« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月の4件の記事

2010年11月21日 (日)

六甲全山縦走大会 10年11月14日

(はぁ…長ぇ)
私は通勤の電車の中で地図を広げていた。六甲全山縦走大会のコースを見る。
須磨をスタートし、宝塚をゴールとするそのコースの長さは56kmだそうだ。
(なんで全縦なんか申し込んでもうたんやろ…)
歩いてもいないうちから少し、げっそりした。

私は大阪に生まれ育ちながらも、六甲にはあまり縁がない。
育ったのが南部だったせいか、山と言えば生駒山や金剛山だった。
山を始めてからも六甲はやはり縁遠く、もっぱら奈良の大峰・台高の山々ばかり登っていた。
六甲山。やはりロープウェイや道路が通っているせいか、
自分の足で登ってみたい、という気にはならなかったのかもしれない。

ところが去年、山の会・囲炉裏で行われている、六甲全縦後の宴会にだけ参加した。
疲れ果てながらも笑顔でゴールする人、それを迎え、労う人。
それを見て、(ああ、ええなぁ)と思った。
で、(来年はオレも…)と思ってしまったのが運のツキだ。

再び地図に目を落とし、コースの確認をする。
その時、あることに気付いた。
(そうか、全山縦走路は山頂は通らへんねんな)
暫く考えて、私は全部の山頂を踏んでいこうと思った。
(きっと紅葉もきれいやろうしな…)
丹念に山頂を踏み、これまで縁遠かった六甲を十二分に満喫する一日にしよう、
そう思うとちょっとやる気が湧いてきた。

山仲間のひい姉さんから連絡があったのは全縦の前々日である。
“私の家に来ると、車で送れるので早く出発できるよ”
というような意味のメールだった。
私は当日、始発で須磨まで行こうと思っていたが、それだとスタートが6時半になる。
大会のスタートである5時から1時間半も遅れてしまうなあ、思っていた時の助け船である。
ありがたや、やはり持つべきものは友達である。

前日の20時半、ひい姉さんのお宅にお邪魔させていただく。
“お構いできませんよ”
という言葉とは裏腹に、おいしいケーキにボリューム満点のサンドイッチをごちそうになった。
満腹である。少しお腹が苦しい。

R1024646101117
ひい姉さんのお宅からは夜景が眺められる。

R1024648101117
ボリューム満点のサンドイッチ。2ついただきました。

さらには寝床まで…アレ?布団が2枚…こ、困ります、お姉さま…
というのはもちろん冗談で、もう一つの布団はもう一人の縦走者、もっちゃんさんの分です。

R1024649101117
寝床まで整えて下さいました。私ともっちゃんさん(男)の分です。やましいことはございません。

0時過ぎにマユさんが車でお迎え。
途中駱駝さんも乗せて、須磨浦公園に3時過ぎに到着。
もう既にスタート待ちの長蛇の列ができていた。
ずっと(なんでこんな早いんやろ…)と思っていたが、これで納得。
みんな気合いの入り方がハンパやない。
囲炉裏の人達もすでにたくさん集まっていて、我々も合流した。
真夜中だというのにやる気満々、熱気が溢れていた。

R1024656101117
やる気十分、の囲炉裏隊。

Photo
須磨スタート地点の囲炉裏隊。

一方私は、トイレで産みの苦しみを味わっていた。
(出ねえ…)
ひい姉さん宅で一度、須磨に来て二度、軽量化を図ったのだが、失敗に終わった。
そんなに焦って出すこともないのだが、ひい姉さんとこでがっついたせいか、どうも腹が落ち着かない。
それに今回は大勢の人がいるので登っている最中に…なんて望めそうもない。
それが余計に焦りを生んだのであろうか。
(ちぃ、とんだ“恥ずかしがり屋さん”につかまってしまったぜ…)

私のウ○コ事情にスタートを遅らせてくれるはずもなく、定刻5時にスタート。
大勢の人々が作り出す波に私も乗って歩き出す。
最初は急登、急階段。少しでも前に出ようとする人、早くもしんどそうな人…
(あ、夜景…)しばらく登ると街の灯りが見えた。私は列を離れて撮影。
(この辺りに鉢伏山の山頂があるはずだが…)注意して歩いていると山頂に行く別の道があった。
その道に入ると…静かだった。当たり前だが。
誰もいない暗い山道。(夜間登山はこうでなくてはなぁ)とほどなく山頂。

R1024664101117
スタート。

R1024666101117
急階段を登っていく。

R1024669101117
夜景が見えた。

R1024671101117
鉢伏山。地図では248mとなっているが?

鉢伏山を下りるとすぐにまた大勢の人々の列にまぎれる。
しかし旗振山、鉄拐山と寄り道を繰り返すにしたがい徐々に人が減ってきて
高倉台の街に降りる頃にはまばらになっていた。

R1024673101117
大勢の人が暗闇の中を歩いている様はちょっと不気味だ。

R1024674101117
R1024685101117

R1024686101117
シャシャンボという名の樹があるらしい。

R1024688101117
高倉台の街中を歩く。

歩道橋を渡るとまた渋滞ができていた。栂尾山の登り階段だった。
それを越えると横尾山、その先は須磨アルプスである。
馬の背付近は特に大渋滞。しかし須磨アルプスはちょっと面白そうなところだ。
静かな時にまた来てみたいと思った。

R1024692101117
歩道橋を渡ると…渋滞だった。

R1024695101117
R1024697101117

R1024700101117
横尾山からの眺め。ちょうど日の出の時刻くらいだったが、あいにくの曇り空。

R1024721101117
須磨アルプスは大渋滞。

R1024724101117
立ち止まってくれた方が写真は撮りやすいか…

R1024741101117
馬の背を越えると東山。

R1024745101117
須磨アルプスを振り返る。

須磨アルプス、東山を越えるとまた市街地へ。
渋滞もなくなり、紅葉を撮りながらぶらぶら歩く。
妙法寺を過ぎると今度は高取山の登りが始まる。
高取山に登ると荒熊神社の幟が目に入った。縦走路とは別の登る道がある。
(山頂はこっちか)登っていくとほどなく山頂。
そこで少し休憩。ちょっと一服。やれやれ。
縦走路に戻って少し歩くと、また高取山山頂の標識があった。
見るとすごく長い階段、さっきの所よりもあきらかに高そうだ。
(?あれ…?)仕方なしに登り始めると、後からおばさんが親切にも
「そっちじゃないですよ!」と声を掛けてくれた。
「ええからええから」と返事をしてヒイヒイ息を切らせて階段を登る。
(こんなことやったらさっきタバコ吸わんかったらよかった…)
登りきると小さな広場と山頂の碑。ハイ、撮影、と。

R1024757101117
東山を下りる道にて。紅葉がきれいだった。

R1024759101117

R1024761101117

R1024772101117
荒熊神社の境内。

R1024773101117
高取山の山頂、のはずが…?

R1024774101117
ちょっと嫌な気分になる長い階段が。

R1024776101117
どうやらこちらが本当の山頂らしい。

R1024778101117
高取山から神戸方面を望む。

高取山を辞し、縦走路はまたまた街中へ。
(またアスファルトかぁ、靴が減るなあ)
私の靴はいつもの登山靴である。冬のアルプスも、夏の低山も、ずっとこの靴である。
六甲全縦は街歩きが多いと事前に聞いていたので
ハイキングシューズが欲しかったのだが、結局買えなかった。
(それにしても…)
なんだか山登りというよりJRの“てくてくウォーキング”みたいや…いや、参加したことないんやけれど。
鵯越駅を過ぎ、ようやく山歩きの様相を呈し始める。
この辺りで囲炉裏のhidetyanさんと出会った。
hidetyanさんは始発で来ているので6時半スタートだったはず。
だが5時発の私を追い抜いて小走りで颯爽と行ってしまった。
(元気なオッサンやな)
次の山は菊水山。最初のチェックポイントがあるところだ。

R1024784101117
入る時は“押忍”かな、やっぱり。

R1024785101117
蔦も見事に紅葉。

R1024787101117
鵯越駅付近。

R1024790101117
ようやく山の中へ。

菊水山の登りはけっこう堪えた。
登り詰めるとチェックポイント菊水山。9時45分。
さっき抜いていったhidetyanさんとアウタースキーさんがいた。
10時まで休憩し、さらに進んで鍋蓋山。
ここではおむすびを一つ食べた。
この先はまた紅葉がきれいで、大龍寺辺りで缶コーヒーを買って写真を撮っていたら
「チョリオくん」と声を掛けられた。
あっ!mayumiさんやないですか!「この先にみんなおるよ」と教えていただいた。
どうやらmayumiさんはそことここの間を行ったり来たりして、
囲炉裏のメンバーを見つけては休憩場所を教えているらしい。ご苦労様です。

R1024800101117
菊水山の登り。けっこうきつい。

R1024816101117
「菊水山」と書いてあるのだろうが、全く読めない。

R1024817101117
鍋蓋山の登りもしんどかったな。

R1024820101117
いい雰囲気のご夫婦。ダイエット登山かな?

R1024821101117
鍋蓋山でちょっと腹ごしらえ。
ちなみに上2つのおむすびは私の作。下2つはひい姉さんにいただいたもの。

R1024825101117
鍋蓋山の下山路で見かけた見事な黄葉。

R1024829101117

R1024834101117
大龍寺付近にて。

大龍寺では囲炉裏サポート隊による温かい激励があった。
噂には聞いていたが、これほどまでとは。
あんまり居心地が良いのでちょっと寝ていこうかな、思ったくらいである。
ここで後発のsmochさんに出会う。
「年々、しんどなってくるわ」と言いつつ、軽快な足取りで先行。
(元気なオッサンやな)

R1024836101117
豊富な食料。思わず食べ過ぎてしまった。

R1024841101117
サポート隊のりっこさんと。

R1024846101117

R1024853101117
大龍寺付近は本当に紅葉が見事だった。

R1024854101117

R1024856101117
紅葉の下を行く全縦者。

桜茶屋を過ぎる。
(おお、ここは見たことある)
そう、4度あった囲炉裏での六甲全縦練習会に、一度だけ参加した際、通ったのだ。
この先からは宝塚までは、こないだ歩いた道だ。
歩きやすい道とはいえ、やはり通ったことがあるのとないのとでは随分違う。
とはいうものの、まだ行程の半分も歩いていない。とほほ…

R1024862101117

R1024866101117

R1024872101117

R1024874101117

稲妻坂やら天狗道を通って摩耶山へ向かう。
急登でもないので紅葉を愛でながらのんびり歩く。
それでもここまで歩いてくると、さすがにしんどい。少しの登りも億劫になってくる。
摩耶山には2つめのチェックポイントがあり、囲炉裏のサポート隊もいるはずだ。
(もうちょっとで摩耶山だ)と思った時、「山頂コチラ」の案内板が。
(しんどいんやから、こういうのん止めて欲しいねんな…)
と思いつつも縦走路から離れ、摩耶山頂へ。

R1024883101117
山頂には誰かのお墓(?)らしきものがあった。

R1024889101117
摩耶山ではサポート隊の蓮さんとpikkuさん、先行していたmayumiさんと空っ風さんがお出迎え。

(いやあ、落ち着くわぁ)
「あまり食べ物がなくてごめんなさいね」と済まなさそうにおっしゃる蓮さん。
いやいや、そんなことないッスよとpikkuさんの剥いてくれるリンゴとみかんを頬張る。
これが無性に美味い。
(ビタミン不足かな…この分では自作のおむすび、食べられへんな)
と思いつつも、見境なく食べる。
貧乏根性丸出しのところにコウリさんとよっちゃんさんが到着。
よっちゃんさんはちょっとしんどそう。
mayumiさんが「ゆっくり休んで、食べた後はしっかりマッサージして…」
と細かいアドバイスをしていた。
「mayumiさん、私にもなんか、アドバイスして下さいよ」
と言うと、私の方をチラッと見、面倒くさそうに
「歩け。そのうち着く」とおっしゃった。
なんと明快かつ、的確なアドバイス。
お腹もいっぱいになったし(食い過ぎ)ぼつぼつ行くか。

R1024897101117
掬星台からの眺め。

R1024901b
摩耶から六甲の稜線は紅葉が真っ盛りだった。

R1024905

R1024908b
逆光に映える楓。

R1024922101117

R1024926101117

摩耶から先の道は穏やかな歩きやすい道で、紅葉がまっ盛りだった。
全縦者に混じって観光客も増えてきた。
(これほどきれいな紅葉に出会えるとは)
曇り空から時折西日が差し、逆光にますます紅葉が映える。
(美しい…)
フィルムカメラを持ってくればよかった、と少し思った。
もちろん分かっていても、そんな重いものは持ってこないだろうけど。

R1024932101117

R1024941101117
はやぽんさんと出会った。

R1024946101117
紅葉オンパレード。

R1024951101117

T字ヶ辻を過ぎると、観光客がますます増えてきた。
おしゃれな建物もいっぱいあるし、山の中とは思えない喧噪だ。
郵便局で甘酒を頂戴して、さらに進むと徐々に観光客が減ってくる。
車道から少し外れて六甲山山頂へ。
六甲縦走なのだから、これを外すわけにはいかない。
ちょうど日没の16時半頃で、うまい具合に雲が切れてきれいな夕陽が拝めた。
寂しい山頂でゆっくりタバコを吸って、しばしまったりとした気分を味わった。

R1024956101117

R1024961101117

R1024962101117

R1024967101117
郵便局でおいしい甘酒をいただいた。
翌日の仕事を思い出してしまったのは誤算だったが…

R1024976101117

R1024980101117

R1024981101117

R1024985101117

R1025000101117
六甲山最高峰へ。

R1025005101117
阪神大震災で12cm高くなっていたとは知らなかった。

R1025010101117

R1025014101117
いつの間にか晴れて月が出ていた。

六甲山頂を辞して一軒茶屋に立ち寄ると、
先程抜かれたコウリさんとよっちゃんさんが休んでいた。
よっちゃんさん、足がつらそう。大丈夫かな?
みかんをいただいて先に行くと囲炉裏のバンダナが。
たかちゃんさんがこんな遅くまでサポートしてくださっていた。
甘いパインをいただくと、生き返るような気分。ありがとうございました。
最後のチェックポイント、東六甲分岐に着いた時には、かなり暗くなっていた。

R1025019101117
遅くまでサポートして下さっていたたかちゃんさん。ご苦労さまでした。

R1025025101117
最後のチェックポイント東六甲分岐。それでもまだ13kmもあるんですけど…

ここからはヘッデンを点ける。
まばらだった人々も、ここに来て再び渋滞に。
山の静けさとは裏腹にざわざわと喧噪が耳に付く。
「順番入れ替えよ。ライト持ってきてない人を交互に入れて…」
ほう。ライト持って来てないのか。なかなか剛毅な若者達だ。
とっとと降りてしまおうかとも考えたが、いちいち追い抜いていくのも面倒くさい。
私もそのまま渋滞に巻き込まれることにした。

私の前を歩いていたのはグレーのジャンパーを羽織ったおじさんだった。
足をだいぶやられているらしく、歩き方がぎこちない。
ずっと前の方にいる赤い服を着た人が、どうやら私を含む集団の一番先頭のようだ。
赤シャツ(と勝手に名付けたが)の歩き方は、
それはもう哀れなほどギクシャクしていた。
どうやら膝が殆ど曲がらないようで、油の切れたロボットのようだった。
私は失礼にも、ちょっと笑ってしまったが、
(でもきっと、オレも雪山の帰りとかはあんな風なんやろな)と思い、
(がんばれ!赤シャツ!)と心の中で声援を送っていた。

大平山を越えた車道で、溝に足をつっこんで一休み。
列に戻ると、今度の先頭は白い服の人(命名白シャツ)で、
白シャツも赤シャツに負けず劣らずのロボットぶりだった。
(それにしても、塩尾寺ってこんなに遠かったか)
練習会の時にはすんなり到着した感があったが、
この時はずいぶん長く感じられた。
(エンペイジはまだか?)
実はこの時、さすがにけっこう疲れており、
寄り道するはずだった譲葉山や岩倉山をすっとばしている。
というより、まっ暗でもはやどこを歩いているのかも、よく分かっていなかった。
(まだかペンペンジ!)
しまいには呼び名まで変わってしまっていた。

ようやく塩尾寺を過ぎ、一安心。
(ああ、もうちょっとや)
縦走路は宝塚の街中へ。ふと、前から知った顔が。
囲炉裏のメンバー達だった。
「チョリオさん!あんまり遅いから心配したよ」とひい姉さん。
「…え?ほんまッスか?すんません」
「チョリオさん、メールしたのに」と一休さん。
「いや、電源落としてるから…」
といった会話の後、彼らは上に、私は下に。
今朝一緒だったのに、なぜかもう懐かしい。

R1025030101117
塩尾寺下からの夜景。

そしてようやく、ゴール。20時7分。
やれやれ、15時間もかかっちまったわ。
ゴールではkeyさんがお出迎え。
記念の賞状と小さな箱をいただいた。
甘いものが食べたくなっていた私は、箱の中身が紅白まんじゅうだったらいいな、
と思っていたが、開けてみると小さな盾が入っており、少しガッカリした。

R1025032101117
keyさんのお迎え。すいません、ブレました…

R1025035101117
ようやく、ゴール。

そして仲間の待つ宴会場へ。
そこではもう皆さんのお世話になりっぱなし。
温かい豚汁に山雀さんの淹れて下さったおいしいコーヒー。
まあまあ元気だと思っていたのだが、
椅子に座って温かいものをお腹に入れると急に眠気がやってきた。
「須磨アルプスの馬の背がねぇ…」なんて会話がやたら遠くに感じる。
(ああ、そんなとこあったなぁ。もう昨日のことのようだ…)
心地よい疲れを感じながら、ぼんやりした頭で一日を回想する。
ゴールした時には、さほど感動しなかったが、
じわぁと嬉しさが沁みだしてきた。
(六甲もなかなか、ええ山やったな)
私は幸せだった。

R1025038101117
宴会会場、上からの図。

R1025040101117
この豚汁は本当に美味かった。

R1025041101117
宴もたけなわ。

R1025052101117
今年も最後尾でサポートのmayumiさん。すいません、ずいぶん暗く写ってしまった…

R1025060101117


22

2010年11月16日 (火)

唐松岳の写真 2010年11月6日〜7日

お待たせしました。
先日の唐松岳登山で撮した写真をアップします。
主にフィルムカメラで撮ったものですが、デジカメで撮影したものもあります。

01418017
白馬三山に朝日が当たり、染まり始めた。11月6日の朝。鎌池付近にて。

01418026b
東側の景色。

01418030b
真っ赤に染まる鑓ヶ岳と杓子岳。
実はもっと赤く焼けている写真もあるが、赤が強すぎ、PCでは再現できない。

02418209b_2
しばらく経って日の出を迎えた。

02418218b
鑓ヶ岳。

02418219
杓子岳と白馬岳。

02418224
雲海にも日が当たり始めた。

02418223b
アップにしてみる。

R102396410110607
落ち葉に霜がびっしり降りていた。

R102397510110607
雷鳥の足跡。

R102398910110607

02418228
登り始め、改めて白馬三山を眺める。

02418230
八方池山荘まで登ると五竜岳も見えてくる。

02418231
そして遠見尾根の向こうには鹿島槍ヶ岳も。

R102420110110607
キツネ(?)の足跡。

R102420810110607
シュカブラ。

02418233
6日の夕方。八方池付近より不帰ノ嶮。稜線は烈風が吹いているようだ。

R1024402
鹿島槍と五竜。

02418236b
白馬三山に最後の陽が当たる。

03418107b
東の空にはきれいなグラデーション。

03418110b_2

03418111b
日没直後。

03418119b_2
夜景は期待したほどではなかった。

03418123
不帰ノ嶮と星。

03418124b_2
北向き上空。

03418130b
7日朝。

03418128b

03418132b

04417926b

04417932b
この日は雲に遮られて御来光は拝めず。

R102451310110607
下山途中に見たシュカブラ。

Pb070519
楽しい山旅をありがとうございました。

2010年11月12日 (金)

唐松岳 2010年11月6日〜7日

思い返せば4年前、2006年の9月。私は単独で後立山の峰々を縦走した。
雨男の私にとって、奇跡のような晴天続きで夢中になって絶景を写真に収めていったのだった。
当時の記事

(この、ただでさえカッチョイイ山々が雪を纏えば、どれほど素晴らしいだろう)
「雪山5割り増し」
これは私の持論である。だいたいどんな山でも、
雪を纏えばカッチョ良さが最低5割り増しになる、と思うのだ。
ただし「雪山5倍」つーのもあって、
これは雪が積もれば夏より5倍ほどシンドイ、ということだ。

是非、見てみたい。最初に計画したのは2年前の11月。
しかし悪天予報であったため、中止した。
そしてその後も結局、一昨年は3度、昨年は2度計画し、全て悪天予報に阻まれたのであった。

5連敗。
いくら雨男といっても、なかなかできるものではない。
(もはやオレ一人では無理なのではないか?)
強力な晴れ男・晴れ女が必要である。
こうして私はShigeoさん・Chikaさん夫妻に声を掛けたのだった。

後にK坂さんも加わり、メンバーは4人となった。
だが、問題発生、この時期はゴンドラが動いていないとのこと。
さらに黒菱林道も通行止めとのことで、他の候補を探したりもしたのだが、
私はやっぱり、八方尾根から唐松岳を登ってみたかった。
それにゴンドラ分歩いたとしても、たぶんこの時期、他の候補より楽なのでは、と予想され、
結局当初の予定通り、唐松岳に登ることにした。

そんなこんなで11月5日の晩、
我々4人はShigeoさんの運転するデリカ号で八方へと向かった。
到着は日付が変わって6日の2時過ぎ。
登山道がある(らしい)スキージャンプ台辺りをウロウロする。
道らしいものは見当たらず、ダメ元で黒菱林道に行ってみると…

Pb060363chika10110607_2
Chikaさん写

(こ…これは…)
ロープが張ってあるだけ。
ほんの少し、犯罪の香りがしなくもないが、難なく通り抜けることができた。

早朝5時半、けたたましいアラームが車内に響く。
(うっさいのぅ、誰のケータイじゃ!?)
私のだった。すいません…
他の3人はまだ眠っている。私は撮影機材だけ持って外に出た。

すでに東の空は、仄明るく橙色のグラデーションをなしていた。
ウロウロして撮影ポイントを探すが、建造物が多く、なかなか見つからない。
朝っぱらから低血圧の私には少々ツライが坂をどんどん登っていった。

R102387610110607
もうすぐ夜が明けそう…

結局リフト1本分、200mほど登った。
(えらい登らされた…)ぜいぜい肩で息をしながら撮影ポイントを探す。
(あった!)ベンチがあり、展望の看板が見える。

R102388410110607
ずいぶん登った…下にデリカ号が写っている。

行ってみると、息を呑む光景が広がっていた。
白馬三山だった。
薄く色づいたその神々しい姿に陽が差すのを、私はじっと待った。

R102389910110607

来た…
ついに朝一番の日光が差し、同時に神々の山は刻一刻と色彩を変えてゆく。
淡いピンクから濃い紅へ、橙へ…
私は夢中になってシャッターを押した。
夢中になりながらも(1枚30円)と冷静に計算、
これまでならフィルム2本一気撮りするところだが1本に抑えた。
(※注:例によってフィルムの現像が間に合わず、今回はデジカメの写真のみです。)

R1023887
デジカメでの撮影。フィルムカメラの写真はまた今度。お楽しみに。

R102390410110607
待望の日の出。

R102391210110607_4
東、妙高方面。

たとえこの先、ガスで真っ白になって全く景色が見られなくなっても後悔しないだろう、
そう思えるだけの、いい光景だった。ぼーっとして下っていると、氷で足を滑らせ右手を着いた。
その衝撃が痛めている右肩に響き、激痛が走った。
しばらくうめきながら(うまい具合に治ってくれんかな)とか思ったが、
そうはいかず、どうやらさらに悪化したようだ。
それでもいい景色を見た嬉しさは消えず、車の前で迎えてくれたShigeoさんに思わず抱きついてしまった。

車に戻ると、他のみんなは既にほとんど準備が終わっていた。
「ゆっくりしいや」というShigeoさんの言葉に甘えながらも、急いで朝食と準備を済ませた。

R102399010110607
私のザックは右から2番目。

7時40分、いよいよ出発。快晴で風もない。歩き始めてすぐ暑くなり、
私が撮影していたところまでひと登りして休憩、各々上着を脱いだ。

R102400610110607
ChikaさんとShigeoさん。

P1000015
K坂さん写。

休んでいると運休中のリフトが動き出し、何人か登ってきた。
どうやら点検をする作業者のようだ。彼らはさらに上に登るリフトの点検に向かっている。
「こらひょっとしたらリフトに乗れるかも。」
早速私が訊きに行ったが、やはりダメ。
通行止めの黒菱林道を通って楽をした上、運休中のリフトにまで便乗しようとは。
人間、いったん楽を覚えたら、あきまへんなぁ…
さらに…
R102402510110607
コレ、動くんちゃいます?・・・こらこら。

R1024030_2
鹿島槍ヶ岳と五龍岳。

少し登って9時5分、八方池山荘に到着。標高1850m。
リフトが動いていれば、ここまで誰でも登ってこれる。
山荘で声を掛け、おばさんに挨拶をしておいた。
また少し休憩した後、出発。

R102403110110607
八方池山荘より。リフトが動けば誰でも見られる景色である。

R102404510110607

R102405710110607
白馬三山をバックにK坂さん。

左手に五竜と鹿島槍。右手に白馬三山。不帰ノ嶮も見え始めた。
青い空に白い峰々。私が夢見た光景である。
私は有頂天だった。
「ゆっくり行こうやぁ」時折後から声がかかる。ええ、のんびり登りますとも。
黒菱林道が使えたおかげで時間はたっぷりある。

R102406310110607
振り返ると八方池山荘が小さく見える。

R102409010110607
雪山を堪能。

9時40分、八方山に着いた。標高1974m、黒菱平から約500m、2時間。
悪くない。それにここからしばらくなだらかになる。
ここで少し休憩し、もう少し登った第2ケルンのトイレで大休止を取った。

R102410910110607
ちょっとお疲れのShigeoさん。

R102414610110607
こちらはまだまだ元気なK坂さん。

11時、八方池。池は凍っていた。
約600m登ってきたので、ここで標高的にはだいたい半分。やれやれ。
ここまでは冬でも観光客が登ってくるだけあって、見事な景観である。
絶景を目の当たりにしながら、私は至福の一服を点けた。
(はぁ…ええ景色やなぁ…)
ここまでは順調であった。
周りの景色を呆けたように見とれている私には、
この後のことなど想像できるはずもなかった。

R102417510110607
八方池と白馬三山。

R102419110110607
年賀状用の写真撮影。

R102421410110607

積雪が多くなってきた。
膝まで潜ると格段にペースが落ちる。疲れも倍以上だ。
K坂さんとトップを代わりながら進む。

Pb060393chika10110607
Chikaさん写

Pb060400chika10110607
Chikaさん写

悪戦苦闘が始まった。
(これぞ雪山の醍醐味!)と息巻いていた私もなかなか進めず、
立ち止まって休む回数が増えてくる。
時折声を出して気合いを入れ、雪をかき分けて進む。
(キツイ…)
これほど積雪があるとは誤算であった。
(ワカンが要るやん…)
しかし誰もワカンを持ってきていない。私は間違っていた。
八方尾根は風が強く、雪が飛ばされ、この時期それほど積雪はないだろう、と。

R102419510110607
ハマるK坂さん。

「チョリオさん、あそこ」後からK坂さんの声が聞こえる。
「もうちょっと行ったら、たぶん楽になるんちゃいます?」と先の斜面を指さす。うん、私もそう思う。
今歩いている藪っぽい所は足が潜るが、先に見えている斜面は凍って潜らなさそうだ。(ようし!)

R102424310110607
その斜面。

斜面に着いてみると楽になるどころか、もっとキツかった。
(アカンやん…)雪に足を取られてなかなか進めない。

R102424810110607
んん。ノーファインダー(デジカメの液晶壊れてる)ながらいい画が撮れた。

R102425910110607
白馬三山と自分の影。

R102426410110607
…なんて写真を撮っていたらずいぶん離された。

Pb060437chika10110607
遅れを取り戻そうと登る私。Chikaさん写。

R102426810110607
奮闘中のChikaさん。
しかしその頑張りとは裏腹に、足踏みしているようにしか見えない。

R102427910110607
尾根まで登った。とりあえず休憩。

Pb060444chika10110607
年賀状用写真2。

R102428210110607
Shigeoさん、かなりキツそう。

尾根から左の夏道らしいところを進む。
そこも積雪が多い。疲労困憊。
「もうちょっと先の、広い所で休憩しようや」後から声がかかる。
その「もうちょっと」が全然遠い。

Pb060454chika10110607
「広い所」に着くなりヘタりこむ。Chikaさん写。

R102429010110607
Chikaさんに大福いただく。激ウマ。

大福を食ってヘタりこんでいたのが13時44分。
ここで、どうしよう?とみんなで相談した。
八方池からすでに3時間。中間地点の丸山ケルンにも達していないのだ。
丸山ケルンは見えている。あと100m弱、登るだろうか。
「とりあえず、丸山ケルンまで」といったんは決まったが、
歩き始めてすぐ、丸山ケルンまで行っても良い幕営地があるとは限らないし、
深雪はまだまだ続きそう、そしてなによりも全員疲労困憊だったので、
「やはり、下りませんか」と提案した。

R102429310110607
とりあえず丸山ケルンまで、と進みかけるが…

R102430010110607
やっぱアカンわ…

提案は受け入れられ、テントが張りやすそうだった八方池まで下りることにした。

R102433510110607
下りると決まると早い早い。登りで悪戦苦闘した斜面。

R102434710110607
大きな樺の木。

R102431010110607
Chikaさん。

Pb060465chika10110607
ちょっと休憩。Chikaさん写

R102435410110607
さっきまで死にそうな顔だったK坂さん。

R1024362

15時20分、八方池に到着。登るのに3時間以上かかったのに、下りるのは40分ほど。
神々の峰に囲まれ、その頂が夕陽に照らされている。
絶好のロケーションである。ただ、山の向こう側に日が落ちるので、全体的には暗い。
早速、各々テントを張る。今回は共同装備はなく、各個人が自分の装備を準備してきている。
私はテントを張ったり、撮影場所を探したり、また写真を撮ったりと忙しい。
ようやく靴を脱いでテント内に落ち着いたところで、Chikaさんより牛タンの差し入れ。すこぶるウマし。

R102438510110607
絶景の中でのテント泊。

R102437410110607
K坂さん。やれやれの様子。

R102438710110607
白馬を眺めながら牛タンを食す。

夕食にインスタントラーメンを食べ、談笑する。
K坂さんとChikaさんはもちろん、お酒を飲んでいるだろう。
私もとっておきの葉巻を吸う。うまい。

R102441610110607
至福の一服。

R102442010110607
K坂さんにもお裾分け。

静かになった。K坂さんのテントからイビキが聞こえる。
皆、眠ってしまったようだ。私はまだ眠らない。
これからが楽しい時間だ。
iPodで音楽を聴きながら、カメラを持ってテントを出る。
風がなく、それほど寒くない。
辺りはすっかり暗く、満天の星空である。月もない。
テントから離れた所で、長時間露出で星や夜景を撮影する。
待っている間は星を眺めながら音楽を聴く。
これこそが、山での最高の贅沢だと思う。
(ああ…きてよかった…)
気持ちが高揚してきたので声を出して歌ってみる。
ちょっと動いて踊ってみる。
…40過ぎたオッサンが、真っ暗な山の中で唸りながら踊っている光景はおそらく凄まじいだろう、
と後からちょっと思ったが、この時私は頭がカラッポで幸福の絶頂にいたのである。

R102442110110607
ちょっと夜の愉しみへ…

撮影を終えてテントに戻ってみると、K坂さんのテントに灯りが点いている。
声を掛けてみると、起きているようだ。私はまだ眠くないので、少しお邪魔して、話しをした。
K坂さんに訊いてみた。「あの…変な声とかしてませんでした?」
「ああ、なんか妙な声が聞こえていたな」私の声だ…恥ずかし…

K坂さんのテントを辞して自分のテントに戻ると、今度はShigeoさんが起きている気配。
お腹が空いたので、ラーメンを作って食べているとのこと。
ようやく私も寝袋に入り、音楽を聴きながら眠りに就いた。

R102442410110607
今回のコンロはジェットボイル。省エネで、一泊の雪山なら小さなガス一つで楽勝だ。

…うっさいのぉ、誰やねん…
ああ、そうか。オレやオレや…慌ててけたたましいアラームを止める。
外を見ると今朝もいい天気だ。早速朝の景色を撮影しに行く。

P1000020
K坂さん写

K坂さんと二人で、日が出るのを今か今かと待っていたが、
結局日の出は雲に隠れて見えなかった。惜しかったなあ、と言い合っていると、
後からChikaさんの呼ぶ声。「チョリオさ〜ん!たいへ〜ん!」

R102442810110607

R102442610110607
朝の景色とK坂さん。かっこいい。

テン場に戻ってみると私のテントがない。
風で飛ばされ、見事に崖の下へ落ちている。
そういや昨日はあまり風もなかったし、早く撮影したかったので
慌ててたん設置したんやな。わはは。反省、反省。
K坂さんに手伝ってもらって無事回収。
装備を点検してみると、テントシューズが片方なくなっていた。

Pb070498chika10110607
テント回収の様子。Chikaさん写

朝食を済ませ、撤収準備を終えて、下山開始。
八方池まで下りてきているのでずいぶん早くに下山してしまうだろう。
好天と絶景がもったいないので、「ゆっくり下りましょうね」と促しながら歩く。
それでも2時間ほどで黒菱平まで下りてきてしまった。

R102448110110607
雄大な景色の中を下山。

R102448910110607
唐松岳を振り返る。

R102451710110607
シュカブラ。

R102454410110607
この景色とももうお別れ。

Pb070543chika10110607
名残惜しいなぁ…Chikaさん写

R102459910110607
最後の下り。

R102461210110607
戻ってきました。

黒菱林道を車で下っていると、紅葉が目に付いた。
もうお終いの方だが、まだまだきれいだ。
しかし、こうして明るい時に見てみると、スキー場のゲレンデというのはかなりの急斜面である。
私は当初、黒菱林道が通れなければ、ゲレンデの下を歩いて行くつもりにしていた。
もしそうなっていたら…行けたとしても八方池まで登れたかどうか。
いずれにせよ、今回は下調べが足りなかった。私のミス。
とはいえ、まさか11月初旬にすでに腰まで潜る積雪があるとは…
さすがは豪雪の後立山である。いい勉強になった。

R102462210110607
下界はまだ秋。

下山後はみみずくの湯で汗を流し、Shigeoさんオススメのそば屋、まえだで昼食。
ボリューム満点の上、サービスの野沢菜がとても美味しかった。

R102462410110607
露天風呂から白馬三山が望めるみみずくの湯。その代わり外からも丸見えだ。

R102462510110607
こんな感じ。

R102463210110607
とっておきのTシャツです。

R102463410110607
おいしそうにビールを飲むChikaさん。まえだにて。

R102463610110607
まえだのそば定食。すごい量だ…

今回頂上は踏めなかったが、念願の景色が見られた。
またメンバーにも恵まれ、気持ちよく山を楽しめた。
最後にShigeoさん、行き帰りの運転ご苦労さまでした。

R102447010110607
記念撮影。

2010年11月 9日 (火)

韓国旅行〜兄の結婚式 10年10月29日〜31日

私の兄がやっとこさ結婚。その結婚式が韓国ソウルで行われ、家族で出席した。

R102359010102931
関空にて私の母・弟と合流。

R102358710102931
弟ユンオに遊んでもらうあっちゃん。

R102360210102931
5000円だけ換金、56000ウォンに。成金あっちゃん、円高万歳!

R102360610102931
夕方関空を出発、夜にソウル到着。ホテルで父と合流、荷物を置いて早速晩飯を食べに出掛ける。

Dsc00782

Dsc00787

ホテルには洗濯機まであるのだが、パジャマや歯ブラシなどはない。
仕方なしに下着で寝ることに。寒いといけないので、室温を上げたいが、
ハングル表記でよく分からない。テキトーにやったら暑くて夜中に目が覚めた。

R102373510102931
ホテル前にファミマ有り。非常に助かった。

翌日。結婚式は夕方からなので、みんなでカンファムン(光化門)へ観光に出掛けた。

Dsc00827
地下鉄でお出かけ。

R102362010102931
以前来た時よりも地下鉄の路線が増えている。

08487
イスンシン(李舜臣)将軍の像の前で。

R102364310102931
寒いと思っていたが、かなり温かかった。

Dsc00888
カンファムン前。

Dsc08484
カンファムンからインサドンへ向かう。

00947

R102367210102931

R102368310102931
屋台で売っているサナギ煮。私は食べられない。

Dsc08510

Dsc08514
昼飯。

ホテルに戻り、着替える。

R102368810102931
準備完了。

R102369010102931
こちらも完了。

Dsc08541
東京のいとこ達と10年(もっと?)ぶりに会った。

R102371910102931
もうすぐ結婚式。ボク、キンチョーしてます!

結婚式・披露宴は、けっこうアッサリ終わってしまった。
よくあるようなイベント等はなく、牧師さんのありがたい話しと
父の制作した兄が小さい頃のフィルム上映くらい。
そのフィルムでは私もよく登場しており、主役の兄を食ってしまった感じだった。

R102370610102931
真剣です。

08550

R102372710102931
式の後、ホテルへ戻り、東京のいとこ達と居酒屋へ。

R102372810102931
日本ではなかなか会う機会がなかったのだが、こうして韓国で全員と会えるとは思っていなかった。

Dsc08557
翌朝。ホテル前にて。

R102373710102931
最終日。帰国する飛行機は夜出発なので、少し観光。
いとこの兄さんが案内役で朝から付き合ってくれた。

R102375410102931
ミョンドン(明洞)近くの民族博物館へ。

R102376110102931

R102376910102931

R102378310102931

R102380510102931
あっちゃんは内弁慶のため、少し照れている。

R102381210102931

R102381710102931

R102383310102931
昼飯に美味い冷麺を堪能。日本では食べられない味だ。

R102383510102931
ミョンドンにて。

最終日の観光では、いとこの兄さんのお世話になりっぱなしだった。
車の運転から案内、さらにかかったお金も全部出してくれた。
以前日本に少しの間留学しており、たどたどしくも会話ができる。
明るく、ひょうきんな兄さん、暫く会わないうちにちょっと太って、白髪が増えていた。
苦労してそう…折角の休日、ゆっくり休みたかっただろうに、
我々に嫌な顔を見せずに付き合ってくれたのが本当にありがたかった。

R102384510102931
ちょっとのんびりしすぎて、バスの時間ギリギリ、飛行機の時間もギリギリだった。

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »