大杉谷 2011年5月15日
チョリオさん、大杉谷へ行きましょう、nakamura君に誘われた。
え?大杉谷?大台の?あそこ通行禁止ちがうの?と訊くと、大丈夫!とのこと。
nakamura君が警察に連絡やらなんやら、いろいろ面倒なことをやってくれた。
話しは通しておきましたと言うので、じゃ早速行ってみよう!
今回のメンバーは、nakamura君にうっちぃさんと私チョリオの3人。
20時に集合して大台ヶ原駐車場到着が23時。準備を済ませて23時17分、出発。
ヘッデンを点けて日出ヶ岳を目指す。
当初、駐車場で車中泊すれば?と私が提案していたのだが、
それなら静かな日出ヶ岳でテン泊しましょう!とnakamura君が言うので、そうすることにした。
ちなみにnakamura君はまたも助手席で宴会状態で、到着した時にはヘベレケになっていた。
「ナメてました…」と言っていたように、歩きやすい遊歩道でさえ、ふらふらしながら歩いていた。
時折ヘッデンを消してみる。快晴で満天の星空だ。
あいにく月が明るいので、すごい星空というわけではないけど、
月明かりだけの夜間ハイクも悪くなかった。
0時日出ヶ岳到着、展望台の中にはすでに2名の先客がいた。
すんません、と挨拶をして横にテントを張らせてもらう。(ほんまはアカン)
テントに入って人心地ついたところで、本宴会。
翌朝は4時起床。私は準備を済ませて展望台の上へ。日の出を待つ。
するとすごい団体さんがやってきて、展望台はあっという間に人だらけ。
賑やかなのには閉口したが、結構イイ感じの日の出だったんで満足。
私の撮影風景。うっちぃさん撮影。
朝の撮影を終え、5時34分、出発。
いい天気!にごきげんなうっちぃさん。
少し下った所でテントやマット、寝袋などをデポ。
バイケイソウのいっぱい生えている素敵なところがあった。
6時23分、シャクナゲ平。
シャクナゲ坂というのもあったが、ずっとシャクナゲだらけでどこだったのかは不明。
すごいシャクナゲの群落だった。満開の時期に訪れてみたい。
ちなみに今回はいつもの登山と違って、最初に下って、帰りは登り返す。
どんどん下りながら、(帰りはコレ登るんか…)と思うと少々ゲンナリした。
7時31分、堂倉避難小屋着。
ここまで下ってくると、シャクナゲが咲いていた。せっかくなので大休止。
7時53分、出発。すぐに林道に出る。
新緑が青い空に映え、美しい。
今回は渓谷美も素晴らしかったが、新緑もすごく綺麗だった。
林道を少し行くと、立ち入り禁止のゲートが。
横に回って進入。さあ、ここから荒れ道だ、と思っていたが、
意に反して登山道はまだしっかりしており、歩きやすい。
シャクナゲ見納め。
堂倉滝到着。8時40分。
その堂々とした姿にみんな嬉しくなり、なぜかハイタッチ。
堂倉滝。(ちなみに帰りに写したもの。)
記念撮影も撮りました。
堂倉滝の背後の新緑も見事だった。
ちょっとひん曲がった吊り橋を渡る。ここから川沿いの道を歩く。
絶対入ってるって。バスクリン。
緑に染まってしまいそうなくらい、鮮やかな新緑だった。
またすぐ吊り橋。
吊り橋の上から撮影。
難所っぽいところも押さえておく。(実際はラクショー)
すばらしい…!
渓谷美!
新緑!
隠滝。9時41分。
イワカガミ。
光滝。10時9分。
沢に下り、裸足で渡渉。冷た過ぎて痛い…
続いてうっちぃさん。ガンバレ!
渡渉には成功したものの、河原に置いた靴が転がって川へドボン…
いよいよ大崩落箇所へ。
真ん中にいるのが私。うっちぃさん撮影。
ちょいと登ってみる。上から撮影。
うっちぃさんと。
今回の目玉だった、光滝の大崩落箇所。
凄まじかった。家くらいのサイズの岩がゴロゴロ。
あまりに異質な光景だった。
当初、この先の七ツ釜滝まで行ってみようと言っていたが、
ルートも分かりにくいし、ここから引き返すことに。
再び渡渉して…
気持ちのいい河原で昼食。
昼食後はのんびり過ごす。
おった。カッパや! うっちぃさん撮影。
nakamura君がカッパ化している間、私は手頃な岩でクライミングしてた。
ぼつぼつ行くか。12時41分。ここで2時間も遊んでいた。
センチコガネ。美しいがウンコを食べる糞虫。
14時50分、粟谷小屋近くの水場で休憩。
ここからはいよいよキツイ登り返し。
うっちぃさん撮影。
一部ダイトレ風なところも。
ごついヒメシャラの木。
うっちぃさんに先頭で歩いてもらうと、ついていくのがしんどい…
シャクナゲだらけの道をひたすら登り、シャクナゲ平に16時13分着。もうひとふんばり。
向こうに目指す日出ヶ岳が見える。
バイケイソウゾーン。
帰ってきた〜!17時11分。
日出ヶ岳三角点で記念撮影!
男二人が展望台でへばっていると、うっちぃさんが、
「あっちまで行ってきてもいい?」と正木峠を指さして言う。
「別にええですけど…なんで?」
「せっかくなんで、向こうの景色も見てみたい!」とのこと。
遅くならないように走ってきます!と行ってしまった。
なんとも元気な…
ちなみにうっちぃさんは、近畿で山登りをしている人にしては珍しく、大台ヶ原は今回が初めてとのことでした。
駐車場に帰ってきた。18時20分。
ところで、帰りの写真が少ないのは、デジカメの予備バッテリーを忘れたため。あしからず。