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2010年7月の3件の記事

2010年7月26日 (月)

三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜水晶岳・単独(1)10年7月17日〜19日

 オレが帰ってきた。暫く低空飛行を続けていたが、ようやく戻ってきた。調子は昇り調子。さあ、行こうか!日本アルプスへ!

 17日の4時頃、新穂高の駐車場に到着。辺りは既に薄明るい。(よっしゃ!行くで!)また徹夜やんか…ま、毎度のこった。朝食を摂り、準備を済ませて出発!

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左俣林道にオオヤマレンゲが咲いていた。今年は見そびれていたので大喜び。少しじっくり撮ってみた。

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川の水量は多め。前日まで梅雨で、この日、ちょうど梅雨明けだった。

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わさび平小屋のそばにあった木。

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汗を吸いにズボンにとまったチョウ。

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秩父沢の雪渓はまだまだ溶けていなかった。今年は雪が多かったようだ。
ここから本格的な登山が始まる。そして花もいっぱい見かけ、写真もいっぱい撮った。
花の名前は分かるものだけ書いておく。間違えているかもしれない。あしからず。

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エンレイソウ。

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ミヤマキンポウゲ。

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キヌガサソウは好きな花。大きな花なので、接写のできない一眼レフでも、大きく写せる。

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マイズルソウ。

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ミネザクラ。

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ようやくシシウドヶ原に到着。標高2090m。

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ゴゼンタチバナ。

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イワカガミ。

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ミツバオウレン。

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サンカヨウ。

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10時半、ようやく鏡平に到着。
 徹夜、ということもある。気温が高い、ということもある。しかし何より最近山を歩いていなかったからであろう、体が重く、7kgという軽いはずのザックがやけに重く感じる。鏡平に着く頃にはかなりバテていた。しかし、周りの光景は美しく、辺りには花がたくさん咲いている。それらに励まされるように先に進んだ。

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ミヤマキンポウゲ。

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ハクサンイチゲ。

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ミヤマキンバイ。

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ハクサンチドリ。

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ダイモンジソウ。

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シナノキンバイ。

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弓折乗越から稜線を歩く。ガスが出始めた。

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ナナカマド。

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ミネザクラ。

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クロユリ。

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鷲羽岳と双六小屋が見えてきた。

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双六小屋到着14時22分。カレーを注文、遅い昼食を摂った。
もっと早くに着くはずだったのだが…まあ、花の撮影のせいにしとこうかな。

 メシを食ったら、疲れよりも眠気が襲ってきた。(今日は双六までにしておこうか…)
でも、今日は三俣蓮華まで行こう、と決めていた。実はその先は決めていない。とりあえず、三俣蓮華まで行ってから考えよう、と。そうそう。とりあえず、三俣蓮華まで。さあ、出発。

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小雨がパラッと降り、虹が出た。見えるかな?

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ハクサンイチゲ。

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雪渓にあった、変な模様。

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ヒメイチゲ。

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双六岳の巻道を通って三俣蓮華岳頂上へ。到着18時17分。双六小屋からなんと3時間以上もかかってしまった。花の撮影、のせいではない。花、あんまりなかったし…もうクタクタのフラフラだった。

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日没時間まで待ったが、ガスが晴れず、夕景は見られなかった。もう歩くのが面倒だったので、ココで寝ることにする。

〜つづく〜

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2010年7月23日 (金)

沢登りデビュー!〜鈴鹿・渋川 10年7月10日

 山登りの形態の一つに沢登り、というのがある。沢をザブザブと遡って行くのである。以前からかなり興味があったのだが、今回ようやく行くことができた。

 ずいぶん前から企画していたのだが、雨、雨。雨男の私のせいだ、と言われるが反論の余地はない。たぶんそうなんだろう。3度目の正直、ようやく晴れそうだったが、前日大雨が降り、今回もダメやな、と半ば投げやりな気分で仕事をしている時に、チョッパーさんより「決行」のメールが入った。かくして7月10日、私の沢デビューとなったのである。

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準備中。今回のメンバーは、チョッパーさん、一休さん、しほっちさん、私の4人。

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最初は流れの緩やかな浅瀬を歩く。

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カジカガエルをつかまえた。

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ん〜、いい感じ。期待が膨らむ。

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カメもつかまえた。

大きな堰を越えた辺りから水量が増し、デジカメを収納。これより先はケータイによる撮影。

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堰の巻き道。ロープを使い、懸垂下降で下りた。

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第一の難所。

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私はけっこうあっさり登れたので、上からの撮影。

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気持ちのいい滝壺です。

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ちょっと休憩。

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さらに進む。

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最大の難関を前に、また休憩。

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難所です。

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腹ごしらえの後、難所に挑む。まずは、掛けられているロープを使わずに登ってみる。

 結局は残置ロープを使用し、まず、チョッパーさんが登る。チョッパーさんが支点を作っている間に私が登る。これが結構難しい…

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よっこらせっ、と…ここまではよろしい。

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しかし、登ってしまって、この体勢から少しも動けない!前後から笑われるも、ほんとに動けず。しほっちさんが足場を教えてくれてようやく脱出できた。上二枚の写真は、しほっちさん提供。

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笑っていた一休さんも悪戦苦闘…

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チョッパーさんは未知のルートを開拓中。

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ここもちょっと難所。

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しかし全員クリアー。

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急流に逆らって進む。簡単そうにみえてなかなか大変。

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何度もチャレンジするが…流される一休さん。結局越えられたのはチョッパーさんのみ。私はこの頃、体が冷え、かなり寒かったので、早々に巻き道を使った。

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終了地点に無事到着。記念撮影。みなさん、おつかれ様でした!

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帰りに食べたジェラート。疲れた時は甘いモノに限る。

2010年7月 5日 (月)

保津峡〜大人のノジュカーズ 10年7月3日

 去年に続き、今年も保津峡に行ってきた。 【前回はコチラ】 第3回“大人のノジュカーズ”イベント、である。(ああ、もうすぐノジュカーズイベントやな)と気付いたのが6月末。(今回は何しようかな…)なんて考えていたのもつかの間、あっという間に3日前、といった具合。(めんどくせ、今回も保津で…)結局、この選択は正しかった。  迎えた7月3日、朝から我々ノジュカーズを祝福するかのような大雨だった。しかし、メンバーから(どうします?延期ですか?)といったような無粋な連絡も来ず、普通に集合し、11時、普通に保津峡駅に降り立った。しかし、私の中で、心配事がただ一つ… R1019348100703  目的地の橋の下へ行くには小川を渡らないといけない。大雨のために増水し(果たして渡れるだろうか?)というのが私の懸念であった。 R1019345100703  しかしまあ、きゃあきゃあ言いながらも無事に渡れた。今回のメインイベントはコレだったような気がする。 R1019354100703  そうそう、今回の参加者は、軍師たけちゃん、まきねえ親娘、なかさん、たかちゃん、チョリオの6人。橋の下に着いて、早速火を起こす。やれやれ、これで一段落。たけちゃんがガスコンロを持ってきていたので、肉はそれで焼き、焚き火では野菜を焼くことにした。 R1019358100703 R1019362100703  バーベキューの始めは大抵静かだ。みんな腹が減っているからである。腹が満たされてくると次第に賑やかになり、「先輩、肉焼けてますよ」と譲り合いが始まる。うう…もう苦しい… R1019367100703  動けないくらい腹一杯だが、なぜか甘いモノは入る。たかちゃんが今回もデザートを作ってきてくれた。さっぱりしたフルーツとケーキ。甘いもの好きの私には非常にありがたい。  まきねえ親娘は用事で先に帰らなければならない。渡渉があるため、私とたけちゃんが駅まで送ることにした。 R1019369100703 R1019372100703 まきねえ親娘。娘は私が負ぶって渡渉したが、きっと怖かったに違いない。次回も来てくれるだろうか… R1019374100703 たけちゃん。だいぶ慣れてきた様子。  私とたけちゃんはまた橋の下に戻り、火にあたる。前回はハイキングとかしたけど、今回は何もない。雨がずっと降り続いていた。しかし、焚き火さえあれば、それだけで愉しめるメンバーである。私は雨で冷え切った腰を焚き火で温めながら霧に煙る山を眺めた。(山、行きたいなあ…)と想いつつ、痛い腰をさすった。 R1019375100703  夕方になり、そろそろ出発。念入りに焚き火を消し、(また渡渉か…)となるところだが、たけちゃんが秘密の抜け道を見つけてくれたため、なんなく駅に着くことができた。  京都に戻ってしばらく歩き、レトロな銭湯へ。体に染みこんだ焚き火の匂いを洗い流す。さっぱりした後は居酒屋で打ち上げ、もとい、反省会。 R1019384100703  楽しい時間が過ぎるのは早い。なかさんと別れた後、京都駅で電車の時刻を見ると23時50分。(コレ、帰れるんかいな…)帰れるわけがなかった。高槻でたかちゃんと別れる。なんとか京橋までは行けた。たけちゃんと別れ、一人になった。  さて、と。1時30分、私にタクシーという選択肢はない。ここで仮眠して始発を待つ、という手もあるけど、雨は上がっている。歩くか。大通りを歩いていたが、ふと思い直して大阪城公園に入った。夜中でひと気はなく、雨上がりの森が気持ちいい。公園を出て森ノ宮駅で靴に履き替え、ザックをきちんとパッキングする。さて、ここからが本番。歩く。都会の真ん中であるが、雨で汚れが落とされたのか、ずいぶん爽やかである。時折吹く風がまた涼しい。私はなんだか嬉しくなり、(ひょっとしたら、コレをしたかったから、無意識のうちに終電に乗り損ねたのかもしれんな)と考え、(いくらなんでもそれはない)と思い直し、自分の楽天な頭に少々呆れながら、どんどん南へ進んでいった。

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