“5.11c”というグレード。
http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/511a-0a0f.html
の続き。
“5.11a”の目標を達成したら、次は“5.11c”の“壁”が待っている。
「え?11bちゃうの?」と思うだろうが、私の通っているジムの場合、次は“11c”なのである。
というのも、先日書いたように、グラビティなんばには“11a”がいっぱいある。
それに比べて、“11b”は非常に少なく、2本しかない。
(最近、短い垂壁に3本ほど追加されたが、リニューアルされたルートは11bだけに限らず、総じてカンタン過ぎる感じがする。)
いっぱいある“11a”は、甘口から辛口まで揃っていて、それらが登れるようになる頃には、2本の“11b”を登る力は十分、すぐクリアしてしまって“11c”へと進む、というワケ。
ちなみに私の場合、“11a”が全部登れたのが2013年の10月1日、“11b”初RPが12月17日、“11c”初RPが翌年2014年7月15日。
「すぐクリアして」と書いたわりに時間がかかっているが、これには訳がある。
実はこの年、2013年はスキーにドはまりし、11月からスキーに行きまくっていたのである。
おカネがなくなり、半年券が切れた後は、ジムには2週間に1度、という体たらくぶりだったのである。
当時のグラビティも“11b”が少なく、確か3本。
それに比べ“11c”は5本(6本?)あった。
初めて11cが登れた時は、非常に嬉しく、今でもよく覚えている。(↓参照)
http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/151115-ebb5.html
1本目の11cが登れても、他の11cは登れない。
11cは手強かった。ホールドも小さいし、間隔も遠い。
1つのムーブが、強烈にしんどかったりもした。
結局全部登れたのは、翌年2015年1月15日。半年かかった。
ちなみに、この11cというグレードまでは、しつこく同じグレードばかりしていた。
登れない11bが1本でもあったら、決して11cを触らなかった、ということ。
今では登れない12aをすっとばして12cを登ったりしている。
どちらがいいとかではないが、一度グレードを上げて登れてしまうと、なかなかグレードを下げることはなくなってしまう。
去年2015年6月18日に、正面壁のリニューアルがあり、思い出のルートは姿を消した。
代わりにまた新たに、5本の11cのルートが引かれた。
だいたい5便以内でクリア。OSできたルートもあった。
初めてRPして1年。力が付いたのか、それともリニューアル前より甘くなったのか。
私には判断できない。
今では、11cを2本連続で登れるようになった。
12台チャレンジの後で登る11aを11cにまで上げたいとも考えている。
あれほど満身の力を込めて登っていたのに、ずいぶん楽に登れたり。
(悪いな~)と思っていたホールドが、幸せに感じられたり。
まあ、たぶん、強くなっているようである。
ところで、外岩での11cRPは、たったの2本。
11a・20本、11b・10本に比べたらエライ少ない。
これは、11cを飛ばして、上のグレードにチャレンジしてしまうから…
11c辺りのグレードを、オンサイトも見据えて、1day・5便以内、というのを目標にするのも、悪くないかもしれない。
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