けっこう怖そうだったみたいだ。

次は何しよう。
壁の右側を見に行くと、“いさみ足”がだいぶ乾いて登れそう。
これに決めた。

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後から到着、Y村くん、“99”。

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イサミンも“99”。

“いさみ足”に決めたが、Y村くんとイサミンが“99”を登ってみるのを見ていて、なんとなく触ってみたくなった。
Y村くんにムーブとホールドを教わりながら登ってみる。
(おもしろい)
次の便で落とせそうなので、こちらを先に片付けることにした。

“99”2便目。
落とす気満々で取り付いたが、下部でルートを間違え、核心に着く前に、早くもテンション…

“99”3便目。
何ヶ所かミスしたが、核心を抜け、最終クリップ。
しかし、最後のホールドを取り損ね、フォール。
悔しい…

最後のムーブだけ確認しておこうと、何度かやってみるができない。
(アレ?)
何度目かで、最後のホールドを取る前にクラックを中継に入れるのを思い出した。
こんな肝心なことを忘れているとは…そらフォールするわな…

降りてきて、ビレイヤーのイサミンに
「いつものチョリオさんなら、絶対墜ちなかったのに」
と言われ、
(確かに、明日がなく、この便が最後だったら、飛ばしてでも掴んでいたかも)
と思った。

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秀さん、“ストライクバック”。

18時までクライミングを楽しんだ後、買出し、杉田ハウスへ。
宴会は盛り上がり、朝早かったにもかかわらず、ずいぶん遅くまで起きていた。

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K菅さんの緊急ムーブ説明会開催。

~つづく~

2016年4月 6日 (水)

グラビティなんば 16年4/5

封印中の12c水色をやってみた。
やっぱりアカン。
また当分、封印かな…

この日は12台は登らず、11cを中心に登る。
その代わり、本数を増やす。
ちょうどイサミンが、「今日はビレイのみ」と言うので、遠慮なくどんどん登る。

11c全部登ろうと考えていたが、最後の1本、右端ルートがなかなか空かない。
空く気配がないので、ヤケクソで12c黄色へ。
かなりヨレてたけど、再登できた。嬉し。

10時半、ビレイヤーがいなくなり、最後の追い込みで長物115手。で終了。
今週は木曜日ジム行けないので、いっぱい登った。

ムスコ、中学生に。

昨日、ムスコの入学式があった。

制服、だぶだぶ。

でも、馬子にも衣装、なんとか中学生に見える。


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2016年4月 4日 (月)

エライ目に遭った…

全く、エライ目に遭った。
と言っても、全て自分が悪いのだが。

一昨日、土曜日。昼過ぎまで時間があったので、烏帽子岩へ。
いつものように道場駅で降りる。
降りてすぐ、気がついた。

(あ!カバン忘れた!)
車内にカバンを置き忘れたのである。

カバンには財布やケータイが入っていた。
財布にはカード類、免許証等々…
ああ、そういえば、大切な“クライミング手帳”も…

それから、もう、大変。
山秀さんや谷やんに、ケータイを借りたり、アキトくんやイサミンにお金を借りたり…

すぐに見つかると思ってたけど、なかなか見つからず。
私は頭が真っ白、目の前真っ暗になった。

とりあえず、借りたケータイを山秀さんに返さないといけないので、烏帽子岩へ。
登る気は全くしなかったが、せっかく来たし、気晴らしになるかも、と思って3本登ったが、全然気は晴れなかった。
“タイムトンネル5.10a”で墜ちる始末。

昼過ぎから山岳会の総会があった。
皆さんには申し訳ないけど、私はほぼ、上の空だった。

こんなに落ち込むなんて、いつ以来だろう?

免許証を再発行してもらわないと仕事ができないので、翌日光明池へ行かないと、と考えていた。
翌日曜、家を出る前に、ダメ元で、もう一度、忘れ物センターに電話してみる。

すると、新大阪に届いている、との答え。
すぐさま取りに行った。
財布に入っていた現金は無くなっていたけど、他の物は無事。

(ああ…よかった。)

腰が抜けそうなくらい、ほっとした。

ケータイを貸してくれた、山秀さん、谷やん。
お金を貸してくれた、アキトくん、イサミン。
郵便局の電話番号を調べてくれた、大北商店のおかみさん。
いろんな方々に助けてもらった。

ありがとうございました。

それにしても。
たった1日だったけれども、ケータイがないと、すごく不便だと身をもって実感した。
これでまた、スマホに乗り換え損ねたのだけれども…

2016年4月 2日 (土)

“実験”好き。

私は理系が苦手である。
しかし小中学生の頃、理科が好きだった。
これは昆虫や魚等の生き物が好きだからである。
星や化石、鉱石なんかも割りと好きで、基本的に幼い頃からアウトドア志向だった。

理科が好きだったせいか、私は“実験”好きである。
私と付き合いの長い人は、恐らく私のことを(チョリオはけっこう、イケイケやな)と思っているハズだ。
私も自分でそれは認める。

だが、根本はビビリで、以前単独行を頻繁にしていた頃、本番前によく“実験”をしていた。
つまり、本当に大丈夫かどうか不安なので、自分の身体を使って予行演習をしていたのである。

本当に、いろんな“実験”をした。
超大型台風が接近した時には、(山での嵐を体験しに行こう)と大峰に出かけ、
ぎっくり腰になった時には、(山でぎっくり腰になった時の対処法を考えに行こう)と、アレ?あん時はどこ行ったっけ?まあ、どこぞの山へ登りに行った。

食料や宿泊道具を持たずにダイトレで彷徨ったこともあった。
http://plaza.rakuten.co.jp/yunchol/diary/200904060001/

以前、配達の仕事をしていた頃は、寒さにどれだけ耐えれるか?と、12月に防寒着を着ないでバイクで走っていた。
あん時は、体より手袋をしていない指先の方がキツかった。

酷暑の時には、水分を補給しないで、どれだけ耐えれるか?を試した。
昼過ぎに視界が黄色がかってきて、かなりヤバかった。
メシは食わなくても何日か大丈夫だけど、真夏の水ナシは1日もたない。

大きい山行の時は3ヶ月前から計画を練り、装備一覧を作成。
山行時の重量が判るので、その重量で大峰やダイトレでボッカトレ。
そして山行計画は予備も含めて5つ位、たてておく。
天気予報が悪くなっても、すぐに行動できるように。
だいたい、後立山→槍穂高→南アルプス→八ヶ岳→大峰台高→大山、てな按配。

P4016527
自作装備表。どこの山行かは不明。コンタクトレンズの重さまで量ってるし。
ザック重量9kgで、カメラバックが2.6kgらしい。

P4016529
こちらは11月下旬の表銀座山行。ブログも書いてた。
http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/09112124-5f07.html

2011年3月の鹿島槍以降、単独行はしなくなった。

http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/20111820-59ac.html

この山行を終えて、自分の中の“鬼”がいなくなったようだ。
もう一人の“オレ”も出てこなくなった。

今にして考えると、この“鬼”や“オレ”は、自分の“我”だったのかな、と思う。
誰かに認めてもらいたい想い。
オレはスゴイんやぞ!ということを知らしめたい想い。
そりゃ、今でもソレは完全には無くなっていない。

人間誰でも、いくつになっても褒められれば嬉しいもんだ。

あ、いつの間にか“実験”から脱線してしまった。
実はクライミングでも、実験したことがあった。

今の山岳会ができる前。
ちょっとクライミングをかじった時、天王寺のボルダリングジムで月会員になった。
ほぼ毎日、通った。
短期間で、どれだけ上手くなれるか、という“実験”だった。

そして、今思えば、
どれだけやったら壊れるか、という“実験”でもあった。
だから、オーナーにやんわりと「レストした方がいいですよ」と注意されても登り続けた。

実験の結果、2ヶ月で推定11a(オーナー曰く)が登れるようになり、
そして壊れた。
指を動かすと激痛。重度の腱鞘炎。パキったような状態。
四十肩も重なり、クライミングから遠のいた。

判ったことは、私はあまりボルダリングに手を出さない方がいい、ということ。
ボルダリングは面白い。
熱くなるとムキになり、何度もチャレンジしてしまう。
悪いことに、その時には痛みを感じない。脳内麻薬のせいと思われる。

まったく、アホみたいな“実験”をやったもんだ。
しかしどこまでやれば指が壊れるか、というのが判ったのは大きな収穫。
壊れる前兆も判った。
それは今の私に活きている。

2016年4月 1日 (金)

グラビティなんば 16年4/1

急遽、仕事が休みになった。
で、昼からジムへ。
パートナーがいないので、一人でボルダリング。

新しい長物課題ができてたので、早速。
112手だったかな?前のやつより楽。

最近、持久力が落ちてきてるので、カンタンな課題を片っ端からやっていく、と決める。
が、すぐに飽きて、ちょっと難しそうなのに手をつける。

黒色課題。
お、案外カンタンに登れる。
じゃ、水色課題。
お、また登れた。

順調に水色を落としていたが、登れないのが出てきた。
ナタリーさん作。
なんか無理矢理登る。(絶対、こんなんちゃうんやろな…)股関節痛い。

次も登れない。
サエコさん作。
また無理矢理感たっぷりで登る。そしてまたしても股関節痛い。

ナタリーとサエコに股関節を痛めつけられ、水色やめる。
後はキャンパスボードにぶらさがったり、簡単な課題をやったり、また112手やったり。
5時頃、ムスコのメシを作りに帰った。

グラビティなんば 16年3/31

アップの後、早速、前回再RPし損ねた、12a緑■。
終了点触ったのに、保持していた右手が剥がれ、フォール…
くそぅ、安心してしもたらアカンな…

2便目は落ち着いて完登。
このルート、久しぶりの再RP。
女子課題、苦手だ…

次は12a青。
ちょっと忘れていたけど、ホールドを探す余裕があった。
核心のスローパーを耐えて完登。
オートマ化できてなくても登れたのが嬉しい。

(ひょっとして、オレ、絶好調?)

2本の12aが登れ、気を良くしたので、封印中の12c水色をやってみる。
2便出したが、こちらは全然…やっぱアカン。
でも今度、フレッシュの状態でまた触ってみよう。

12台5本チャレンジ後は、グレードを下げて11cへ。
赤×11c。核心耐えられず…
2便目でクリア。
こういうトコ、1回目でできないとな。

この後、垂壁のカンタンな11bでもテンション。
2本目ならともかく、1本目ならかなりヨレていても登っておきたい。

持久力、ちょっと落ちてるな…?

ま、でも今日は12a2本再登できたから、良しとしよう。

今日一緒に登ったのは、山秀さん。
相変わらず飄々としていながらも、どんどんチャレンジしていく。
“内なる闘志”みたいな。

途中からは、たにやん。
こちらは現在、破竹の勢い。
先日、昔私が散々苦労した凹角黄色11aをRPし、今日もトップロープのスローパー課題を落としたそう。
残る11aは4本だそうな。よしよし。
久しぶりにビレイして、登りを見ると、以前よりあきらかにサマになっている。
こりゃまだまだ強くなるな。よしよし。

続“強さ”とは?~クライミングのこと。5

あ~金本監督、だから早うピッチャー交代せえ言うてんのにぃ。なんでさっき代打出せへんねん。
プロ野球が始まり、“にわか”監督になりきって、愚痴ってたりする。
大差がついて見ていられなくなり、早々にタイクツになってしまったので、こうしてブログを書いていたりする。

えー、なんだっけ。
そうそう、前回の「“強さ”とは?」の続き。
http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-f9e8.html
続き、というより、補足。

前回、自分で大丈夫か?と思って書いてみたけれど、今読み返してみると、あんまり大丈夫ではなかったみたいだ。
なんとなく分かるけど、イマイチよく分からない文章。
やはり日本語は難しい。

なんだか前置きが長くなってしまった。
考えてみると、“強い”“強さ”というのは、ずいぶん曖昧なものである。
それは、誰かと比べて、とか、以前の自分と比べて、という風に比べるものがあればこそのものだ。
では、私の場合は。

実は今、私には、周りに目標としている人がいない。
クライミング仲間で強い方もいらっしゃるが、頻繁に一緒に行く、という仲でもない。
つまり、岩場やジム、動画で見かける、高難度のルートを登っている人と比べて、私はまだまだ“弱い”と思っているようだ。

私の目標は“5.13a”を登ること。
将来の自分と比べて、とも思っている?
いや、違うな。自分が“5.13a”を登っているイメージが、今はできない。
そもそも13aのイメージできない。
1、2回、ジムで触ってみたけど、コテンパンやった。

13aは遠い未来の目標だが、目下の目標もある。
半年ほど前の自分。

思えば、毎日クライマーだった頃、今よりも強かった。
ちょうどこのブログを再開した頃。
その頃に比べて、外岩ではけっこういろんな課題を落としている。
でも、ジムではその頃登れていた課題が登れなくなっている。

一番分かりやすいのが、正面壁左の水色12c。
このルート、RPできていなかったが、もう少し、だった。
もっと詰めてやっていればRPできていたかもしれない。
それが今では全然である。封印中。
保持できていたホールドが保持できない。

とりあえず、半年ほど前の自分に戻ること。
あの水色12cにチャレンジできるくらいになったら、少しは“強く”なったと実感できそう。

…いや、ちゃうなぁ、戻るだけやしなぁ…
結局、今回もなんやようワカラン文章になってしまった…

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