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2010年9月の4件の記事

2010年9月29日 (水)

御礼。

私は自分の作ったブログは殆ど見ない。
今日、久しぶりに見て右上の方に「カウンター」が付いているのを発見した。
えらいちっこい数字…に・2万?
2万5千を超えていた。

確か以前のブログの時もkosiziさんに「チョリオさんのブログ、1万越えてるね、すごい」
なんて言われて意味がよくわからなかったのだが
(この時もカウンターの存在を知らなかった)
どうやらこのブログを見てくれた回数らしい。

以前のブログも2万5千ほど、
今のブログも2万5千で計5万。
ごまん…
甲子園や…

去年の2月から書き始めて1年半、
見て頂いた大勢の方々、本当にありがとうございます。
これからもそれなりに頑張りますので
どうぞご贔屓に。

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2010年9月23日 (木)

北部台高でテント泊 10年9月19日〜20日

夏の終わり、piccoloさん&ケルトさん主催のテント泊登山に参加した。
麦谷林道から木ノ実ヤ塚、薊岳を通り、明神平へ。詳しい幕営場所はヒ・ミ・ツです。
メンバーは主催者のお二人、どんかっちょ!さん、ままりんさん、emuさん、チョリオの6人。

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夏の終わり…

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秋色を求めて…

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さあ、出発!

9時50分、麦谷林道登山口を出発、15分ほどで二階岳に到着。さらに登って10時50分、木ノ実ヤ塚に到着。登り始めにトンビマイタケの群落を発見するも、時期が遅く、食べられないとのこと。その後piccoloさんにキノコの探し方を教えてもらうが、なかなか見つからない。

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まだまだ夏山。

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これはフィルムカメラで撮影。

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薊岳頂上。11時18分到着。ええ天気です。

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コースを確認中のpiccoloさんとケルトさん。

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せっかく展望もいいので大休止。

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トンボがいっぱい飛んでました。

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大普賢岳方面。

薊岳山頂を辞し、しばらく歩いた所で昼食。

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私の昼飯はおむすび二つと梨一つ。

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明神平。

明神平から先は登山道ではないところを歩いていく。ままりんさんに読図訓練を兼ねて先頭を歩いてもらうことに。

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piccoloさんに即席読図講習を受けるままりんさん。

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この辺りの森は本当に素晴らしい。

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思えば最近、普通の登山ってしてなかった。夏の間は沢登りと岩登りばっかりだったような…久しぶりに重いザック(と言っても恐らくメンバーで一番軽い)を担いでのロングコース、結構堪えるけど、なんだか気持ちいい。

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キノコ発見!「piccoloさん、食べられますか?」「…アカンやろ」

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快晴!

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桧塚奥峰をバックに。

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木陰で小休止。

道なき道を歩くのは楽しい。わくわくする。ヤブ漕ぎもなく、なだらかな地形なので歩きやすい。深い森の空気をいっぱいに吸い込みながら歩くこと約1時間半、幕営地に到着した。テン場に着いて早速、各々テントを張る。その後は別れて水を汲みに行ったり、薪を拾ったり、夕食の準備をしたり。

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ようやく西日になった頃…

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テント場に到着。

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水を汲みに行った際、白いトリカブトを見つけた。

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木漏れ日のテン場。すごくいい所だった。

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みんなで夕食準備。

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ニンニクの皮を剥いていると、皿の上にカエルが。

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一心に仏像を彫る、ではなく、大根の皮を剥くどんかっちょ!さん。すごく真剣な表情でした。

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夕食は天ぷら!山で天ぷら!なんて素敵!!

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今回の天ぷらは大葉、舞茸、アスパラ、いんげん、ししとう、サツマイモ、玉ねぎ、レンコン、なすび、ちくわ、ヤングコーン。ニンニクの素揚げのおまけ付き。
実はさらに炊き込みご飯をする予定だったそうな。しかし忘れ物があってできず終い。でも豪勢な天ぷら三昧で全員満腹、ご飯がなくてちょうどよかったくらい。piccoloさんの特製炊き込みご飯はとても美味しいとのこと、これで次回の楽しみが増えました。

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夕食後は焚き火を囲んでの宴。杏仁豆腐のデザート付き。私も久しぶりに、ちょこっとお酒をいただきました。

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piccoloさんがずっと火の世話をしてくれました。

宴も深まり、皆さん眠たそう。お開きとなって各々テントへ。寝付きの悪い私はもうしばらく焚き火を愉しむ。ふと思って、尾根まで登ってみるがあいにく曇り空で星は見えず。それでも風が心地よい。タバコを一本吸い、ようやくテントにもぐり込んだ。今回も寝袋を持ってこなかったが、寒くもなく暑くもなく、快適に眠れた。

翌朝4時30分、アラームで目を覚ます。アラームが鳴っているということは寝過ごしたということだ。実は2時か3時に一度起きて星を見に行こうと考えていたのだが、ぐっすり眠り込んでしまった。以前なら(2時に起きよう)と思って眠ると起きれたんだが…

まだ暗い中、全員起き出したところで桧塚奥峰へ。到着した時には東の空がほの明るくなっていた。

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きれいな日の出でした。

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撮影に熱中している間にケルトさん達がコーヒーを淹れて下さった。やっぱり日の出の後はコーヒーとタバコやなあ。これは止められそうもない。

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御来光を拝んだ後はテン場に戻って朝食。昨夜残ったマイタケを焼いていただく。

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私のラーメンにもマイタケ。

朝食後はゆっくりまったりしながら片づけや撤収準備。なんだか名残惜しいなあ、と思いながらも8時半頃、出発。時間があるので、笹ヶ峰辺りを散策することに。

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本当に座れそうなくらい大きなサルノコシカケ。

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木のあちらこちらにヒグラシの抜け殻が。でもその鳴き声はもう聞こえてこない。

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マスタケ発見。食用。

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ザックデポ地点でトンビマイタケ発見!キノコ図鑑で確かめるケルトさん。

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こんなん採れました〜!!

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重いザックを置いて、身軽に散策。

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キノコオンパレード。

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しかし食用に適したものは見つからず…

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極小キノコを顕微鏡で観察するpiccoloさん。

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この日もいい天気。

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最高の登山日和でした。

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明神平に戻ってきた。

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明神平から大又へ。斜面を駆け下りるpiccoloさん。今回もお世話になりました。

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大又の駐車場では色違いのツリフネソウが出迎えてくれました。

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やはた温泉にて汗を流す。

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収穫したトンビマイタケを人数分けするpiccoloさん。ちょっと怪しげな商人に見えなくもない。

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温泉の後は、隣接の食堂へ。廃校をそのまま利用したシックな造り。
サルスベリが満開、下界ではまだまだ夏は去らぬ、といったところか。

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2010年9月 7日 (火)

前鬼川 10年8月24日

 7月末に囲炉裏のオフで前鬼川に行ってからというもの、私はなんとかあの素晴らしい光景をフィルムカメラで撮影したいと考えていた。(いっそ独りで行ってしまおうか…)とも、実は考えていたのだが、沢が危ないのはバカな私でも分かる。その危険度、怪我をする確率は恐らく雪山や夏の岩稜以上だと思う。そうして悶々としている時にちょうど同じ囲炉裏仲間のじゅんさんが、お声を掛けて下さった。なんとラッキー!じゅんさんの気が変わらないうちに日程を決めてしまった。

 そうして8月23日、夜9時に天王寺で待ち合わせ、前鬼川の駐車場に0時頃到着した。少し話しをした後、私は車内、じゅんさんは私の抱きつき癖を見通したのか、外にマットを敷いて就寝。24日4時30分起床。まだ暗かったが、朝食・準備を済ませて5時40分、出発。この頃には十分、明るくなっていた。

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出発!

 前回は大人数だったが、今回は二人だけ、進むスピードも早い。出発して半時間後の6時15分には最初の二段10m滝に到着した。相変わらず、水の色が素晴らしい。今回は「じっくりと写真撮影しよう」と二人で言い合っていたおり、もちろん、ここで撮影開始。

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じゅんさん。

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私。すでに夢中。(じゅんさん写)

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二段10m滝。

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〈クリックすると拡大します。〉

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このコバルトブルーがたまらない。

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二段10m滝をバックに記念撮影。もちろん、いつものノーファインダー。相変わらず上手いなあ、オレ。

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水の景色もいいけど、森もいい。ちっとも前に進まない…〈クリックすると拡大します。〉

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 7時30分頃、早くも今回の目玉とも言える光景に出くわした。陽が昇って気温が上昇し、冷たい水との温度差で川霧が発生したのである。

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辺りをガスが取り巻き、幻想的な光景に…

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霧に陽が差す…

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なんとも神々しい光景。

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じゅんさんも実に神々しい。

 素晴らしい光景に出会え、私は一気に有頂天。さあ、じゅんさん、どんどん行きましょー!と遡行を始めるも、ものの5分もしないうちに箱状廊下に到着。じゅんさん、すいません…また撮影、ええっスか…?

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箱状廊下。

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 箱状廊下から湧き水帯を過ぎると、霧がなくなった。おそらく湧き水より上流は水温が高いからだろう。水に浸かっているとはっきりぬるくなるのが分かった。そして水の色も青から緑へ。前鬼川は一粒で二度おいしい。

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8時40分、垢離取場に到着。

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 8時55分、前回のオフで昼食を摂った場所に到着。この先は私は初めて。じゅんさんは以前行ったことがあるそうだ。

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まだまだ絶景が続く。(じゅんさん写)

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なにやらいかつい難所チックな場所に到着。

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ここでバンダナショット。

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もちろん、撮影休止。

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今回、ヒキガエルがすごく多かった。

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ルートを探るじゅんさん。

 10時55分、標高約800m地点に到着。ここまで数々の絶景を見せてくれていた沢も伏流になり、辺りは岩がゴツゴツの景観が広がっている。ここで行動食を摂りながら、二人でこれから先のことを話し合う。私はてっきり沢をそのまま戻るのかと思い、下りのことを考えてケルンをたてたり、木の枝を置いて目印にしたりしていた。これは帰りはロープ大活躍やなあ、と思っていたが、じゅんさんは南の支流から南西に延びる尾根に上がり、登山道に登り着くルートを提案。こちらの方が絶対安全なので、私ももちろん賛成。だが、私の持ってきた地形図にはそこまで載っていない。5万分の1の登山地図も持っていたが、これは大まか過ぎて使い物にならない。自分の浅はかさに反省である。

 支沢に沿ってトラバース気味に進む。かなりの急登。沢靴だし歩きにくい。先程までの涼しい沢とはうって変わって汗だくで高度を上げていく。標高1100mくらいから尾根になり、登りも緩やかになって歩きやすくなった。

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尾根を目指して急登を進む。

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途中にあった大きなブナ。

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 そういえば、沢の途中で私の愛用のデジカメが故障。動作に問題はないものの、液晶画面が割れて2/3程が真っ黒に。撮影しにくいことこの上なし。(特にマクロ)

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緩やかな尾根に出た。

 尾根は緩やかに西に向かいながら、標高1230m辺りで奥駆道と交わった。13時12分。やれやれ。ここからは整備された歩きやすい道だ。登山道をどんどん下り、14時15分、標高900mの小中坊の林道出合に到着。このまま林道を下れば駐車場に着くが、なんだかもう少し、この二人での冒険を続けたかった私は垢離取場へ向かう道を提案。じゅんさんも賛同してくれた。

 わりと歩きやすい道を登って下りて15時20分、垢離取場に戻ってきた。そして沢沿いに進んで三重滝へは15時45分到着。ん?これが三重滝?なんとなく違和感を感じたが、もう時間がない。つーかクタクタだ。それでもここからは1時間もかからないだろう。

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湧き水。

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ヘビの子どもゲット。(即リリース)

 1時間もかからんやろ、と考えたのは大甘で、巻き道を行くか、沢を行くかとルートファインディングしながらの下りは結構時間がかかる。前回下った時も一応、自分でルートを選択しながら下りたつもりだったが、実際は主催者のpiccoloさん随分頼ったものだったということが、今回よく分かった。2段10m滝上流の渡渉地点で初めてロープを使用。なくても渡れただろうが、この時私は、なんとなくいやな感じがした。じゅんさんも気持ち悪いなあとおっしゃるので、ためらわずロープを出した。沢に限らず、山ではこういう“感”は大事だと思う。

 ようやく17時20分、駐車場に到着。三重滝から結局1時間半かかってしまった。行動時間、実に11時間40分の大冒険でした。

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駐車場に到着〜

 帰りの運転で、今回は雨も降らず、さすがは晴れ男じゅんさんやなあ、とか言っていると帳尻を合わすかのようにドシャ降りの夕立が降ってきた。さすがに私は雨男。帰りに温泉、と考えていたが、あいにく上北山温泉は定休日。杉の井ホテルの日帰り温泉は昼過ぎまでで、結局風呂には浸からずに帰宅した。

 単独以外の山行で今回ほどじっくり撮影できたのは久しぶりである。わがままに付き合っていただいたじゅんさんには感謝感激雨あられである。すごく楽しかったです。本当にありがとうございました。

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そしてお疲れさまでした。

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2010年9月 1日 (水)

高ボッチ高原 10年8月21日

 嫁さんの田舎である伊那に滞在中、一人夜中に起き出して高ボッチ高原へ行ってきた。

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日の出前に到着。

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もうすぐ日の出。いい景色が見られそう。

と思っていたのだが、ガスが出て景色が見えなくなってしまった…
急遽、車を走らせ、お隣の鉢伏山へ。

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お目当ての槍穂が見えた。

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鉢伏山の林道にて。早朝の森にガスが立ちこめている。

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再び高ボッチ高原に戻って撮影。

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〈クリックすると拡大されます。〉

高ボッチ高原では花の撮影。朝早い時間で、花に水滴が残っている。いい感じだ。
今回はマクロレンズと三脚も用意してある。久しぶりに腰を据え、じっくりと撮影した。

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〈クリックすると拡大されます。〉

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高ボッチ高原からの展望が見られなかったのは残念だったけど、
きれいな花をいっぱい見られて満足。

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