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2011年2月の7件の記事

2011年2月28日 (月)

家族で奈良公園 2011年2月27日

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朝食風景。爬虫類の図鑑がお気に入り。

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奈良到着。快晴!

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あっちゃん、さっそく鹿にせんべいをやる。

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何年か前に来た時はかなりビビっていたけど、もう大丈夫。

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夢中でやっていたが…

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後から来ているのに気付かず…

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うわっ!びっくりした!

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若草山に登るはずが、冬季封鎖中。
ムスコは暑いと言って半袖姿に。

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そこらへん、散歩。

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嫁さんも暑くてダウンジャケットを持てあまし中。

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春日大社の原生林。

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昼飯食って、餅食って、ヤキイモ食って…いっぱい歩いたら眠くなってきた。

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木登りトライ中。

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鹿が来たら…

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こうして威嚇するのだそうな。

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いったん車に戻って昼寝。

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再起動。

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あっちゃん、ネグセできてますネ。

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夕暮れのならまちを歩いて、うどん屋に入る。きつねの中にうどんが入っている。

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うどんの後に団子を食べた。大満足の一日でした。

2011年2月24日 (木)

山上ヶ岳〜稲村ヶ岳縦走 2011年2月20日

(さて。行くか。)
3時になる少し前、車から出て晴れていることを確認して思った。
(長い一日になるな)
車内で出発準備、朝食を済ませ、3時27分、出発。
思い出の山、山上ヶ岳へ。

今年は雪が多い。
今年こそ、大峰の山へ行こう、と考えていた。
一番厳しい時期の大峰へ。
自分があの頃と比べてどれほど成長したかを知るために。
そして無知な我々を温かく見守ってくれた山々に“ありがとう”と言うために。

12年前ーもう、そんな昔になるのか。
2000年の3月12日、私は義弟2人を引き連れて山上ヶ岳に登った。
非常に苦しい山行だったので、よく記憶しており、
今でも一緒に登った奴らと会えば、時折話題になる。

(懐かしい)
あの頃はろくな装備もなく、いや装備と言えるものもほとんどなかった。
あったのは、今の何倍もの情熱。
“登ってみたい”という情熱と、気力と根性、それだけで我々は奈良の山々を登っていたのだった。

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3時27分、母公堂を出発。

清浄大橋を渡り女人結界をくぐって山道へ。
トレースがついていて暗くても歩きやすい。
1時間ほどで一本松茶屋に到着し、ここで休憩。

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登山道脇にあった雪の塊。どうやったらこんな風に溶け残るのだろう?

お助け水を過ぎ、5時52分、洞辻茶屋。
ここからは奥駆道の稜線で東側が開けて見える。空がほんのり明るくなっている。

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洞辻茶屋より東側。

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この日は月が明るくて歩きやすかった。同じく洞辻茶屋付近より。

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12年前一緒に登った義弟。洞辻茶屋にて。
あの時、こういう建物がどれほど助けになったか。

ところで。驚くかもしれないが、当時は登山靴というのを持っていなかった。
普通の運動靴で雪山に登っていた。
当然、足はビショ濡れ。すごく冷たい。
冷たい、から痛い、になり、それを過ぎると感覚がなくなる。
私は「雪山とはそんなもの」と思っており、
足の痛いのを我慢しながら(早く麻痺してくれんかなぁ)と思っていた。
今やったら泣くかもしれん。

稜線からは雪が多くなり、多少歩きにくい。
しかしトレースが続いている。陀羅尼助茶屋を6時13分、この辺りで(失敗した)と思った。
どこか視界の開けた所で撮影を、と考えていたのに、木が邪魔で適当な所がないのである。
もうすぐ日の出だ、ええい、クソッ!さっきの洞辻茶屋で留まっていればよかったのに!

6時32分、鐘掛岩。
(よし、アレに登ろう)見た目はいかついが鎖があって案外簡単に登れる。

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なんとか間に合った。
岩のテッペンは視界が開け、辺りの山々が見渡せた。
ふう、いい気持ち…おっと、のんびりしておれん、早速撮影。

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しかし日の出はイマイチ…

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西側。遠くに金剛・葛城山を望む。

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稲村ヶ岳と大日山。

天気は悪くなかったが、日の出の景色は今ひとつ。
でも気分は悪くない。風もないし、それほど寒くない。
ここでゆっくり過ごすことにした。温かいコーヒーとタバコ。
悠然とした景色に囲まれて、のんびりとしたひとときだった。

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鐘掛岩上より。高所恐怖症の方にはオススメしません。

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12年前。ダウンジャケットとか着てるし…

7時29分、鐘掛岩出発。ここから先はトレースがなかった。
(ここから引き返したのかな?)私はワカンを着けた。
それでもズブズブの湿った雪でズポズボと足を取られる。

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西の覗岩。

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西の覗岩から下を覗いてみる。

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大峰山寺の門。

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そういえば、こんなんしてたっけ。12年前。

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8時34分登頂。

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バンダナショット。

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勿論、先にはトレースはない。

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なんかシュールな風景。この日はずっと薄曇りの天候。

山頂でまた少しのんびりする。写真を撮ったり、お菓子を食べたり。
ちょっと思い出に耽ったりもする。
そういえば、あの時、弟に持たせていたカメラがなくなっているのを陀羅尼助茶屋で気付いて
オレ一人山頂まで登り返したんだったっけ。すごい元気やったんやな…

さて、そろそろ出発。9時4分。
次に目指すは稲村ヶ岳。
レンゲ辻、念仏山を越えて山上辻へ至る。
この時期にそこを歩く人はたぶん、いない。
間違いなく、今回の山行の核心部になるだろう。

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山上ヶ岳頂上を辞す。

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大峰の山々を望む。

山上ヶ岳から急な下りを下り、岩峰を一つトラバース。
思ったより大変な道だ。また、雪がグズグズで、しんどいラッセルを強いられる。
いや、こらぁエライこっちゃ。全然進まんぞ…

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トラバース中、下を覗く。今回このアングルやたら多いな。

9時44分、レンゲ辻に到着。
女人結界をくぐり、念仏山へ。
ラッセルしながら尾根筋をたどっていたが、登りにくい箇所があり北側へトラバース。
そのまま巻いていたが、傾斜がずいぶん急になってきた。
(このまま巻くか、尾根に登り返すか)
尾根はいつの間にやらはるか上になっている。しかしこの急斜面のトラバースを続けるのは危険だ。
結局尾根まで登り返すことにして、急斜面を必死に登る。
所々に木があって助かった。それを掴んで体を持ち上げる。なければもっと苦労していただろう。
5歩進んでは休み、3歩進んでは荒い息を吐く、といったことを続けて、なんとか尾根へ出る。
木が邪魔で進みにくいが、さっきのトラバースよりは安全だ。
10時48分、念仏山頂上に到着。看板も何もないが、一番高いのだからここが頂上だろう。
やれやれ、と休憩をとる。

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休憩中。すごく喉が渇いていたのでジェットボイルで雪を溶かして飲みまくる。

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まだ大変な道が続きそう、ここで取っておきの“カーボショッツ”を飲んだ。

11時22分、出発。
せっかくカーボショッツを飲んだが、この後はそれほど苦労もせずに、12時5分、山上辻に到着。
懐かしの稲村小屋が建っている。

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稲村小屋。

稲村ヶ岳に初めて登ったのは山上ヶ岳に登った翌年、
2001年3月4日。危険箇所がある、と覚悟して登ったのだが、
案外すんなり登れてしまい、山上ヶ岳に比べると記憶が薄い。
そろそろ危険箇所だろう、と思いながら進んでいると、頂上に着いてしまった記憶がある。

休憩の後、12時34分稲村ヶ岳に向かい、進み出す。
先程までと違い、トレースだらけで歩きやすい。
ワカンを外し、アイゼンだけで歩く。

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大日山を望む。

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大日山のトラバース。危険箇所だが、しっかりした踏み跡があった。
昨日今日と天候が良かったのでたくさんの人が登っただろう。

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トラバースを振り返る。

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大日山を振り返る。

13時20分、稲村ヶ岳頂上に到着。
相変わらずの薄曇りだが、展望はいい。
しばらく喜びに浸っていたが、そのうち団体さんが登ってきた。
静かな山頂が一気に賑やかになった。

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稲村ヶ岳山頂にて。

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11年前、稲村ヶ岳山頂。
「いらっしゃいませ、ローソン稲村ヶ岳山頂店です」とかほざいているヤツがいた。
ホンモノのバカだ。

13時40分、山頂を辞し、次は大日山へ。
登り口の分岐で団体さんとお別れ、と思っていたら、後からついてきた。

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大日山への急登。

14時、大日山の頂へ。
ついで団体さんも到着。
後の方の人が、「大日には登らん言うてたやろ〜」と笑いながらこぼしていた。
「いや、でも兄さんのおかげで登れてよかった」と、ミカンをくれた。
(に、兄さん?イヤ、オレ、なんにもしてへんし…)
聞けば皆さん全員還暦を過ぎた方々だとおっしゃる。
一番若い方が62歳。私のようなオッサンでも「兄さん」になるワケだ。
それにしても皆さん元気。そして年齢不詳だ。

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ミカンをいただいた。これがすこぶるウマかった。ビタミン不足かな?

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大日のキレット。

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14時47分、稲村小屋に戻ってきた。

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今回のザック。テントやゴツいダウンジャケットが入っていたりする。今回は使わなかったけど…

半時間ほど休憩し、15時16分出発。
道はしっかり踏み固められており、すごく歩きやすい。

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とはいうものの、いやらしいトラバースが何度か出てくる。
このアングルの写真もこれで終わりな。

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ドアミを過ぎると植林帯になる。

16時40分、法力峠を越えて17時27分、母公堂に到着。
(14時間か、まあまあやったな。)

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母公堂に帰ってきた。私にしては珍しく明るいうちの下山。

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帰り、いつものラーメン屋で夕食を食って帰った。

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2011年2月22日 (火)

仙丈ヶ岳(2)【KoDaC山の会・冬山合宿】 2011年2月11日〜13日

===つづき===

翌12日、5時30分起床。この日も天候はイマイチ。
あいかわらず小雪がちらついている。
朝食を摂り準備を済ませて、7時にいざ出発!行くぞ、仙丈ヶ岳!

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準備中。

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出発!

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頂上は無理でも…なんとか小仙丈までは行きたいな…

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小仙丈まで行けなくても…森林限界は越えたいな…

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大滝ノ頭(五合目)まで行けるかな…なんかどんどん目標が低くなってますが…

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それは突然、起こった。
三合目の手前、つづら折りの登山道だった。
雪の割れ目が広がったと思ったら、ザザーッと目前の雪が流れてゆく。
「雪崩だ!」
小規模の雪崩ながら、実際に見るのは初めてだった。
全員しばし呆然となった。

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雪崩の跡。

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雪が深くなり、ワカン装着の指示が出た。
最初から着けていたShigeoさんと私は休憩。ちょっと寒かった。(Chikaさん写)

四合目で先行者に追いつく。少し登った所でラッセルを交代する。

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ふるぽんラッセル中。

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K島さんラッセル中。

その時…。
“ズッ…ズズッ”という不気味な音が。
背筋に冷水を落とされたような、すごく嫌な感じ。
本能的に(逃げないと!)と感じる。
すぐにふるぽん隊長が「てったーい!」と声を上げた。
撤退命令。この時、10時20分。
始めから11時には引き返す予定だったので、このまま下山することになった。

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4合目まで戻ってきて、一安心。
「先行者のトレースについていってトラバースしたのが間違いやった、尾根を行くべきやった」
とふるぽん隊長は悔やんでいたが、それは全員の反省点。もちろん、私も猛反省。

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「あー!青空!」「やっぱりチョリオが下り始めたからやな」

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12時20分、北沢峠に帰ってきました。

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まだ陽も高いし、I坂副隊長の“雪崩講座”が行われた。
雪質や断層の見方、弱層のチェック方法を習った。

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たった今見てきたばかり、全員真剣だ。

ところで、今晩6テンの食事担当は私だ。
昨晩はひいちゃんの激ウマ親子丼だった。
そういえば、家で一度作って味見までしてきたとのこと。
私の用意してきた食事は、レトルトカレー。工夫もナシ。お湯を注ぐだけ。ザッツ・オール。
なにせ私は食べることに関しては無頓着で、
山での食事も小屋頼みか、お菓子、たまにラーメンといった具合。

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石井スポーツで買ってきたカレー。なんと1食500円以上!
しかし高かっただけあって、美味しかった。他の人にも好評、よかった…

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食事の後は、やっぱり宴会。
Shigeoさん、Chikaさんが美味しいものをいっぱい持ってやってきました。

最終日の13日、朝テントから出ると晴れていた。
山の神サンもようやく晴天をもたらしてくれた。

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やっと晴れた。

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テント撤収。(Chikaさん写)

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先頭はワタクシ。「ちょっと遅いですね…」「あ、そう?」「えらい早いな」「あ、そう?」

北沢峠出発、7時45分、赤河原分岐着9時40分。

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いい天気!(ひいちゃん写)

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熊穴沢分岐にて(ひいちゃん写)

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美肌にこだわるふるぽん隊長。

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砂防ダムより甲斐駒を望む。

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砂防ダムでの休憩風景(Chikaさん写)

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(ひいちゃん写)

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前回仙丈ヶ岳に登ったのは08年11月末(右)ちょっと老けたか?

13時20分、戸台駐車場に戻ってきた。
仙流荘で温泉につかり、Shigeoさんオススメの蕎麦屋へ。

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大盛りです。

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(ひいちゃん写)

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いっぱい遊びました。みなさん、お疲れさまでした。

2011年2月18日 (金)

仙丈ヶ岳(1)【KoDaC山の会・冬山合宿】 2011年2月11日〜13日

昨年よりKoDaC山の会のお世話になり、何度か合宿があった。
しかし、私は仕事等の都合により、まだ一度も参加できていなかった。
でも2月の合宿は参加できる!と思ったら、KoDaCの“2強”Y本さんとY田さんは不参加。
まだまだ未熟な8名の“ひよこチーム”での合宿となった。
行き先は南アルプス、仙丈ヶ岳。
ひよこ共を率いるのは若きリーダー“ふるぽん”、
他メンバーはサブリーダー・I坂さん、Shigeoさん、Chikaさん、ひいちゃん、M兼さん、K島さん、チョリオである。

2月10日、大阪城公園駅にて西穂へ向かうという
“2強”の見送りの中(たまたま集合場所が同じだった)出発!
駒ヶ岳SAにて車中泊し、翌11日早朝、戸台へ。
6時35分、戸台着。朝食・準備をして、リーダーふるぽんが諸注意。
「危ないと思ったらすぐ撤退します!」「賛成!」「もう温泉に行こうや!」
そう、また雨男の私がヤらかしてしまったようで、どんよりした天気に粉雪がちらつく天候。
皆のテンションは今ひとつ。リーダーが一言、「ここでテント張ろうか」と言えば、そうなっていたような気がする。

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戸台駐車場にて準備中。(ひいちゃん写)

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(ひいちゃん写)

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若き“リーダー”ふるぽん、ってなんかえらい小さいな?

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なんだかんだ言って出発。7時半。私のザックの中身の大半は共同装備の6人用テント、
急いでパッキングしたため、バランスがおかしい(Chikaさん写)

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“天は我を見放した!”…しゃあないやろ、今回はチョリオおるんやから…

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渡渉1。

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渡渉2。

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水墨画みたいな景色をずっと見ながら歩く。

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これ登ったら休憩や〜。砂防ダム着9時。

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「ここ平らやし、ここでテント張ろうや」「ダメです。」

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延々と続く戸台川の川原歩き。

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見渡す限り、水墨画。

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角兵衛沢分岐で休憩。10時20分。(ひいちゃん写)

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なんか呪われてるような看板やな…赤河原分岐11時26分。

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丹渓山荘跡でアイゼンを装着し、八丁坂取り付きの急登を登る。

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八丁坂の森を歩く。

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雪は降り続く。

大平山荘着14時50分、北沢峠着15時30分。
林道から大平山荘までが遠かった。
林道に出たら着いたも同然、とShigeoさんと言い合っていたのに、全然着かない。
以前歩いた記憶はアテにならないものだ…
当初北沢長衛小屋まで下りる予定だったが、長衛荘前でテントを張ることになった。

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整地するM兼さんとK島さん。

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テントを張り終え、通路を整備中のShigeoさん。

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そうこうしてる間に夜のとばりが…

我々のテントは合計3張り。
6人用テントにふるぽん、I坂さん、ひいちゃん、チョリオの4人。
2人用テントが2張りでそれぞれShigeoさん・Chikaさん、M兼さん・K島さん。
6テンの今夜の食事担当はひいちゃん。献立は親子どんぶり。
テント内に美味そうな匂いが立ちこめる。
ようやくできあがり、さっそくいただく。(おいしい…!!)
本当に美味しかった。小屋で出されるもの以上の味である。
これが長年食卓を担ってきた者の力か。さすがだ。明日の食担は私なのだが…

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すごく美味しかったひいちゃんの親子丼。
しかし写真は“魔女の料理”みたいになってしまった…すんません。

食事が終わり、他のテントに声を掛け、6テンに集まってもらう。
ふるぽん隊長とI坂副隊長から簡単に明日の指示があり、その後は宴会。

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宴会となれば、このご夫婦でしょう。

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Shigeoさん、すごく楽しそう。

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宴たけなわです。

宴が終わり、私は一人、テントを出た。
雪はずっと降り続いていた。

===つづく===


2011年2月 9日 (水)

六甲・アイスガーデン 氷瀑巡り 2011年2月1日

梅田の好日山荘をうろついていたら、山仲間のpikkuさんにバッタリ会った。
私が六甲の氷瀑を見に行きたい、と以前言っていたことを憶えていて下さり、
一緒に行きましょう、ということになった。

六甲アイスガーデン、ことに七曲滝の氷瀑は、何度か新聞で見たことがあった。
山登りを始める以前から一度訪ねてみたい所であった。

かくして2月1日、宝塚バス乗り場に集まったのは
pikkuさん、越路さん、かっきーさん、私の4名。
バスに揺られて有馬東口で下車。
市街地を少し歩いてロープウェイの有馬温泉駅にて身支度。
ここから舗装路をもうしばらく歩いていよいよ山道へ。

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いよいよ山道へ入っていく。この日の天気は快晴、私としては珍しい。

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“この程度、チョロくてよ、オホホ…”

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金剛山の仙人も奮闘中です。

しばらく谷を歩くと百間滝。
“おお、凍ってる!”
早速、バシバシ写真を撮る。
夢中で撮っていたら、後から「チョリオさ〜ん!」と声が掛かる。
あら。皆さん、もう出発準備完了のようで…
すんません、と慌てて戻る。

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百間滝。(以下同)

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百間滝前で記念撮影。

百間滝からちょっと離れたところに似位滝。
こちらの氷瀑も素晴らしい。
またも撮影。

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似位滝に行く道は、ちょびっとスリリング。

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似位滝。

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次はいよいよ七曲滝を目指す。

谷間から急坂を登って紅葉谷道に出る。
少し下ったところでアイゼンを装着し、しばらく先でまた脇道に逸れる。

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一番の難所。

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お目当てのものが見えてきた。

七曲滝に到着。
さっき見た氷瀑よりさらに大きい。
(こりゃスゲェ…)さっそく写真を撮りたいが、どなたかアイスクライミングをしていて近づけない。
先に昼食にすることにした。

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七曲滝とクライマー。ちょっと邪魔…

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昼飯はラーメン。

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かっきーさんお手製のパンをいただく。

しばらくしてアイスクライミングをしていた方が下りてきた。
その方は六甲に通うこと40年、ここ10年のうちで今年の氷瀑が一番見事らしい。
さらに、この冬でも恐らく今日が一番見頃だろう、とのこと。
ということは、ここ10年で一番いい日に見に来れた、らしい。

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七曲滝。(以下同)

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撮影中の私。(pikkuさん写)

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七曲滝前でバンダナショット。

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凍った谷を遡る。

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カチンコチン。

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きれいな模様ができていた。

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氷瀑の上にpikkuさん。

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さらに遡る。

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けっこう大きめの氷瀑。

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七曲滝の上部から下を覗く。赤矢印が下にいる人。

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紅葉谷道に出た。

紅葉谷道を登っていき、極楽茶屋跡に出る。ここが六甲山の稜線である。
稜線を少し歩いて、石切道を下りる。

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極楽茶屋跡付近にて。

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もうアイゼンの出番はないだろう、と思っていたが、
どっこい見事に凍っている箇所があった。

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住吉霊園を歩く。

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御影駅に到着。
pikkuさん、ありがとうございました。
越路さん、かっきーさん、お疲れさまでした。

22

2011年2月 5日 (土)

また、高見山 2011年1月30日

山仲間の白髭さんは気さくで愉快な方である。
その白髭さんがオフを立ち上げた。これは是非とも参加せねば。

行き先は高見山。
そう、また高見山、になってしまうのだが、前回朝陽が見られなかったので、
リベンジにもちょうどいい。ただ、夜間登山になるので、白髭隊とは途中合流になる。

同じ山仲間の帆亭さんに声を掛けると、帆亭さんも夜間登山に付き合って下さるとのこと。
前回一緒に高見山に登った越路さんも加わり、
1月29日の晩、高見山の麓にあるたかすみ温泉へ向かった。

しかし、残念ながら天気予報は今ひとつ。
途中のスーパーで買いだししながら、
「どうも朝陽はダメっぽいから麓でテント張って朝に登ろうか?」という話しになっていた。
しかししかし。たかすみ温泉に着いてみると満天の星空。
私はウズウズしてきた。それを見越したように帆亭さん、ちょっとあきらめたように、
「登りましょか?」と声を掛けて下さった。すんませんねぇ…

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そんなこんなでやっぱり夜間登山。22時たかすみ温泉出発。
「じゃ、写しますよ〜」と言ってるのに、二人とも目をつぶっているのはナゼ?

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しばらく登ってアイゼン装着。

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23時、高見杉の避難小屋到着。小休止。

稜線に出る杉谷平野分岐手前でちょっと道を間違える。
風でトレースが消されているのである。稜線に出ると、すごい風である。
私が先頭に立ち、なるべくトレース通りの道を探すが、
何度が見落とし、ズボズボの歩きにくい所を通るハメに。

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雪が降っているのではなく、風で飛ばされた雪がフラッシュに反射している。
奥に苦戦中の越路さん。

ようやく頂上の避難小屋に到着。1時30分。
小屋内には先発のdejiさんとヨッシーさんのテントが張られていた。
なるべく静かにしたつもりだったが、それでも結構騒がしかったと思う。ごめんなさいね…

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テントを張って小宴会。

寝る前にタバコを吸いに外に出た。
相変わらずの満天の星空。
(よし!イケルぞ!)
朝日に輝く霧氷を期待しつつ、寝袋にもぐり込んだ。

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朝…

アラームの音に即座に反応し、飛び起きる。
(と本人は思っていたが、帆亭さん曰く『チョリオさん、何回アラーム鳴っても起きへん』らしい…)
ともあれ、外に出てみる。
(が・ガスかぁ〜)
真っ白だった。
まあ、よくあることだ。こんなことではめげへんて。
こちとら何年雨男やってると思ってんねん。うう…(泣)

dejiさん、ヨッシーさんも起きてこられ、簡単に挨拶の後、一つのテントで朝食を摂った。

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すごく曇っている上にブレてます。棒ラーメンがすごく美味しかった。

少々お疲れ気味の越路さんを荷物番として小屋に残っていただき、
他の4人で白髭隊を迎えに行くことになった。
のんびり片づけを済ませ、9時20分、出発。

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帆亭さんとdejiさん。

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大峠へ向かう。

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ヨッシーさん。

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こないだより霧氷は少ない。

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大峠到着。10時。

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ちょっと太陽が顔を出した。

10時40分、小峠到着。
ここで白髭さん率いる囲炉裏隊と合流した。
さすがはダンディで人気の白髭さん、19名の大所帯である。

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小峠で白髭隊と合流。

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来た道を引き返す。

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白髭さん。

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11時20分、大峠到着。大行列…

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大峠からの登り返し。けっこうしんどい…

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高見山を目指す行列。青空が見え始めた。

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控えめだが、霧氷もちらほら。

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12時25分、高見山頂上に到着。
しかし小屋内はスシ詰め状態、とりあえず越路さんと合流、荷物を引き取る。
メンバーは早々に先の小屋へ。私は一人でゆっくりと撮影。

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ここにきて通勤ラッシュか。

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今回は景色がよく見えた。

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デカいエビのシッポも健在。

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こないだもこの構図で写真撮ったような?

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撮影を終え、少し小走りで進んで囲炉裏隊に追いついた。

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高見杉の避難小屋で休憩。

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いつもおいしいコーヒーを淹れてくださる山雀さん。

Photo
ここでバンダナショット。

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登山口までもうひとふんばり。

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たかすみ温泉到着。やれやれの白髭さん、お疲れさまでした。

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帆亭さん。運転、ご苦労さまでした。

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鶴橋で白髭さんらと再び合流。王将で打ち上げの図。

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2011年2月 2日 (水)

フィルムカメラで写した高見山の霧氷 2011年1月25日

こないだ1月25日、高見山に登った際、写した写真です。
ブログの方にはデジカメで写した写真を先に載せましたが、
フィルムカメラで写した写真がまだでしたので。
山行文はコチラ。
http://cholio.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/201125-ae7c.html

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