大台ヶ原 2010年11月30日
山友のoyajiさんのHPに大台ヶ原の写真が載っていた。
きれいな霧氷の写真だった。
(ええなあ、行きたいなあ)
大台ヶ原ドライブウェイは毎年12月から閉鎖される。
(あっ!11月30日、休みだ!ギリギリ間に合う!)
そんなわけで、秋の終わりに大台ヶ原を訪れました。
急遽の誘いに来てくれたのは、お馴染み、仙人・越路さん、後輩の野生児・下僕サクライ。
29日の夜9時に出発し、11時に大台ヶ原駐車場に着いた。
準備を済ませて早速出発。40分ほど歩き、正木峠へ。
しゅっぱ〜つ!!
稜線に出ると風が強い。
テントを張るのも一苦労だ。
しかし私は「テント、適当に張っておいて下さい」とだけ言って、星の撮影へ。
実は0時半に月が出るので、その前に星の撮影をしておきたかったのである。
強風の中でのテント設置は大変だ。(写真撮ってないで手伝え)
ようやくテントの中で人心地。サクライは南国産で寒さに弱い。
しかもナメきった装備だったので、私の帽子、ダウンパンツ、防寒靴下を貸してやった。
二人のひんしゅくを買いながらも撮影した甲斐があった。
星の写真です、どうぞ。
ほぼ快晴、月が出る前に撮影。満天の星、いいのが撮れた。
ただ、惜しむらくは寒くてじっくり眺める余裕がなかった。
テントの中も寒い。寝てるのか覚めているのか分からないまま朝を迎えた。
多少の寝不足でも、いい天気なら元気が出る。
さあ、今朝はいい景色が拝めるぞ、と意気込んで撮影に向かったが、
…アレ?
カメラ、動かない…電池切れだ。昨晩の夜間撮影が堪えたようだ。
予備の電池を入れる。
…あれ…
これでも動かず。新品の電池を買う金をケチって以前少し使った電池で済ませようとしたのが裏目に出た。
残念ながら一眼レフカメラは早々にリタイヤ。デジカメで撮りまくりました。
日の出を眺める越路さん。
撮影中の私。越路さん写。
サクライ。
バンダナショット。禁じ手の逆光。
もちろん、順光も押さえてある。
一眼レフ、復活。電池をポケットで温めておいた。でもちょっと挙動不審。
正木峠での日の出を堪能し、テントを撤収。
天気もいいし、大蛇嵓まで歩くことにする。
「さあキミ達、付いてきたまえ」みたいに写ってますが、もちろんそんなことはおっしゃいません。
(このネタ2度目)
期待した霧氷は見られなかったが、ほぼ無人の大台ヶ原を満喫。
夜の強風がウソみたいに穏やかなポカポカ陽気だった。
遠くに尾鷲湾が見える。
正木ヶ原辺り。
尾鷲辻で荷物を降ろし、軽装で大蛇嵓へ。
着いた!
久しぶり、大蛇嵓。
ちょっと下の方に降りてみる。
越路さん、写ってます。分かります?
〈正解〉分かりにくいな…
逆に越路さんから見た写真。
浮かれるサクライ。そろそろダウンパンツ、返してくれんか。
帰りは尾鷲辻から中道を通って駐車場へ。
大宇陀の温泉に立ち寄って帰宅した。
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初めまして!
西穂、穂高岳を夏季に何回か登った程度の初心者です。
健脚の方だと思います。
チョリオさんの山行Blog腹抱えて悶絶しながら読んでます。
特に、厳寒期の蝶ヶ岳、厳寒期の赤岳あたりの記事は悶絶しながらも、行ってみたいなぁと日に日に思うようになりました。というか、年明けの成人の日の三連休むに天気さえよければ行きたいと思っています。7日の夜に梅田発の夜行バスで翌朝松本に着いて、バスで釜トンネル入り口まで行こうと思っています。何とか蝶ヶ岳より穂高岳の勇姿をカメラにおさえて、10日中に、梅田に帰ろうと思っています。初心者にはレベル高いでしょうか?
投稿: 山田 | 2010年12月12日 (日) 14時42分
山田さん、初めまして!
コメントありがとうございます!
>チョリオさんの山行Blog腹抱えて悶絶しながら読んでます。
そう言ってもらえると嬉しいですねぇ。関西人として光栄の至りですわ。
>初心者にはレベル高いでしょうか?
えーと、雪山の経験は全くないのですかね?
ええと、メール、送りますね。
投稿: チョリオ | 2010年12月12日 (日) 23時20分
コメント頂き光栄です!
本当、何回読んでも、蝶ヶ岳や燕岳、赤岳の山行記録、昨夜も読み返しましたが、笑い過ぎて悶絶して気を失いそうでした。笑いの壷にはまりました(^O^)/
補足情報です。私は30代後半で家庭持ち、仕事は、土・日曜、祝日が休みなので平日は休めません。車はありますが、家族が使用するので、山行遠征には使えません。
7日(金)の夜、梅田発の阪急夜行バスに乗って、翌朝6時頃、松本へ着いて、それから松本から釜トンネルの入り口までバスで行って、10日祝日の夕方には、松本にバスで戻って、しなのワイドビューと新幹線を乗り継いで、何とか10日の夜11時頃には大阪に着きたいと目論んでいます。勿論、天候見ながら決断するので最終出発決断は4-5日前に致します。
チョリオ師匠と同じく、徳澤に天泊するか、8日中に何とか、長塀尾根の稜線に出る手前の森林地帯に天泊するかも迷ってます。穂高岳の勇姿をカメラに収めるのが目的ですので、蝶ヶ岳からの穂高岳への撮影光線考えると、蝶ヶ岳からの穂高岳は逆光になるので、9日のお昼までには、蝶ヶ岳まで登りたいと素人ながら考えてます。蝶ヶ岳の山頂で撮影出来たら、一時間ほど頂上の景色を堪能したら、すぐ下山開始を考えてます。
無理がありますでしょうか?f^_^;)
日程考えたら赤岳なのでしょうが、師匠の記事みると、蝶ヶ岳への思いが捨てきれず。
メール楽しみに気長に待ってます。
投稿: 山田 | 2010年12月13日 (月) 07時41分
山田さん、こんばんは。
ずいぶんお待たせしましてすいません。
仕事が繁忙期に入りまして、なかなかPCを開けられず…
>無理がありますでしょうか?
そのプランで無理があるか、と問われたら…無理がある、と答えざるを得ないでしょうね。。。
私のブログを読んで楽しんでいただき、
さらに実際に行ってみたいと考えて下さるのはすごく嬉しいです。
ただ、私は山田さんのことを全く、知りません。
実際の所、「わからない」としか答えようがないのですよ。
ですから、こういった質問は困ってしまいます。
この辺で堪忍してつかあさい。。。
投稿: チョリオ | 2010年12月20日 (月) 22時12分