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2009年12月 8日 (火)

金毘羅山〜翠黛山〜焼杉山 大原の3座を縦走 09年12月6日

 いかん!寝坊した!私は慌てて飛び起きた。着替えて顔洗って…あ、そや、弁当!もはや作っているヒマなどない。アルミホイルにご飯と塩昆布を乗っけて丸めた。でもまあ、おかげでなんとか余裕を持って集合場所の出町柳に到着。今日は囲炉裏のはんなりオフ。蓮さんとmayumiさんの主催する人気のオフである。いつも人数が多いが、今回は今年最後とあってか38人の大所帯である。

メンバー:mayumiさん、蓮さん、りょうさん、ぐーさん、山雀さん、みのさん、エトさん、寅さん、どんかっちょ!さん、空っ風さん、白髭さん、わ−ちゃん、ぜんきょうさん、じゅんさん、高やんさん、磯やんさん、おむすびコロリンさん、モリボウさん、O型さん、ハリさん、DKさん、しろさん、ようこちゃん、たろうさん、ウネさん、はちどりさん、smochさん、jennyさん、Keyさん、yosipiさん、越路さん、ようちゃん、yukisan、pikkuさん、つばめさん、船橋太郎さん、マスタ−さん、チョリオ。ああしんど…

 本来ならこの日、別の山行に参加する予定だったが、悪天予報のため中止、急遽こちらに参加させていただいた。前日はオーケストラの合宿で、よせばいいのに宴会にも出席し、帰宅したのは2時だった。準備もそこそこ、眠りに就いた。

 今日の山行は京都大原の三座、金毘羅山、翠黛山、焼杉山を縦走するコースである。出町柳からバスに乗り、戸寺で下車。そこから長閑な大原の里を江文神社まで歩く。そこで自己紹介、グループ分けが行われ、いざ、出発!

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江文神社。

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登山口。

 登山道はのっけからの急登、周りは植林、ちっとも面白くないが、まあ最初はだいたいどこもこんなものだ。しばらく辛抱して登ると尾根道に出、道が緩やかになった。少し進むとロッククライミングのゲレンデ、各グループごとに見に行く。一番最後のグループだった私は、ハリさんとのお喋りで気が付いた時には、皆さん帰ってくるところだった。「すぐやから見に行ったら?」のお言葉に甘え、行ってみると、先日知り合いになった女性がクライミングをしていた。偶然の出合にビックリ。危うく長話になりそうだったが、そこは堪えてダッシュで戻った。

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初冬の山道。落ち葉を踏みしめて歩いていく。

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ロッククライミングのゲレンデ。見晴らしが良い。

 待ってて下さったグループの仲間に礼を言い、息も絶え絶えにスタート。囲炉裏では貴重な同じ年のたろうさんと話ながら歩いた。たろうさんは走ることが好きで、前日18km走ったとのこと。本当は30km走りたかったんですけどねぇ、疲れちゃって、とか言ってる。たまに駅から踏切まで走る程度の私にとっては驚嘆に値する。いくら好きなこととはいえ、ほとんど毎日長距離を走っているとのことで、本当に尊敬してしまう。(あんさん、ほんまに同じ年?実は10歳くらいゴマかしてるんちゃう?)まあ、仮に私が30歳でも、そんなに走れないと思うが…

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 私が囲炉裏に仲間入りさせてもらってちょうど1年。「チョリオさん、すごいねぇ」というような声をよくかけていただく。9割がたお世辞とはいえ、それまで独りだったので別に意識もしていなかった。しかし、本当にすごいのは、こうして地道にトレーニングを積み重ねている人や、毎日のように山に登っている人だと思う。私は、その山に登ってみたい、という気持ちや、1〜2ヶ月といった短期間の集中力、瞬発力、といったものは他人よりも強いと思う。しかし、持続力、意志などは滅法弱い。筋トレとかのトレーニングも目的の山が終わると止めてしまうのである。体力がないくせに登りたい、見てみたい気持ちは人一倍。だから荷物を軽くしたり、体重を落としたりするのである。ちっともすごくなんかない。

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ハングルで書かれた石碑。mayumiさんになんて書いてあるか教わったが、忘れた。

 そうこうしているうちに金比羅山に到着。ここで昼食である。今朝作ったおむすびもどきを食べた。ちなみに今回、適当に準備をしてきたので忘れ物が多かった。コンロも忘れたし、カップも忘れた。越路さんが親切にもカップを貸してくれ、じゅんさんのおいしい善哉にありつくことができた。他にもみかんやチョコレート、レバー炒め、ケーキ、コーヒーなどなど、多くの差し入れがあり、ひもじい思いをせずに済んだ。しかしいっつももらってばっかりやなあ…

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金比羅山にて。

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今日の昼飯。

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バンダナショット。

 大休止の後は、いきなり激下り。この後、先頭のmayumiさん、珍しく寄り道なさったけれども、登り返して2座目の翠黛山に到着。さらに1時間少々歩くと木々の合間から比良の山々が見えた。奥の方には霞んで琵琶湖も見える。そこからわずかで本日の最高峰、3座目の焼杉山に到着。

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激下り。

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ちょっと寄り道、みんな一斉に地図で確認。

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焼杉山到着。

 ここからはほとんど下る一方。同じグループの、これまた貴重な同じ年くらいのDKさんと話をしながら歩いた。DKさんは大峰の山をよく歩いていたとのこと。また、装備面ではよく安物買いの銭失いを経験されたとのことで、どうも私と同じようなことをされていたようだ。しかし後で分かったことだが、DKさん、ひょっとして年下かもと思っていたが実は…いや、もうやめとこ。女性の年齢では何度も地雷を踏んでいる。

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落ち葉の山旅も、もうすぐおしまい。

 お昼を過ぎて、いつしか西日になり、ふかふかの落ち葉を踏んで行く山歩きも、そろそろ終わりである。静かな、地味な山旅だった。しかし、こうしたなんでもない山歩きこそが、山の愉しみの真髄ではないだろうか、としみじみ思った。

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穏やかな西日の中を行く。

 下山後は恒例の宴会、もとい、反省会。皆がお酒を飲んでいる中で一人トンカツ定食をいただきました。やっぱり腹減ってたんやな、オレ。

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コメント

上手く纏めてるなぁ

でも食べ物の話しが多いなぁ
余程お腹空いてたんやろか

じゅんさん、コメントありがとうございます!
>でも食べ物の話しが多いなぁ
>余程お腹空いてたんやろか
ありゃ、見抜かれてますね…
実は燕の後、ちょっと体調不良で、ずっとキチンと食事してたんですよ。
そうすると、やはりお昼にはお腹が減るんですよねぇ〜

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