« 涸沢岳〜北穂高岳縦走(5) 10年5月21日〜23日 | トップページ | 沢登りデビュー!〜鈴鹿・渋川 10年7月10日 »

2010年7月 5日 (月)

保津峡〜大人のノジュカーズ 10年7月3日

 去年に続き、今年も保津峡に行ってきた。 【前回はコチラ】 第3回“大人のノジュカーズ”イベント、である。(ああ、もうすぐノジュカーズイベントやな)と気付いたのが6月末。(今回は何しようかな…)なんて考えていたのもつかの間、あっという間に3日前、といった具合。(めんどくせ、今回も保津で…)結局、この選択は正しかった。  迎えた7月3日、朝から我々ノジュカーズを祝福するかのような大雨だった。しかし、メンバーから(どうします?延期ですか?)といったような無粋な連絡も来ず、普通に集合し、11時、普通に保津峡駅に降り立った。しかし、私の中で、心配事がただ一つ… R1019348100703  目的地の橋の下へ行くには小川を渡らないといけない。大雨のために増水し(果たして渡れるだろうか?)というのが私の懸念であった。 R1019345100703  しかしまあ、きゃあきゃあ言いながらも無事に渡れた。今回のメインイベントはコレだったような気がする。 R1019354100703  そうそう、今回の参加者は、軍師たけちゃん、まきねえ親娘、なかさん、たかちゃん、チョリオの6人。橋の下に着いて、早速火を起こす。やれやれ、これで一段落。たけちゃんがガスコンロを持ってきていたので、肉はそれで焼き、焚き火では野菜を焼くことにした。 R1019358100703 R1019362100703  バーベキューの始めは大抵静かだ。みんな腹が減っているからである。腹が満たされてくると次第に賑やかになり、「先輩、肉焼けてますよ」と譲り合いが始まる。うう…もう苦しい… R1019367100703  動けないくらい腹一杯だが、なぜか甘いモノは入る。たかちゃんが今回もデザートを作ってきてくれた。さっぱりしたフルーツとケーキ。甘いもの好きの私には非常にありがたい。  まきねえ親娘は用事で先に帰らなければならない。渡渉があるため、私とたけちゃんが駅まで送ることにした。 R1019369100703 R1019372100703 まきねえ親娘。娘は私が負ぶって渡渉したが、きっと怖かったに違いない。次回も来てくれるだろうか… R1019374100703 たけちゃん。だいぶ慣れてきた様子。  私とたけちゃんはまた橋の下に戻り、火にあたる。前回はハイキングとかしたけど、今回は何もない。雨がずっと降り続いていた。しかし、焚き火さえあれば、それだけで愉しめるメンバーである。私は雨で冷え切った腰を焚き火で温めながら霧に煙る山を眺めた。(山、行きたいなあ…)と想いつつ、痛い腰をさすった。 R1019375100703  夕方になり、そろそろ出発。念入りに焚き火を消し、(また渡渉か…)となるところだが、たけちゃんが秘密の抜け道を見つけてくれたため、なんなく駅に着くことができた。  京都に戻ってしばらく歩き、レトロな銭湯へ。体に染みこんだ焚き火の匂いを洗い流す。さっぱりした後は居酒屋で打ち上げ、もとい、反省会。 R1019384100703  楽しい時間が過ぎるのは早い。なかさんと別れた後、京都駅で電車の時刻を見ると23時50分。(コレ、帰れるんかいな…)帰れるわけがなかった。高槻でたかちゃんと別れる。なんとか京橋までは行けた。たけちゃんと別れ、一人になった。  さて、と。1時30分、私にタクシーという選択肢はない。ここで仮眠して始発を待つ、という手もあるけど、雨は上がっている。歩くか。大通りを歩いていたが、ふと思い直して大阪城公園に入った。夜中でひと気はなく、雨上がりの森が気持ちいい。公園を出て森ノ宮駅で靴に履き替え、ザックをきちんとパッキングする。さて、ここからが本番。歩く。都会の真ん中であるが、雨で汚れが落とされたのか、ずいぶん爽やかである。時折吹く風がまた涼しい。私はなんだか嬉しくなり、(ひょっとしたら、コレをしたかったから、無意識のうちに終電に乗り損ねたのかもしれんな)と考え、(いくらなんでもそれはない)と思い直し、自分の楽天な頭に少々呆れながら、どんどん南へ進んでいった。

« 涸沢岳〜北穂高岳縦走(5) 10年5月21日〜23日 | トップページ | 沢登りデビュー!〜鈴鹿・渋川 10年7月10日 »

ノジュカーズ」カテゴリの記事

コメント

わー!早い
お世話になりました~。
色々と楽しかったですねっ。(今だから言えることも…)

しかし、別れてからまだ大冒険だったですね…。
無事帰れてよかった!

また行きましょう。
焚き火万歳!

川を歩くときは足を上げて足ふみをするように歩いては危ないですよ
昔1人野宿してるときに足を滑らせてリュックごと濁流ターボに乗ったことがあります
川底を足の裏でなめるように歩くのが一番安全です
ちなみにひざより上の急流では人間は歩行不可能となりますので気を付けてください

プロなら大阪城公園でお泊まりですね、あそこはタウンサイトでもA級の野宿どころです

なかさん、いらっしゃい!
おフロと居酒屋の手配、ごくろうさんでした。

まったく、保津さまさまやったね。
また焚き火、やりましょう。

みけねこさん、こんばんは。
>足を滑らせてリュックごと濁流ターボに乗ったことがあります
キミのレベルなら、普通のイベントやね。
つーか、一人で行って誰に見せるでもなく、そういうことをするのはさすがやな。
>プロなら大阪城公園でお泊まりですね、あそこはタウンサイトでもA級の野宿どころです
あそこの職業野宿人も減ったねえ。ほんま静かやったわ。

楽しそうな焚き火ですね( ^ω^)おっおっおっ
北ノ俣避難小屋の前で焚き火をしてきましたょ

こんばんは。
先日はお疲れ様でした!
ひどい腰痛なのに子どもおぶってくださってありがとうございました。
あれで結構楽しんでましたよ♪
銭湯ののれん、「ゆ」は「ゆーふぉーの“ゆ”」なんかな?
打ち上げ、もとい反省会参加したかったです…次回は是非v

越路さん、コメントありがとうございます。

>北ノ俣避難小屋の前で焚き火をしてきましたょ
やっぱ焚き火、ええですよね。

たまきさん、こんばんは!お疲れさんでした。

>あれで結構楽しんでましたよ♪
そうか、よかった。ちょっとした恐怖体験やったと思う。

>打ち上げ、もとい反省会参加したかったです…次回は是非v
是非!やっぱ反省は大切ですよ。

毎日暑いな・・
ぐうたら道の王道真理をつらぬいてまたーり3年寝太郎という話があったが本当にそのような生活を送っています
最近はキャンピングカー(乞食カー?)の製作がほぼ完了です

追伸
こちらのメルアドは変わっていませんよ

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 涸沢岳〜北穂高岳縦走(5) 10年5月21日〜23日 | トップページ | 沢登りデビュー!〜鈴鹿・渋川 10年7月10日 »